インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

乱数生成

適切な初期化ルーチンによりエンジンと分布が生成されたら、SVRNG 生成関数を呼び出します。関数には、スカラー実装とベクトル実装があります。スカラー関数は、int32_tuint32_tuint64_tfloatdouble のようなネイティブ C 型の乱数を返し、ベクトル関数は、CPU 固有の型のパックド値を SIMD レジスターに格納します。ループ内のスカラーバージョンの SVRNG 組込み関数呼び出しは、svrng.h ヘッダーファイルが使用されている場合、"vector_variant" 機能を利用してコンパイルすることでベクトル化できます。コンパイラーのベクトル化機能は、スカラー呼び出しを対応する SIMD バージョンに置換します。

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