プロセッサー・グラフィックス向けのネイティブコードの生成

このトピックは、インテル® グラフィックス・テクノロジーをターゲットとする場合にのみ適用されます。

プロセッサー・グラフィックスでネイティブに実行するコードをビルドできます。ネイティブコードとは、仮想命令セット・アーキテクチャー (vISA) ではなく、ネイティブ命令セット・アーキテクチャー (ISA) のカーネルコードで、ネイティブ ISA をサポートするプラットフォームでのみ実行できます。ネイティブコードの生成は、ランタイムの JIT コンパイラーの起動時ではなく、リンク時に実行されます。

ターゲット・プラットフォームが常に同じ場合は、このオプションを使用して、JIT コンパイラーの起動に伴うランタイム・オーバーヘッドを回避することを検討してください。そうでない場合は、このオプションは使用すべきではありません。ネイティブに実行するコードを生成する場合、オフロードカーネルはほかのプラットフォームで実行できません。

マシンのプラットフォーム情報を確認するには、gfx_sys_check を使用します。

インテル® グラフィックス・テクノロジーのカーネル向けネイティブコードを生成するには、コンパイラーの起動時に mgpu-arch (Linux*) または Qgpu-arch (Windows*) コンパイラー・オプションを指定します。