インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

[オプション]: [Advanced (詳細)] ダイアログボックス

[Advanced (詳細)] ページを表示するには、[ツール] > [オプション] > [テキスト エディター] > [Fortran] を展開して [Advanced (詳細)] を選択します。ここで、テキスト編集の詳細オプションを指定します。

ブラウズ/ナビゲーション・セクション

[Collect Object Browser information (オブジェクト・ブラウザー情報の収集)]: 階層ツリーでプロジェクトのプロシージャーを表示するには、このオプションを選択します。これを有効にすると、[表示] > [オブジェクト ブラウザー] を選択して、プロシージャーを表示できます。

[Disable Database (データベースの無効化)]: コード・ブラウズ・データベースの作成を無効にするには、このオプションを選択します。これにより、遅いマシンではパフォーマンスが向上することがあります。データベースを無効すると、コードブラウズ情報に依存するすべての機能は動作しなくなります。

[Enable Database Saving/Loading (データベースの保存/読み込み)]: 収集データをディスク上のファイルに保存し、プロジェクトを開いたらすぐにすべてのソース参照機能を利用できるようにするには、このオプションを選択します。このオプションを無効にすると、コード参照データベースはバックグラウンドでソースを解析して生成されるため、コード参照情報に依存する多くの機能はその処理が完了するまで利用できません。有効にすると、プロジェクトの保存時およびロード時にやや時間がかかります。

[Enable Find all References (すべての参照の検索を有効化)]: シンボルが参照されているコード箇所を表示するには、このオプションを選択します。このオプションを有効にすると、右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから [Find All References(すべての参照の検索)] を使用して、選択されたシンボルの参照リストを表示できます。参照を検索するには、その参照をダブルクリックします。

[Enable Go To Definition (定義へ移動を有効化)]: オブジェクトの定義へ素早く移動する機能を有効にするには、このオプションを選択します。このオプションを有効にすると、右クリックして表示されるコンテキスト・メニューから [Go to Definition (定義へ移動)] を使用して、選択されたオブジェクトが宣言された場所を見つけられます。必要に応じて関連付けられたソースファイルを開けます。([Scan system includes (システム・インクルードをスキャン)] オプションも有効な場合、システムモジュール (IFWINTY など) で宣言されたオブジェクトにより、そのモジュールに関連付けられたソースも開きます。)

[Scan system includes (システム・インクルードをスキャン)]: システム・インクルード・ファイルをスキャンするには、このオプションを選択します。このオプションは次のオプションとともに使用します: [Collect Object Browser information (オブジェクト・ブラウザー情報の収集)][Enable Find all References (すべての参照の検索を有効化)][Enable Go To Definition (定義へ移動を有効化)]

組込み関数セクション

[Enable Intrinsic Parameter Info (組込み引数情報を有効化)]: 組込み関数およびサブルーチンの引数情報を表示するには、このオプションを選択します。このオプションが有効な場合、組込みプロシージャー名と開き括弧をタイプすると、そのプロシージャーの情報と引数が表示されます。

[Enable Intrinsic Quick Info (組込み関数クイック情報を有効化)]: マウスポインターが組込み関数名またはサブルーチン名に移動したときに追加情報を表示するには、このオプションを選択します。

その他のセクション

[Enumerate Comment Tasks (コメントタスクの列挙)]: コメントが含まれるソースファイルからなるタスクの一覧を表示するには、このオプションを選択します。コメントは ! 文字で始まり、TO DO などのトークンが後に続きます。有効なトークンは、[ツール] > [オプション] > [環境] > [タスク一覧] にリストされています。このオプションが有効な場合、[表示] > [タスク一覧] のタスク一覧から [コメント] を選択できます。リストのコメントをダブルクリックすると、その場所へジャンプできます。

[Highlight Matching Tokens (マッチングトークンのハイライト表示)]: 識別子のハイライト表示と、ブロック区切り記号マッチングを有効するには、このオプションを選択します。このオプションを有効にすると、識別子にカーソルを合わせたときに、その識別子への参照がすべてハイライト表示されます。

アウトライン・セクション

[Enable Outlining (アウトラインを有効化)]: プログラムユニット全体を折りたたむには、このオプションを選択します。このオプションが有効な場合、PROGRAMSUBROUTINEFUNCTIONMODULEBLOCK DATA 文でマイナス (-) またはプラス (+) 記号をクリックできます。

[Outline Statement Blocks (ブロック文のアウトライン)]:IFDO などのブロック構造を折りたたむには、このオプションを選択します。[Enable Outlining (アウトラインを有効化)] オプションも選択する必要があります。