インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

standard-semantics

コンパイラーの現在の Fortran 標準動作を完全に実装するかどうかを指定します。

構文

Linux* および macOS*:

-standard-semantics

Windows*:

/standard-semantics

引数

なし

デフォルト

オフ

コンパイラーは現在の Fortran 標準動作のほとんど (すべてではありません) を実装します。

説明

このオプションは、コンパイラーの現在の Fortran 標準動作を完全に実装するかどうかを指定します。

standard-semantics オプションを指定した場合、コンパイラーの現在の Fortran 標準動作 (Fortran 2008 機能) を実装するすべてのオプションを有効にします。

standard-semantics オプションは、fpscomp logicals オプションを有効にし、assume オプションの次の設定を有効にします: byterecl、fpe_summary、ieee_fpe_flags (fp-model オプションの設定が strict または precise の場合)、minus0、noold_ldout_format、noold_maxminloc、noold_unit_star、noold_xor、protect_parens、realloc_lhs1、std_intent_in、std_minus0_rounding1、std_mod_proc_name、std_value1

standard-semantics オプションを指定し、assume オプションに影響を与える別の設定も明示的に指定した場合は、指定した値が有効になります。standard-semantics オプションで有効にされた設定よりも優先されます。

IDE オプション

Visual Studio*: [Language (言語)] > [Enable F2008 Semantics (F2008 セマンティクスを有効にする)]

Eclipse*: なし

Xcode*: [Language (言語)] > [Enable F2008 Semantics (F2008 セマンティクスを有効にする)]

代替オプション

なし

関連情報

1 (これは、assume オプションのデフォルトの設定です)