インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
プログラムが標準数学ライブラリー関数の呼び出しの後に errno をテストしていると仮定するようにコンパイラーに指示します。
Linux* および macOS*: | -fmath-errno -fno-math-errno |
Windows*: | なし |
なし
-fno-math-errno |
コンパイラーは、プログラムが標準数学ライブラリー関数の呼び出しの後に errno をテストしていないことを仮定します。 |
このオプションは、プログラムが標準数学ライブラリー関数の呼び出しの後に errno をテストしていることを仮定するようにコンパイラーに指示します。コンパイラーは、大部分の数学関数を副作用があるものとして処理するため、最適化は制限されます。
オプション -fno-math-errno は、プログラムが標準数学ライブラリー関数の呼び出しの後に errno をテストしていないことを仮定するようにコンパイラーに指示します。この結果、コンパイラーはより高速なコードを頻繁に生成できるようになります。エラーを検出するために errno の代わりに IEEE 例外に依存する浮動小数点コードは、このオプションを使用してパフォーマンスを安全に向上できます。
なし