インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

coarray-config-file、Qcoarray-config-file

メッセージ・パッシング・インターフェース (MPI) 構成ファイルの名前を指定します。

構文

Linux*:

-coarray-config-file=filename

macOS*:

なし

Windows*:

/Qcoarray-config-file:filename

引数

filename

MPI 構成ファイルの名前です。パスを指定できます。

デフォルト

オフ

Co-Array が有効な場合は、コンパイラーは MPI にデフォルトの設定を指定します。

説明

このオプションは、メッセージ・パッシング・インターフェース (MPI) 構成ファイルの名前を指定します。このファイルは、Co-Array が処理される際にコンパイラーにより使用され、マルチノード処理の MPI を構成します。

インテル® MIC アーキテクチャーをターゲットとする場合、Linux* 構文のみ指定することができます。Windows* ホスト上のコンパイルで Co-Arrays を有効にするには、/Qoffload-option,mic,compiler,-coarray-config-file を指定して、コンパイルに Linux* オプションを渡す必要があります。

このオプションは、Co-Array 実行ファイルの作成に必要な [Q]coarray オプションも指定しない限り効果はありません。

FOR_COARRAY_CONFIG_FILE 環境変数で設定が指定されると、コンパイラー・オプションの設定よりも優先されることに注意してください。

IDE オプション

Visual Studio*: [Language (言語)] > [MPI Configuration File (MPI 構成ファイル)]

Eclipse*: なし

Xcode*: なし

代替オプション

なし

関連情報