インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
動的にデータをアライメントする最適化を有効/無効にします。
Linux* および macOS*: | -qopt-dynamic-align -qno-opt-dynamic-align |
Windows*: | /Qopt-dynamic-align /Qopt-dynamic-align- |
なし
-qopt-dynamic-align |
アライメントに応じて動的にコードが生成される可能性があります。最良のパフォーマンスが得られるように、データ位置に基づく最適化が行われます。一部のアルゴリズムの実行結果はデータレイアウトに依存します。 |
このオプションは、動的にデータをアライメントする最適化を有効/無効にします。
-qno-opt-dynamic-align または /Qopt-dynamic-align- を指定すると、アライメントに応じた動的コードは生成されません。データ位置に基づく最適化も行われません。結果はデータ値に依存します。
[q または Q]qopt-dynamic-align を指定すると、入力データの動的なアライメントに基づく条件付きの最適化が実装される可能性があります。この最適化は、同じ値のアライメントされたデータとアライメントされていないデータで、ビット単位の結果が異なることがあります。
動的なアライメントによる最適化は、ベクトル化されたコード、特に反復回数の多いループのパフォーマンスを向上します。この最適化を無効にすると、パフォーマンスは低下しますが、データ位置が常に同じになるため、結果のビット単位の再現性が向上する可能性があります。
なし