インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

stdlib

リンクに使用する C++ ライブラリーを指定します。

構文

Linux*:

なし

macOS*:

-stdlib[=keyword]

Windows*:

なし

引数

keyword

含める関数情報。設定可能な値は以下のとおりです。

libc++

libc++ ライブラリーを使用してリンクします。

libstdc++

GNU* の libstdc++ ライブラリーを使用してリンクします。

デフォルト

-stdlib=libc++

libc++ ライブラリーを使用してリンクします。

説明

このオプションは、リンクに使用する C++ ライブラリーを指定します。コマンドによってオプションが処理されると、リンクが開始され、ライブラリー名がリンクコマンドに追加されます。

現在、このオプションを指定しない場合、libc++ ヘッダーとライブラリーが使用されます。

IDE では、特定のライブラリーの代わりに、コンパイラーのデフォルトを選択する -stdlib オプションを指定することもできます。

IDE オプション

Visual Studio*: なし

Eclipse*: なし

Xcode*: [Language (言語)] > [C++ standard library (C++ 標準ライブラリー)] > [libstdc++]

[Language (言語)] > [C++ standard library (C++ 標準ライブラリー)] > [libc++]

[Language (言語)] > [C++ standard library (C++ 標準ライブラリー)] > [compiler-default]

代替オプション

なし