インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
本ドキュメントの情報は、特別に明記されていない限り、サポートするすべてのオペレーティング・システムおよびアーキテクチャーに適用されます。本書では、次の表記規則を使用しています。
THIS TYPE |
命令文、データ型、ディレクティブ、および他の言語キーワードを示します。命令文キーワードの例として、WRITE、INTEGER、DO、OPEN などがあります。 |
this type |
コマンドラインまたはオプション引数、新しい用語、強調する内容を示します。多くの新しい用語は用語集に定義されています。 |
This type |
コード例を示します。 |
This type |
入力する文字を表します。 |
[This type] |
メニュー名、メニュー項目、ボタン名、ダイアログウィンドウ名、およびその他のユーザー・インターフェイス項目を大括弧 ([ ]) で表記します。 |
[ファイル] > [開く] |
メニュー名およびメニュー項目の間の大なり記号 (>) は、それらのメニューを順番に実行することを示します。例えば、「[ファイル] > [開く] をクリックします」の場合、[ファイル] メニューから [開く] をクリックします。 |
{value | value} |
選択できる項目または値を表します。通常、これらの括弧の値のいずれかを選択します。 |
[item] |
オプションの項目を示します。また、コード例で配列を示す場合にも使用されます。 |
item [, item ]... |
省略記号 (...) の前の項目は繰り返し可能なことを示します。コード例では、横方向の省略記号は、一部の文が省略されていることを意味することもあります。 |
インテル® Fortran |
インテル® Fortran コンパイラーでサポートされている共通コンパイラー言語の名称を示します。 |
Windows* または Windows* オペレーティング・システム | サポートするすべての Microsoft* Windows* オペレーティング・システムを指します。 |
Linux* または Linux* オペレーティング・システム |
サポートするすべての Linux* オペレーティング・システムを指します。 |
macOS* または macOS* オペレーティング・システム |
サポートするすべての macOS* オペレーティング・システムを指します。 |
Microsoft* Visual Studio* |
用語や名称に付いているアスタリスク (*) は、他社の製品登録商標を示します。 |
コンパイラー・オプション |
コンパイラーでアプリケーションのコンパイルに使用できる Windows* オプション、Linux* オプション、macOS* オプションを指します。 このドキュメントでは、次の表記規則に従ってコンパイラー・オプション名を略しています。
その他の似ていないコンパイラー・オプションはフルネームで表示されます。 |
/option または -option |
オプション名の前に付いているスラッシュ (/) は、そのオプションが Windows* で使用できることを意味します。オプション名の前に付いているダッシュ (-) は、そのオプションが Linux* および macOS* システムで使用できることを意味します。次に例を示します。
注Windows*、Linux*、および macOS* で利用可能なオプションは、一般的な説明ではスラッシュ (/) やダッシュ (-) なしで表記されます。オプション構文の説明でのみスラッシュ (/) やダッシュ (-) が表記されます。 |
/option:argument または -option=argument |
オプションに引数が必要なことを示します。例えば、次のオプションでは引数を指定する必要があります。
|
/option:keyword または -option=keyword |
オプションに、keyword 値を 1 つ指定する必要があることを示します。 |
/option[:keyword ] または -option[=keyword ] |
オプションをそのまま使用するか、または keyword 値を指定できることを示します。 |
option[n] または option[:n] または option[=n] |
[ ] 内の値にさまざまな値を指定するか、または省略することができます。例えば、/Qfnalign[:n] オプションまたは -falign-functions[=n] オプションの場合、n に 0 以上の値を指定するか、または n を省略することができます。 |
option[-] |
オプションの最後に "-" が付いている場合、オプションは無効になります。例えば、/Qglobal_hoist- は、Windows* オプションの /Qglobal_hoist を無効にします。 |
[no]option または [no-]option |
オプションの前に no または no- が付いている場合、オプションは無効になります。例: Windows* の /[no]traceback オプションの場合、/traceback はオプションを有効にし、/notraceback は無効にします。 Linux* および macOS* の -[no-]global_hoist オプションの場合、-global_hoist はオプションを有効にし、-no-global_hoist は無効にします。 一部のオプションでは、no はオプション名の先頭以外の場所に付きます。例えば、-fno-alias は、-falias オプションを無効にします。 |
This color |
他のコンパイラーでは実装されていたり、いなかったりするインテルの拡張機能 (非標準の機能) です。Fortran 規格や OpenMP* の機能は黒字で示されます。 |
Fortran |
以前サポートされていた Fortran 標準、Fortran 2008、インテル® Fortran コンパイラーに共通する言語情報を指します。 |
標準の Fortran |
ANSI/ISO Fortran 95、ANSI/ISO Fortran 90、インテル® Fortran に共通する言語情報を指します。 |
Fortran 95 |
ANSI/ISO Fortran 95 固有の言語機能を指します。 |
Fortran 2003 |
ANSI/ISO Fortran 2003 固有の言語機能を指します。 |
Fortran 2008 |
ISO/IEC 1539-1:2010 (Fortran 2008) 固有の言語機能を指します。 |
integer |
グループとして INTEGER(KIND=1)、INTEGER(KIND=2)、INTEGER (INTEGER(KIND=4))、INTEGER(KIND=8) データ型を指します。 |
real |
グループとして REAL (REAL(KIND=4))、DOUBLE PRECISION (REAL(KIND=8))、REAL(KIND=16) データ型を指します。 |
REAL |
REAL として宣言された、デフォルトのオブジェクト・データ型を指します。REAL は、コンパイラー・オプションが指定されない限り、REAL(KIND=4) と同等です。 |
complex |
グループとして COMPLEX (COMPLEX(KIND=4))、DOUBLE COMPLEX (COMPLEX(KIND=8))、COMPLEX(KIND=16) データ型を指します。 |
logical |
グループとして LOGICAL(KIND=1)、LOGICAL(KIND=2)、LOGICAL (LOGICAL(KIND=4))、LOGICAL(KIND=8) データ型を指します。 |
<Tab> |
タブを示します。 |
^ |
空白を示します。 |
プラットフォームとは、製品 (この場合、コンピューター言語) を使用するための各環境を提供する、オペレーティング・システムとプロセッサーの組み合わせです。プラットフォームの例として、インテル® 64 アーキテクチャー・ベースのプロセッサー上の Microsoft* Windows* があります。
このドキュメントの内容は、特に記載のない限り、サポートするすべのプラットフォームを指します。
これらのラベルは、特別なプラットフォームを指すために使用されます。
L*X |
Linux* オペレーティング・システムに適用されます。 |
M*X |
macOS* オペレーティング・システムに適用されます。 |
W*S |
Microsoft* Windows* オペレーティング・システムに適用されます。 |