インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

exe

ビルドプログラムまたはダイナミック・リンク・ライブラリーの名前を指定します。

構文

Linux* および macOS*:

なし

Windows*:

/exe:{filename | dir}

引数

filename

ビルドプログラムまたはダイナミック・リンク・ライブラリーの名前。

dir

ビルドプログラムまたはダイナミック・リンク・ライブラリーを配置するディレクトリー。filename を含めることも可能です。

デフォルト

オフ

ファイル名は、コマンドラインの最初のソースファイルと同じ名前で、ファイル拡張子が .exe です (例: file.f は file.exe となります)。

説明

このオプションは、ビルドプログラム (.EXE) またはダイナミック・リンク・ライブラリー (.DLL) の名前を指定します。

このオプションを使用して、実行ファイルの代替名を指定することもできます。1 セットの入力ファイルをコンパイルおよびリンクするときに便利です。出力されるファイルに対して、コマンドライン上の最初の入力ファイル (ソースファイルまたはオブジェクト・ファイル) とは異なる名前を指定できます。

このオプションを使用して、実行ファイルの代替名を指定することもできます。1 セットの入力ファイルをコンパイルおよびリンクするときに便利です。出力されるファイルに対して、コマンドライン上の最初の入力ファイル (ソースファイルまたはオブジェクト・ファイル) とは異なる名前を指定できます。

IDE オプション

なし

代替オプション

Linux* および macOS*: -o

Windows*: /Fe

次の例は、file.dll という名前のダイナミック・リンク・ライブラリー・ファイルを作成します (/dll の代わりに /LD を使用することもできます)。

ifort /dll /exe:file.dll a.f

次の例では (代替オプション /Fe を使用して)、3 つのファイル (1 つのオブジェクト・ファイル、2 つの C ソースファイル) をコンパイルしリンクした結果として、outfile.exe という名前の実行ファイルが作成されます。

prompt>ifort /Feoutfile.exe file1.obj file2.for file3.for

デフォルトでは、このコマンドは file1.exe という名前の実行ファイルを生成します。

関連情報