インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

clangxx-name

C++ コンパイル用の環境設定に使用する Clang++ コンパイラーを指定します。

アーキテクチャーの制限

インテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとするインテル® 64 アーキテクチャー、または IA-32 アーキテクチャーで実行するインテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとする場合は利用できません。

構文

Linux* および macOS*:

-clangxx-name=name

Windows*:

なし

引数

name

使用する Clang++ コンパイラーの名前です。Clang++ コンパイラーがある場所へのパスを含めることもできます。

デフォルト

オフ

コンパイラーは、Clang++ コンパイラーを検索して環境設定を解決する PATH 設定を使用します。

説明

このオプションは、C++ コンパイル用の環境設定に使用する Clang++ コンパイラーを指定します。パスを指定しない場合、コンパイラーは PATH 設定で指定されたコンパイラー名を検索します。

-clangxx-name オプションに相当する C オプションは -clang-name です。

このオプションは、CLANG 環境で実行するインテル® コンパイラーに適用されます。インテルの CLANG ベースのコンパイラーには適用されません。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし

次のオプションを指定すると、コンパイラーは PATH 設定で foobar という名前の Clang++ コンパイラーを検索します。

-clangxx-name=foobar

次のオプションを指定すると、コンパイラーは指定されたパスにある foobar という名前の Clang++ コンパイラーを検索します。

-clangxx-name=/a/b/foobar

関連情報