応答ファイル

特定のコンパイル処理に使用するオプションを指定し、さらにその情報をそれぞれ別のファイルに保存するときは、応答ファイルを使用します。応答ファイルはコマンドラインのオプションとして呼び出します。応答ファイルに含まれている各種オプションは、その応答ファイルを呼び出した場所のコマンドラインに挿入します。

応答ファイルを使用すれば、コマンドラインでの入力作業が自動化されるため、コマンドライン・オプションの入力時間が短くなるだけでなく、統一が図れます。プロジェクトが変更される際に設定ファイルの編集を回避するため、特定のプロジェクトに使用するオプションを維持するには、各応答ファイルを使用します。

オプションやファイル名も、応答ファイルの1行の中に何個でも書き込めます。同じコマンドラインの中で複数の応答ファイルを参照できます。シャープ記号(#)の後ろに入力したテキストはコメントとして認識されます。

応答ファイルを使用する際は次の構文を使用します。

コマンドライン上では、応答ファイル名の前にアットマーク (@) を付けることに注意してください。