インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
Fortran ランタイムシステムは、初期化の時点で SetConsoleCtrlHandler Windows* API ルーチンにより、デフォルトのコンソール・イベント・ハンドラーを確立します。デフォルトのハンドラーは、次のイベントタイプに応答します。
CTRL_C_EVENT
CTRL_BREAK_EVENT
CTRL_CLOSE_EVENT
これらのイベントタイプは、該当する診断メッセージを表示してプログラムを正常にアボートします。このデフォルトの SetConsoleCtrlHandler 呼び出しを無効にするには、FOR_DISABLE_CONSOLE_CTRL_HANDLER 環境変数の値を YES (Y または y)、TRUE (T または t)、あるいは 0 より大きい数に設定します
CTRL_LOGOFF_EVENT や CTRL_SHUTDOWN_EVENT などのその他のコンソールイベントは、デフォルトのハンドラーでは処理されません。これらのイベントについてはハンドラーに通知が送られますが、オペレーティング・システムには FALSE が返されます。これにより、ユーザーがログオフしても、Windows* サービスとしてアクティブになっているインテル® Visual Fortran アプリケーションは実行を続けることができます。