インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

qopt-prefetch、Qopt-prefetch

プリフェッチ挿入による最適化を有効/無効にします。

構文

Linux* および macOS*:

-qopt-prefetch[=n]

-qno-opt-prefetch

Windows*:

/Qopt-prefetch[:n]

/Qopt-prefetch-

引数

n

ソフトウェア・プリフェッチの最適化レベルを指定します。設定可能な値は以下のとおりです。

0

ソフトウェア・プリフェッチを無効にします。これは、-qno-opt-prefetch (Linux* および macOS*) または /Qopt-prefetch- (Windows*) と同じです。

15

さまざまなレベルのソフトウェア・プリフェッチを有効にします。n に値を指定しない場合、デフォルトは 2 です。プリフェッチの量を減らすには、低いレベル値を指定してください。

デフォルト

-qno-opt-prefetch
または /Qopt-prefetch-

プリフェッチ挿入による最適化を無効にします。

説明

このオプションは、プリフェッチ挿入による最適化を有効/無効にします。プリフェッチを挿入する目的は、データをキャッシュにロードするタイミングのヒントをプロセッサーに知らせてキャッシュミスを減らすことです。

高度な最適化レベルが指定されると、このオプションはプリフェッチを有効にします。

IDE オプション

Visual Studio*: なし

Eclipse*: [Optimization (最適化)] > [Enable Prefetch Insertion (プリフェッチ挿入を有効にする)]

Xcode*: [Optimization (最適化)] > [Enable Prefetch Insertion (プリフェッチ挿入を有効にする)]

代替オプション

なし

関連情報