インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

diag-enable=power、Qdiag-enable:power

IA-32 およびインテル® 64 アーキテクチャーで消費電力に影響する可能性がある、非効率的なコードの診断を有効にするかどうかを指定します。

構文

Linux* および macOS*:

-diag-enable=power

-diag-disable=power

Windows*:

/Qdiag-enable:power

/Qdiag-disable:power

引数

なし

デフォルト

-diag-disable=power または /Qdiag-disable:power

消費電力診断は無効です。

説明

このオプションは、IA-32 およびインテル® 64 アーキテクチャーで消費電力に影響する可能性がある、非効率的なコードの診断を有効にするかどうかを指定します。

-diag-enable=power (Linux* および macOS*) または /Qdiag-enable:power (Windows*) オプションを指定すると、消費電力にとって非効率であることが分かっている範囲の引数値を持つ、さまざまな API 呼び出しが検出されます。診断メッセージには、例えば、"power inefficient use of 'Sleep' with argument in range [0;10] ('Sleep' の非効率な電力使用、引数の範囲 [0;10])" のように、問題の引数が出力されます。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし