インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
大規模で複雑なコンパイル単位の過度のメモリー使用やコンパイル時間を防ぐため、特定の内部コンパイラー制限をオーバーライドします。
Linux* および macOS*: | -qoverride-limits |
Windows*: | /Qoverride-limits |
なし
オフ |
特定の内部コンパイラー制限はオーバーライドされません。これらの制限は、デフォルトのヒューリスティックによって決定されます。 |
このオプションは、大規模で複雑なコンパイル単位の過度のメモリー使用やコンパイル時間を防ぐため、特定の内部コンパイラー制限をオーバーライドする手段を提供します。
このオプションを使用しないでプログラムが内部コンパイラー制限を超えた場合、メモリー・フットプリントとコンパイル時間を減らすため、一部の最適化がスキップされます。[q または Q]opt-report を指定して最適化レポートを生成すると、関連する診断メッセージが表示される可能性があります。
このオプションを指定すると、コンパイル時間やメモリー使用が大幅に増えることがあります。
このオプションを使用する場合、十分なメモリー容量があることをユーザーの責任において確認してください。十分なメモリー容量がない場合、コンパイルは失敗します。
このオプションは、特定のニーズがある場合のみ使用すべきです。経験の浅いユーザーには推奨しません。
なし