インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
このトピックは、Windows* にのみ適用されます。
特定のファイルまたは I/O デバイスを参照しない I/O 文は、標準入力から読み取り、標準出力に書き込みます。標準入力はキーボードで、標準出力は画面 (コンソール) です。キーボードまたは画面以外の物理デバイスに対して入出力を行うには、読み書きを行うファイル名としてデバイス名を指定します。
一部の物理デバイス名はホスト・オペレーティング・システムによって決定されます。その他の物理デバイス名はインテル® Fortran によって認識されます。多くのデバイス名の拡張子は無視されます。
デバイス |
説明 |
---|---|
CON |
コンソール (標準出力) |
PRN |
プリンター |
COM1 |
シリアルポート#1 |
COM2 |
シリアルポート#2 |
COM3 |
シリアルポート#3 |
COM4 |
シリアルポート#4 |
LPT1 |
パラレルポート#1 |
LPT2 |
パラレルポート#2 |
LPT3 |
パラレルポート#3 |
LPT4 |
パラレルポート#4 |
NUL |
NULL デバイスです。すべての出力を破棄します。入力はありません。 |
AUX |
シリアルポート#1 |
LINE |
シリアルポート#1 |
USER |
標準出力 |
ERR |
標準エラー |
CONOUT$ |
標準出力 |
CONIN$ |
標準入力 |
LINE、USER、または ERR の名前に拡張子を付けて使用すると (例えば、LINE.TXT)、Fortran はデバイスではなくファイルに対して書き込みを行います。
物理デバイスをユニットとして開く例を次に示します。
OPEN (UNIT = 4, FILE = 'PRN')
OPEN (UNIT = 7, FILE = 'LPT2', ERR = 100)