インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

用語、規則、および構文

本章では、各クラスとそれに関連した処理について説明するときに特殊な用語と構文を用いています。以下で、その説明をします。

Ivec クラスの構文規則

クラス名は、データ型、符号の有無、ビット・サイズ、要素数を表現したものです。一般的な形式で表すと次のようになります。

<type><signedness><bits>vec<elements>

{ F | I } { s | u } { 128 | 64 | 32 | 16 | 8 } vec { 16 | 8 | 4 | 2 | 1 }

説明:

type

浮動小数点 ( F ) または整数 ( I ) を示します。

signedness

符号付き ( s ) または符号なし ( u ) を示します。Ivec クラスの場合は、このフィールドが空のままだと中間クラスを表します。Fvec クラスの場合は、符号なし Fvec クラスは存在しないため、このフィールドは空になります。

bits

要素あたりのビット数です。

elements

要素の個数です。

特殊な用語と規則

本書では、各クラスと演算についてその機能と特性を定義するときに次の用語を用いています。