インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

U

指定されたマクロの現在有効な定義を解除します。

構文

Linux* および macOS*:

-Uname

Windows*:

/Uname

引数

name

定義を解除するマクロの名前。

デフォルト

オフ

マクロの定義は解除されるまで有効です。

説明

このオプションは、指定したマクロの現在使用されていない定義を解除します。このオプションは、#undef 前処理ディレクティブと同等です。

Windows* システムでは、/u オプションを使用して、以前に定義したすべてのプリプロセッサー値の定義を解除できます。

IDE オプション

Visual Studio*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Undefine Preprocessor Definitions (指定したプリプロセッサー定義を無効にする)]

Eclipse*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Undefine Preprocessor Definitions (指定したプリプロセッサー定義を無効にする)]

Xcode*: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Undefine Preprocessor Definitions (指定したプリプロセッサー定義を無効にする)]

代替オプション

なし

マクロを未定義にするには、次のコマンドを入力します。

Windows*:

icl -Uia32 prog1.cpp

Linux*:

icpc -Uia32 prog1.cpp

macOS*:

icl++ -Uia32 prog1.cpp
icpc -Uia32 prog1.cpp

ANSI C マクロを未定義にしようとすると、コンパイラーは次のエラーを発行します。

無効なマクロ定義解除です。<マクロ名>