インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

w、W

コンパイラーによって出力される診断メッセージのレベルを指定します。

構文

Linux* および macOS*:

-wn

Windows*:

/Wn

引数

n

出力する診断メッセージのレベル。設定可能な値は以下のとおりです。

0

エラー診断を有効にします。警告診断を無効にします。

1

警告およびエラー診断を有効にします。

2

警告およびエラー診断を有効にします。Linux* および macOS* システムでは、追加の警告が有効になります。Windows* システムでは、この設定はレベル 1 (n = 1) と同じです。

3

リマーク、警告、およびエラー診断を有効にします。追加の警告は、レベル 2 (n = 2) 以上でも有効になります。生産目的で推奨されるレベルです。

4

レベル 3 (n = 3) のすべての警告に加えて、ほとんどの場合に無視できる警告とリマークを有効にします。この値は、Windows* システムでのみ利用できます。

5

すべてのリマーク、警告、およびエラー診断を有効にします。この設定は、最も多くの診断メッセージを出力します。この値は、Windows* システムでのみ利用できます。

デフォルト

n=1

コンパイラーは、警告およびエラー診断を表示します。

説明

コンパイラーによって出力される診断メッセージのレベルを指定します。

Windows* システムでは、オプション /W4 はオプション /Wall と同等です。

-wn/Wn、および Wall オプションは、互いを無効にすることができます。コマンドラインで最後に指定されたオプションが優先されます。

IDE オプション

Visual Studio*: [General (全般)] > [Warning Level (警告レベル)]

Eclipse*: [General (全般)] > [Warning Level (警告レベル)]

Xcode*: [General (全般)] > [Warning Level (警告レベル)]

代替オプション

なし

関連情報