インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

インテル® パフォーマンス・ライブラリーの使用

インテル® Fortran コンパイラーには、インテル® パフォーマンス・ライブラリーの 1 つ、インテル® マス・カーネル・ライブラリー (インテル® MKL) が同梱されています。

ライブラリーは、[Libraries (ライブラリー)] > [Use Intel Math Kernel Library (インテル® MKL の使用)] プロパティーを設定して使用できます。

  1. プロジェクトを選択して、[プロジェクト] > [プロパティ] を開きます。

  2. 左のペインで、[構成プロパティ] > [Fortran] > [Libraries (ライブラリー)] を選択します。

  3. [Use Intel Math Kernel Library (インテル® MKL の使用)] を次のいずれかに設定します。

    • [Parallel (並列)]: 並列のインテル® MKL ライブラリーを使用します。

    • [Sequential (シーケンシャル)]: シーケンシャルなインテル® MKL ライブラリーを使用します。

    • [Cluster (クラスター)]: インテル® MKL クラスター・ライブラリーを使用します。

詳細は、インテル® MKL のドキュメントを参照してください。

最適化に関する注意事項

インテル® コンパイラーでは、インテル® マイクロプロセッサーに限定されない最適化に関して、他社製マイクロプロセッサー用に同等の最適化を行えないことがあります。これには、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 2、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3、インテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令などの最適化が該当します。インテルは、他社製マイクロプロセッサーに関して、いかなる最適化の利用、機能、または効果も保証いたしません。本製品のマイクロプロセッサー依存の最適化は、インテル® マイクロプロセッサーでの使用を前提としています。インテル® マイクロアーキテクチャーに限定されない最適化のなかにも、インテル® マイクロプロセッサー用のものがあります。この注意事項で言及した命令セットの詳細については、該当する製品のユーザー・リファレンス・ガイドを参照してください。

注意事項の改訂 #20110804