行列の転置を行うマクロ関数

ストリーミングSIMD拡張命令には、単精度浮動小数点値の4×4行列を転置する、次のマクロ関数も用意しています。

_MM_TRANSPOSE4_PS(row0, row1, row2, row3)

引数row0row1row2、およびrow3__m128値であり、引数内の各要素が、4×4行列の行に対応します。転置した行列は、引数row0row1row2、およびrow3の形式で返されます。 row0には元の行列の列0が格納され、row1には元の行列の列1が格納されます(以下同様)。

「_MM_TRANSPOSE4_PS_による行列の転置」の図に、このマクロの転置機能を示します。

_MM_TRANSPOSE4_PSマクロによる行列の転置