インテル® C++ コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
次の例では、いくつかの OpenMP* 機能の使用方法を示します。
この例は、各繰り返しごとにワーク量が異なる単純な並列ループを示したものです。負荷のバランスを向上させるため、動的スケジュールを使用しています。
並列領域の最後に暗黙的な barrier があるため、for に nowait が含まれています。
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例では、fork/join のオーバーヘッドを減らすために融合される 2 つの並列ループを使用します。2 番目のループで使用するすべてのデータは最初のループで使用されるすべてのデータと異なるため、最初の omp for プラグマには、nowait 節が含まれています。
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例では、omp sections プラグマの使用方法を示します。ロジックは、前述の omp for の例と同じですが、omp for の代わりに omp sections を使用します。ここでは、2 つの作業単位しかないため、スピードアップは、2 が限度です。前述の例では、作業単位は (n-1) + (m-1) です。
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この例では、共有配列 a の要素を更新する single 構造の使用方法を示します。最初のループの後にくるオプションの nowait 節は取り除かれています。これは、single 構造に進む前にループの最後で待機する必要があるためです。
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