インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
プラグマは、特定のケースにコンパイラーへ指示を与えるディレクティブです。例えば、novector プラグマを使用して、ループをベクトル化しないように指示できます。C++ 言語では #pragma が標準ですが、各プラグマはマシンに依存したり、オペレーティング・システムに依存し、コンパイラーによっても異なります。
いくつかのプラグマは、コンパイラー・オプションと同じ機能を提供します。また、プラグマは、コンパイラー・オプションで指定された動作を無効にします。
一部のプラグマはインテル製マイクロプロセッサーおよび互換マイクロプロセッサーで利用可能ですが、インテル製マイクロプロセッサーにおいてより多くの最適化が行われる場合があります。詳細は、各プラグマの説明を参照してください。
インテル® C++ コンパイラーのプラグマは次のように分類できます。
インテル固有のプラグマ - インテル® C++ コンパイラーで動作するよう開発または修正されたプラグマ
インテルがサポートするプラグマ - 互換性のためにインテル® C++ コンパイラーによりサポートされている外部により開発されたプラグマ
次の構文を使用して、C++ ソースコードにプラグマを挿入します。
#pragma <pragma name>
各プラグマの説明には、次の詳細が含まれています。
セクション |
説明 |
---|---|
概要 |
プラグマの簡単な説明です。 |
構文 |
プラグマ構文を示します。 |
引数 |
引数が含まれます。 |
説明 |
プラグマの詳細な説明です。 |
例 |
典型的な使用例を示します。 |
関連情報 |
その他のプラグマまたは関連トピックへのリンクやパスを示します。 |