インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
インテル® Fortran の I/O 文を以下の表に示します。
カテゴリーと I/O 文の名前 |
説明 |
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ファイル結合 |
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OPEN |
ユニット番号を外部ファイルと結合し、ファイル結合の特性を指定します。 |
CLOSE |
ユニット番号と外部ファイル間の結合を無効にします。 |
ファイル照会 |
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DEFINE FILE |
直接アクセスを行う相対ファイルに対してファイル特性を指定し、OPEN 文と同じように、ユニット番号をそのファイルに結合します。FORTRAN-77 以前のコンパイラーとの互換性のために提供されています。 |
INQUIRE |
指定されたファイル、ユニットへの結合、または出力項目リストの長さに関する情報を返します。 |
レコード位置 |
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BACKSPACE |
レコード位置を前のレコードの先頭に移動します (シーケンシャル・アクセスのみ)。 |
DELETE |
相対ファイル内の現在のレコード位置にあるレコードを、削除済みとしてマークします (直接アクセスのみ)。 |
ENDFILE |
現在のレコードの後にファイル終了マーク (EOF) を書き込みます (シーケンシャル・アクセスのみ)。 |
FIND |
直接アクセスを行うファイル内のレコード位置を変更します。FORTRAN-77 以前のコンパイラーとの互換性のために提供されています。 |
REWIND |
レコードの位置をファイルの先頭に設定します (シーケンシャル・アクセスのみ)。 |
レコード入力 |
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READ |
データを外部ファイルのレコードまたは内部ファイルから内部記憶域に転送します。 |
ACCEPT |
入力を stdin から読み込みます。READ とは異なり、ACCEPT は書式付きシーケンシャル入力だけが可能で、ユニット番号は指定しません。 |
レコード出力 |
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WRITE |
データを内部記憶域から外部ファイルのレコードまたは内部ファイルに転送します。 |
REWRITE |
データを内部記憶域から、外部ファイル内の現在のレコード位置にあるレコードに転送します (直接アクセスの相対ファイルのみ)。 |
TYPE |
レコード出力を stdout に書き出します。 |
データを内部記憶域から stdout に転送します。WRITE とは異なり、PRINT は、書式付きシーケンシャル出力だけが可能で、ユニット番号は指定しません。 |
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FLUSH |
外部ユニットバッファーの内容を関連するファイルにフラッシュします。 |
READ 文、WRITE 文、REWRITE 文、TYPE 文、および PRINT 文に加えて、他の I/O レコード関連の文も、特定のファイル編成に限定されます。次に例を示します。
DELETE 文は、相対ファイルだけに適用されます。(削除したレコードを検出するには、プログラムをコンパイルする際に -vms オプションを指定します)。
BACKSPACE 文は、シーケンシャル・アクセスを行うために開いたシーケンシャル・ファイルだけに適用されます。
REWIND 文は、シーケンシャル・アクセスを行うために開いたシーケンシャル・ファイルおよび直接アクセスを行うファイルだけに適用されます。
ENDFILE 文は、シーケンシャル・アクセスを行うために開いた特定の種類のシーケンシャル・ファイルおよび直接アクセスを行うファイルだけに適用されます。
ファイル関連の文 (OPEN、INQUIRE、および CLOSE) は、すべての相対ファイルまたはシーケンシャル・ファイルに適用されます。