インテル® Fortran コンパイラー 18.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
インテル® Fortran コンパイラーは、プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログボックスから使用できるビルドマクロをいくつかサポートしています。これらのマクロは、文字列を利用できる項目で使用することができます。マクロ名では大文字と小文字は区別されません。
次の表に、Visual Studio* およびインテル® Fortran コンパイラーの両方でサポートされるマクロのリストを示します。
マクロ名 |
書式 |
---|---|
プロジェクト構成の名前 |
$(ConfigurationName) |
プラットフォームの名前 |
$(PlatformName) |
中間ファイルのディレクトリー |
$(IntDir) |
出力ファイルのディレクトリー |
$(OutDir) |
入力ファイルのディレクトリー |
$(InputDir) |
入力ファイルの絶対パス |
$(InputPath) |
入力ファイルの基本名 |
$(InputName) |
入力ファイルの名前 (基本名とファイルの拡張子) |
$(InputFileName) |
入力ファイル名の拡張子 |
$(InputExt) |
継承プロパティー |
$(Inherit) |
継承しないプロパティー |
$(NoInherit) |
プロジェクトのディレクトリー |
$(ProjectDir) |
プロジェクトの絶対パス |
$(ProjectPath) |
プロジェクトの基本名 |
$(ProjectName) |
プロジェクト・ファイルの名前 (基本名とファイルの拡張子) |
$(ProjectFileName) |
プロジェクト・ファイルの拡張子 |
$(ProjectExt) |
ソリューションのディレクトリー |
$(SolutionDir) |
ソリューションの絶対パス |
$(SolutionPath) |
ソリューションの基本名 |
$(SolutionName) |
ソリューション・ファイルの名前 (基本名とファイルの拡張子) |
$(SolutionFileName) |
ソリューション・ファイルの拡張子 |
$(SolutionExt) |
ターゲット・ディレクトリー |
$(TargetDir) |
ターゲット・ディレクトリーの絶対パス |
$(TargetPath) |
ターゲットの基本名 |
$(TargetName) |
ターゲットファイルの名前 (基本名とファイルの拡張子) |
$(TargetFileName) |
ターゲットファイルの拡張子 |
$(TargetExt) |
Visual Studio* のインストール・ディレクトリー |
$(VSInstallDir) |
Visual C++* のインストール・ディレクトリー |
$(VCInstallDir) |
.NET Framework のディレクトリー |
$(FrameworkDir) |
.NET Framework のバージョン |
$(FrameworkVersion) |
.NET Framework SDK のディレクトリー |
$(FrameworkSDKDir) |
インテル® Fortran コンパイラーは、次のマクロもサポートします (Visual Studio* ではサポートされていません)。
マクロ名 |
書式 |
---|---|
インテル® Fortran IDE のインストール・ディレクトリー |
$(IFIDEInstallDir) |
ビルドマクロの使用方法に関する詳細は、Microsoft* MSDN* オンライン・ドキュメントを参照してください。