インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

Qsfalign

関数のスタック・アライメントを指定します。

アーキテクチャーの制限

IA-32 アーキテクチャーでのみ利用できます。

構文

Linux* および macOS*:

なし

Windows*:

/Qsfalign[n]

引数

n

アライメントされた変数のバイト・サイズ。設定可能な値は以下のとおりです。

8

8 バイトにアライメントされた変数を持つ関数に対してスタック・アライメントを行います。スタック上に 16 バイトまたは 8 バイトのデータがある場合、コンパイラーはスタックを 16 バイトにアライメントします。8 バイトのデータについては、パフォーマンスが向上する場合のみスタック・アライメントを行います。

16

16 バイトにアライメントされた変数を持つ関数に対してスタック・アライメントを行います。16 バイトのデータのみスタック・アライメントを行います。8 バイトのデータについては、スタック・アライメントは行いません。

デフォルト

/Qsfalign8

8 バイトにアライメントされた変数を持つ関数に対してスタック・アライメントを行います。

説明

このオプションは、関数に対してスタック・アライメントを行います。8 バイトのデータに対してスタック・アライメントを行う通常の最適化を無効にできます。

n を指定しない場合、すべての関数に対してスタック・アライメントを行います。/Qsfalign- を指定する場合、すべての関数に対してスタック・アライメントを行いません。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし