インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
IPO コンパイル中に実行される最適化には、コードレイアウトがあります。複数ファイルの IPO 中にコンパイラーが行う解析により、中間表現 (IR) 情報が含まれたすべてのルーチンのレイアウト順序が特定されます。マルチオブジェクト IPO コンパイルでは、コンパイラーはリンカーに任意の順序を伝える必要があります。
最初に、コンパイラーは、各ルーチンを名前付きテキストセクションに格納します (名前付きテキストセクションは、オペレーティング・システムによって異なります)。
Windows*
1 番目のルーチンを .text$00001、2 番目のルーチンを .text$00002 に格納します。
Linux*
1 番目のルーチンを .text00001、2 番目のルーチンを .text00002 に格納します。