インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
プロシージャー間の最適化 (IPO) のコンパイル (-c -ipo) で、中間言語とオブジェクト・コードの両方を含むリンク時の最適化 (LTO) 用の FAT オブジェクトを生成するかどうかを指定します。
Linux*: | -ffat-lto-objects -fno-fat-lto-objects |
macOS*: | なし |
Windows*: | なし |
なし
-ffat-lto-objects |
-c -ipo を指定すると、実際のオブジェクトと破棄可能な中間言語セクションの両方を含む、リンク時の最適化 (LTO) 用の FAT オブジェクトが生成されます。 |
このオプションは、プロシージャー間の最適化 (IPO) のコンパイル (-c -ipo) で、中間言語とオブジェクト・コードの両方を含むリンク時の最適化 (LTO) 用の FAT オブジェクトを生成するかどうかを指定します。
プロシージャー間の最適化 (IPO) のコンパイル (-c -ipo) 時に次の処理が行われます。
-ffat-lto-objects を指定すると、実際のオブジェクトと破棄可能な中間言語セクションの両方を含む、リンク時の最適化 (LTO) 用の FAT オブジェクトが生成されます。これにより、リンク時の最適化 (LTO) によるリンクと通常のリンクの両方が可能になります。
-fno-fat-lto-objects を指定すると、破棄可能な中間言語セクションのみを含む (実際のオブジェクトを含まない) リンク時の最適化 (LTO) 用のオブジェクトが生成されます。このオプションにより、コンパイル時間が向上する可能性があります。
これらのファイルは、生成された形式でアーカイブに追加されます。
このオプションは、gcc との互換性のために提供されています。このオプションに関する詳細は、gcc ドキュメントを参照してください。
インテルの中間言語表現は、gcc の中間言語表現と互換性がありません。
なし