絶対値組込み関数

インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (インテル® SSSE3) 組込み関数は、絶対値を計算するのに使用されます。これらの組込み関数のプロトタイプは、tmmintrin.h 内にあります。これらの組込み関数に対して ia32intrin.h ヘッダーファイルを使用することもできます。

_mm_abs_epi8

符号付きバイトの絶対値を計算します。符号付き 8 ビット整数の配列として a と r を解釈します。

for (i = 0; i < 16; i++) {
r[i] = abs(a[i]);
}

_mm_abs_epi16

符号付きワードの絶対値を計算します。符号付き 16 ビット整数の配列として a と r を解釈します。

for (i = 0; i < 8; i++) {
r[i] = abs(a[i]);
}

_mm_abs_epi32

符号付きダブルワードの絶対値を計算します。符号付き 32 ビット整数の配列として a と r を解釈します。

for (i = 0; i < 4; i++) {
r[i] = abs(a[i]);
}

_mm_abs_pi8

符号付きバイトの絶対値を計算します。符号付き 8 ビット整数の配列として a と r を解釈します。

for (i = 0; i < 8; i++) {
r[i] = abs(a[i]);
}

_mm_abs_pi16

符号付きワードの絶対値を計算します。符号付き 16 ビット整数の配列として a と r を解釈します。

for (i = 0; i < 4; i++) {
r[i] = abs(a[i]);
}

_mm_abs_pi32

符号付きダブルワードの絶対値を計算します。符号付き 32 ビット整数の配列として a と r を解釈します。

for (i = 0; i < 2; i++) {
r[i] = abs(a[i]);
}