インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

finstrument-functions、Qinstrument-functions

ルーチンのエントリーポイントと終了ポイントをインストルメントするかどうかを指定します。

構文

Linux* および macOS*:

-finstrument-functions

-fno-instrument-functions

Windows*:

/Qinstrument-functions

/Qinstrument-functions-

引数

なし

デフォルト

-fno-instrument-functions
または /Qinstrument-functions-

ルーチンのエントリーポイントと終了ポイントをインストルメントしません。

説明

このオプションは、ルーチンのエントリーポイントと終了ポイントをインストルメントするかどうかを指定します。このオプションを指定すると、実行時間が長くなることがあります。

次のプロファイリング関数は、現在のルーチンのアドレスとそのルーチンが呼び出されたアドレス ("呼び出し") で呼び出されます。

これらの関数は、プロファイル情報や時間測定情報など、詳細な情報の収集に使用します。これらのプロファイリング関数は、自分で用意する必要があります。

-finstrument-functions (Linux* および macOS*) または /Qinstrument-functions (Windows*) を指定すると、ルーチンのインライン展開は無効になります。-fno-instrument-functions または /Qinstrument-functions- を指定すると、インライン展開は無効になりません。

このオプションは、gcc との互換性のために提供されています。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし