インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

svrng_new_normal_distribution_[float|double]、svrng_update_normal_distribution_[float|double]

指定された引数で正規分布の定数の割り当てと初期化を行います。

構文

svrng_distribution_t svrng_new_normal_distribution_float( float mean, float stddev )

svrng_distribution_t svrng_new_normal_distribution_double( double mean, double stddev )

svrng_distribution_t svrng_update_normal_distribution_float( svrng_distribution_t distr, float mean, float stddev )

svrng_distribution_t svrng_update_normal_distribution_double( svrng_distribution_t distr, double mean, double stddev )

引数

mean

正規分布の平均値

stddev

正規分布の標準偏差

distr

更新する分布へのポインター

説明

svrng_new_normal_distribution_[float|double] 関数は、ICDF を使用して、指定された mean と正の実数 stddev で、32 ビット/64 ビット浮動小数点値の正規分布のメモリーを割り当てます。関数は、ベクトル生成に必要なループ不変定数を事前計算し、ブロードキャストします。svrng_update_normal_distribution_[float|double] 関数は同じ結果を生成しますが、新しい分布のメモリーを割り当てる代わりに、既存の分布を変更します。

ステータスフラグ

名前

説明

SVRNG_STATUS_ERROR_MEMORY_ALLOC

メモリー割り当てに失敗

SVRNG_STATUS_ERROR_BAD_PARAM2

不正な引数: stddev

SVRNG_STATUS_ERROR_BAD_DISTR

不正な分布 (NULL ポインター)

戻り値

関数により作成/更新された分布へのポインターまたは NULL (エラーの場合)。