インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

_mm256_srli_si256

バイト要素に対して指定されたカウント値分だけ右へ論理シフトを実行します。対応するインテル® AVX2 命令は VPSRLDQ です。

構文

extern __m256i _mm256_srli_si256(__m256i s1, const int count);

引数

s1

演算に使用する整数ソースベクトル

count

演算に使用する 8 ビットの即値

説明

128 ビット・ソースベクトル s1 の個々の要素である 8 ビットに対して、count で指定したバイト分だけ右へ論理シフトを実行します。空になった下位のビットはクリア (すべて '0' に設定) されます。count の値が 15 よりも大きい場合、デスティネーション・ベクトルはすべて '0' に設定されます。count 引数は 8 ビットの即値です。

戻り値

右シフト演算の結果。