インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
ルーチンのエントリーポイントと終了ポイントをインストルメントするかどうかを指定します。
Linux* および macOS*: | -finstrument-functions -fno-instrument-functions |
Windows*: | /Qinstrument-functions /Qinstrument-functions- |
なし
-fno-instrument-functions |
ルーチンのエントリーポイントと終了ポイントをインストルメントしません。 |
このオプションは、ルーチンのエントリーポイントと終了ポイントをインストルメントするかどうかを指定します。このオプションを指定すると、実行時間が長くなることがあります。
次のプロファイリング関数は、現在のルーチンのアドレスとそのルーチンが呼び出されたアドレス ("呼び出し") で呼び出されます。
この関数は、ルーチンのエントリー時に呼び出されます。
void __cyg_profile_func_enter (void *this_fn, void *call_site);
この関数は、ルーチンの終了時に呼び出されます。
void __cyg_profile_func_exit (void *this_fn, void *call_site);
これらの関数は、プロファイル情報や時間測定情報など、詳細な情報の収集に使用します。これらのプロファイリング関数は、自分で用意する必要があります。
-finstrument-functions (Linux* および macOS*) または /Qinstrument-functions (Windows*) を指定すると、ルーチンのインライン展開は無効になります。-fno-instrument-functions または /Qinstrument-functions- を指定すると、インライン展開は無効になりません。
このオプションは、gcc との互換性のために提供されています。
なし