インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
指定したツールにオプションを渡します。
Linux* および macOS*: | -Qoption,string,options |
Windows*: | /Qoption,string,options |
string |
ツールの名前。 |
options |
ツールの有効なオプション。複数のオプションを指定する場合はカンマで区切ります。 一部のツールでは、オプションを二重引用符 (" ") で囲む必要があります。 |
オフ |
オプションはツールに渡されません。 |
このオプションは、指定したツールにオプションを渡します。
スペースまたはタブ文字を含む引数を指定するときは、引数全体を二重引用符 (" ") で囲んでください。引数を複数指定するときは、それぞれをカンマで区切ってください。
string は次のいずれかになります。
fpp (または cpp) - インテル® Fortran プリプロセッサーまたはユーザー定義の (別の) Fortran プリプロセッサーを示します。
asm - アセンブラーを示します。
link - リンカーを示します。
prof - プロファイラーを示します。
Windows* システムでは、次の項目も利用できます。
masm - Microsoft* アセンブラーを示します。
Linux* および macOS* システムでは、次の項目も利用できます。
as - アセンブラーを示します。
gas - GNU* アセンブラーを示します。
ld - ローダーを示します。
gld - GNU* ローダーを示します。
lib - 追加ライブラリーを示します。
crt - 実行ファイルにリンクされる crt%.o ファイルを示します。
なし
Linux* および macOS*:
次の例は、代替ライブラリーとリンクするようにリンカーに指示します。
ifort -Qoption,link,-L.,-Lmylib prog1.f次の例は、アセンブラーにコンパイラー・オプションを渡して、リストファイルを生成します。
ifort -Qoption,as,"-as=myprogram.lst" -use-asm myprogram.f90次のオプションは、Fortran プリプロセッサーに fpp オプションを渡します。
ifort -Qoption,fpp,"-fpp=macro=noWindows*:
次の例は、コンパイラーがコンパイル対象のソースから実行ファイルを生成する際に、メモリーマップを作成するようにリンカーに指示します。
ifort /Qoption,link,/map:prog1.map prog1.f次の例は、アセンブラーにコンパイラー・オプションを渡します。
ifort /Quse-asm /Qoption,masm,"/WX" myprogram.f90次のオプションは、Fortran プリプロセッサーに fpp オプションを渡します。
ifort /Qoption,fpp,"/fpp:macro=no"