インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

MPI サポートの指定

デフォルトでは、プロジェクトでインテル® C++ コンパイラーを使用する場合、プラットフォーム・ツールセット・プロパティーは、インテル® コンパイラーと使用する Visual Studio* バージョン固有のツールセットのビルド環境 (パス、ライブラリー、インクルード・ファイルなど) に設定されています。

インストールされていない MPI バージョンを選択すると、ビルドエラーになります。

MPI サポートの種類を指定するには、次の操作を行います。

  1. プロジェクトのプロパティー・ページを開き、[構成プロパティ] > [Intel Performance Libraries (インテル® パフォーマンス・ライブラリー)] を選択します。
  2. [Use Intel MKL (MKL を使用する)] プロパティーを Cluster に設定します。
  3. [Use MPI Library (MPI ライブラリーを使用する)] を次のいずれかの値に設定します。
    • Intel® MPI (インテル® MPI)
    • MPICH2
    • MS MPI
  4. プロジェクトをビルドします。

オプションの選択後、インテル® C++ コンパイラーでプロジェクトをビルドすると、選択した MPI バージョンがサポートされます。