インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
最適化レポートは、ベクトル化や最適化の問題に対処するのに役立ちます。
ソリューションやプロジェクトのビルド時に、コンパイラーによって最適化診断メッセージが生成されます。次のウィンドウで最適化レポートを表示できます。
最適化レポートの表示を有効にするには、次の操作を行います。
プロジェクトのプロパティー・ページで、[構成プロパティ] > [Fortran] > [Diagnostics (診断)] を選択します。
次のいずれかのオプションにデフォルト以外の値を設定します。
デフォルトでは、プロシージャー間の最適化 (IPO) はオフに設定されています。IPO 診断を表示するには、[Fortran] > [Optimization (最適化)] > [Interprocedural Optimization (プロシージャー間の最適化)] を [Single-file (シングルファイル)] または [Multi-file (マルチファイル)] に設定します。
プロジェクトをビルドして、最適化レポートを生成します。
コンパイラーにより最適化診断が生成されると、[Compiler Optimization Report (コンパイラーによる最適化レポート)] ウィンドウと [Compiler Inline Report (コンパイラーによるインライン展開レポート)] ウィンドウが開き、ソースエディターに最適化レポートのアノテーションが表示されます。