インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

レコード転送

I/O 文は、すべてのデータをレコードとして転送します。1 つのレコードに含めることができるデータ量は、次の条件によって異なります。

通常、I/O 文によって転送されるデータは、単一レコードから読み出されたり、単一レコードに書き込まれます。ただし、使用される I/O 形式によっては、単一の I/O 文でも、複数のレコードへのデータ転送が行えます。

レコード転送: 入力

アドバンシング I/O を使用するときに、入力文でレコードに含まれるデータ量よりも小さいデータフィールド (データ量) を指定すると、残りのデータフィールドは無視されます。

入力文でレコードに含まれるデータ量よりも大きいデータフィールドを指定すると、次のいずれかが発生します。

レコード転送: 出力

出力文で、レコードに含まれるデータ量よりも小さいデータフィールド (レコードを埋めるために必要なデータ量よりも少ないデータ量) が指定されると、次のように動作します。

出力文で、レコードに含めることができる最大データ量を超えるデータが指定されると、次のようなエラーが発生します。