概要

CPU とプロセッサー・グラフィックスの両方で実行するように、インテル® コンパイラーは、インテル® グラフィックス・テクノロジー対応システム上でアプリケーションをコンパイルできます。アプリケーションは CPU で開始した後、ソースコードのユーザー定義セクションをプロセッサー・グラフィックス (ターゲット) にオフロードします。

このチュートリアルでは、サンプルコードをコンパイルして CPU (ホスト) とプロセッサー・グラフィックス (ターゲット) の両方で実行するアプリケーションを生成します。ソースコードには、ホストとターゲットの両方で実行するように定義されているセクションが含まれています。ソースコードをコンパイルした後、ホストとターゲットの両方で実行するセクションを定義する方法をソースコードで確認します。最後に、同じソースコードをコンパイルしてホストでのみ実行するアプリケーションを生成します。

このチュートリアルを行うには、インテル® グラフィックス・テクノロジー対応システムが必要です。さらに、Windows* では、Microsoft* Visual Studio* 2013 以上がインストールされていなければなりません。

このチュートリアルの Windows* 版で使用するソースコードは、Windows* システムで実行する 32 ビットまたは 64 ビット・アプリケーション用です。

このチュートリアルの Linux* 版で使用するソースコードは、オフロードをサポートする適切なグラフィックス・ドライバーが設定された Linux* システムで実行する 64 ビット・アプリケーション用です。

チュートリアルの概要

このチュートリアルでは、ソースコードをコンパイルしてホストとターゲットの両方で実行するアプリケーションを生成する方法を説明します。ソースコードには、ホストとターゲットの両方で実行するように定義されているセクションが含まれています。

所要時間

15-20 分

目的

このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。

  • ホストとターゲットの両方で実行できるコードのセクションを定義する

  • ソースコードをコンパイルしてホストとターゲットの両方で実行するアプリケーションを生成する

  • 同じソースコードをコンパイルしてホストでのみ実行するアプリケーションを生成する

インテル® グラフィックス・テクノロジーについて