インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス

standard-realloc-lhs

代入文の解釈に現在の Fortran 標準規則を使用するか、Fortran 2003 標準規則を使用するかを指定します。

構文

Linux* および macOS*:

-standard-realloc-lhs

-nostandard-realloc-lhs

Windows*:

/standard-realloc-lhs

/nostandard-realloc-lhs

引数

なし

デフォルト

standard-realloc-lhs

コンパイラーは、代入文の解釈に現在の Fortran 標準規則を使用します。

説明

このオプションは、代入文の解釈に現在の Fortran 標準規則を使用するか、Fortran 2003 標準規則を使用するかを指定します。

standard-realloc-lhs オプション (デフォルト) は、代入文の左辺が割付けオブジェクトの場合、代入前に右辺の形状に再割り当てするようにコンパイラーに指示します。これは、現在の Fortran 標準規則です。この機能は、ランタイム時に余分なオーバーヘッドを引き起こすことがあります。このオプションは、assume realloc_lhs と同じ効果があります。

nostandard-realloc-lhs を指定すると、コンパイラーは代入文の解釈に Fortran 2003 標準規則を使用します。右辺を保持するための正しい形状が左辺に割り当てられるものと仮定します。そうでない場合は、不正な動作が発生します。このオプションは、assume norealloc_lhs と同じ効果があります。

IDE オプション

なし

代替オプション

なし