インテル® Fortran コンパイラー 19.0 デベロッパー・ガイドおよびリファレンス
インテル® Fortran RTL は、可能な限り適切なメッセージを生成したり、エラーから復旧するために必要な処理を実行するなど、何らかのエラー処理を実行します。次の方法で、デフォルト動作を明示的に補足したり、変更することができます。
プログラム内のエラー処理コードに制御を移すには、I/O 文中で ERR、EOR、および END の分岐指定子を使用します。「END、EOR、および ERR 分岐指定子の使用」を参照してください。
インテル® Fortran RTL エラーコード値に基づいて、Fortran 特有の I/O エラーを識別するには、I/O 文中で I/O 状態指定子 (IOSTAT) を使用します (または ERRSNS サブルーチンを呼び出します)。「IOSTAT 指定子と Fortran 終了コードの使用」を参照してください。
適切なライブラリー・ルーチンを使用してシステムレベルのエラーコードを取得します。
特定のエラー状態の場合、信号処理機能でデフォルト動作を変更してください。