デバッグ演算は、MMX® テクノロジ命令やストリーミングSIMD拡張命令にも、どのコンパイラ組込み関数とも対応関係はありません。単にプログラムのデバッグに使用される演算にすぎません。この演算を使用するとパフォーマンスが下がる場合がありますので、デバッグの目的以外には使用しないでください。
2個の倍精度浮動小数点値Aが出力バッファに格納され、次のように10進数形式で出力されます。
cout << F64vec2 A;
"[1]:A1 [0]:A0"
対応する組込み関数:なし
4個の単精度浮動小数点値Aが出力バッファに格納され、次のように10進数形式で出力されます。
cout << F32vec4 A;
"[3]:A3 [2]:A2 [1]:A1 [0]:A0"
対応する組込み関数:なし
最下位単精度浮動小数点値Aが出力バッファに格納され出力されます。
cout << F32vec1 A;
対応する組込み関数:なし
double d = F64vec2 A[int i]
対応する浮動小数点値を変更することなく、2個の倍精度浮動小数点値Aのうちの1個を読み取ります。iの許容値は0と1です。次に例を示します。
DEBUGが有効になっている場合、iが許容値(0または1)のいずれでもないときは、診断メッセージが出力され、プログラムは途中で終了します。
double d = F64vec2 A[1];
対応する組込み関数:なし
対応する浮動小数値を変更せずに、4個の単精度浮動小数点値Aのうちの1個を読み取ります。iの許容値は0、1、2、3です。次に例を示します。
float f = F32vec4 A[int i]
DEBUGが有効になっている場合、iが許容値(0〜3)のいずれでもないときは、診断メッセージが出力され、プログラムは途中で終了します。
float f = F32vec4 A[2];
対応する組込み関数:なし
F64vec4 A[int i] = double d;
2個の倍精度浮動小数点値Aのうちの1個を変更します。整数iの許容値は0と1です。次に例を示します。
F32vec4 A[1] = double d;
F32vec4 A[int i] = float f;
4個の単精度浮動小数点値Aのうちの1個を変更します。整数iの許容値は0、1、2、3です。次に例を示します。
DEBUGが有効になっている場合、整数iが許容値(0〜3)のいずれでもないときは、診断メッセージが出力され、プログラムは途中で終了します。
F32vec4 A[3] = float f;
対応する組込み関数: なし