インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

cxxlib

gcc によって提供された C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用してリンクするかどうかをコンパイラーに指定します。

構文

Linux*:

-cxxlib[=dir]

-cxxlib-nostd

-no-cxxlib

macOS*:

なし

Windows*:

なし

引数

dir

gcc バイナリーとライブラリー・オプションのトップレベルの場所です。

デフォルト

C++: -cxxlib
C: -no-cxxlib

C++ では、コンパイラーは、インテルのランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用します。C では、コンパイラーは、デフォルトのランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用し、追加の C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルにはリンクしません。ただし、-std=gnu++98 コンパイラー・オプションを指定する場合、デフォルトは -cxxlib となります。

説明

このオプションは、gcc によって提供された C++ ランタイム・ライブラリーとヘッダーファイルを使用してリンクするかどうかをコンパイラーに指定します。

cxxlibdir を指定すると、コンパイラーは dir/bin/gcc を使用して環境を設定します。

-cxxlib=dir オプションを -gcc-name=name とともに使用することで、場所 dir/bin/name を指定できます。

-cxxlib-nostd オプションは、コンパイラーが標準 C++ ライブラリーにリンクしないようにします。

IDE オプション

Visual Studio*: なし

Eclipse*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [gcc Compatibility Options (gcc 互換オプション)]

Xcode*: なし

代替オプション

なし

関連情報