インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

Qms

Microsoft* 互換性問題をエミュレートするようにコンパイラーに指示します。

構文

Linux* および macOS*:

なし

Windows*:

/Qmsn

引数

n

設定可能な値は以下のとおりです。

0

いくつかの Microsoft* 互換性問題を無効にするようにコンパイラーに指示します。最小数の Microsoft* のバグをエミュレートします。

1

ほとんどの Microsoft* 互換性問題を有効にするようにコンパイラーに指示します。/Qms0 より多くの Microsoft* のバグをエミュレートします。

2

Microsoft* と互換性のあるコードを生成するようにコンパイラーに指示します。最大数の Microsoft* のバグをエミュレートします。

デフォルト

/Qms1

コンパイラーは、ほとんどの Microsoft* のバグをエミュレートします。

説明

このオプションは、Microsoft* 互換性問題をエミュレートするようにコンパイラーに指示します。

注意

/Qms0 を使用する場合、このオプションにより無効にされる互換性問題がある Microsoft* ヘッダーを使用しているプログラムは、コンパイルされないことがあります。コンパイルに失敗した場合は、/Qms1 を使用してください。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし