インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

diag-file、Qdiag-file

診断結果をファイルに出力します。

構文

Linux*:

-diag-file[=filename]

macOS*:

なし

Windows*:

/Qdiag-file[:filename]

引数

filename

出力ファイルの名前。

デフォルト

オフ

診断メッセージは stderr に出力されます。

説明

このオプションは、診断結果をファイルに出力します。ファイルは現在のディレクトリーに生成されます。

filename にファイル拡張子を含めることができます。例えば、file.txt を指定した場合、出力ファイルの名前は file.txt となります。ファイルの拡張子を指定しない場合、ファイル名は filename.diag となります。

filename を指定しない場合、ファイル名は name-of-the-first-source-file.diag となります。指定された名前がコマンドラインで指定されたソースファイルの名前と同じ場合、ファイル名は name-of-the-first-source-file.diag に変更されます。

[Q]diag-file オプションと [Q]diag-file-append オプションを指定した場合、コマンドラインで最後に指定されたオプションが優先されます。

IDE オプション

Visual Studio*: [Diagnostics (診断)] > [Diagnostics File (診断ファイル)]

[Diagnostics (診断)] > [Emit Diagnostics to File (診断をファイルに出力する)]

Eclipse*: [Compilation Diagnostics (コンパイル診断)] > [Diagnostics File (診断ファイル)]

Xcode*: [Diagnostics (診断)] > [Diagnostics File (診断ファイル)]、[Diagnostics (診断)] > [Emit Diagnostics to File (診断をファイルに出力する)]

代替オプション

なし

次の例は、診断結果を my_diagnostics.diag という名前のファイルに出力します。

-diag-file=my_diagnostics       ! Linux*
/Qdiag-file:my_diagnostics      ! Windows*

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