インテル® C++ コンパイラー 19.1 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

par-loops、Qpar-loops

並列ループサポートの新旧の実装を選択できます。

構文

Linux* および macOS*:

-par-loops=keyword

Windows*:

/Qpar-loops:keyword

引数

keyword

使用する実装を指定します。設定可能な値は以下のとおりです。

新しいオプション

並列ループサポートの新しい実装を有効にします。その結果、並列 C++ の範囲ベースのループと複雑なループスタックの畳み込みはコンパイルエラーになりません。これはデフォルトです。

old

並列ループサポートの古い実装を有効にします。18.0 以前でサポートされていたのと同じ実装です。

default

これは new と同じです。

デフォルト

-par-loops=new または /Qpar-loops:new

コンパイラーは、並列ループサポートの新しい実装を使用します。この設定は実装がまだ新しいため、"old" 設定ほど安定していないことに注意してください。

説明

このオプションは、並列ループサポートの新旧の実装を選択します。

新しい実装は、以前の実装ではエラーとして報告される、並列 C++ の範囲ベースのループと複雑な境界式を持つ OpenMP* 並列ループに対応しています。

コードに以前の実装では処理されない並列ループが含まれる場合、新しい実装の使用を有効にすることを推奨します。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし