インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

ipo-jobs、Qipo-jobs

プロシージャー間の最適化 (IPO) のリンクフェーズで、同時に実行するコマンド (ジョブ) の数を指定します。

構文

Linux* および macOS*:

-ipo-jobsn

Windows*:

/Qipo-jobs:n

引数

n

同時に実行するコマンド (ジョブ) の数です。1 以上でなければなりません。

デフォルト

-ipo-jobs1
または /Qipo-jobs:1

プロシージャー間の最適化の並列ビルドで 1 つのコマンド (ジョブ) が実行されます。

説明

このオプションは、プロシージャー間の最適化 (IPO) のリンクフェーズで、同時に実行するコマンド (ジョブ) の数を指定します。リンク時のコンパイルで 2 つ以上のオブジェクトが生成される場合のみ使用します。この場合、各オブジェクトは、並列で実行可能な個別のコンパイルによって生成されます。

このオプションは、次のコンパイラー・オプションによる影響を受けます。

注意

このオプションは注意して使用してください。メモリー容量の大きなマルチプロセッサー・システムでは、アプリケーションのビルド時間を短縮できます。ただし、n がプロセッサー数よりも大きな場合やスラッシングを回避するのに十分なメモリー容量がない場合は、アプリケーションのビルド時間が長くなります。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

関連情報