コンパイラはソースファイルのフルパスを使用して、プロファイル・サマリ情報を検索します。デフォルトでは、次のことが行えません。
プロファイル・サマリ・ファイルの共有とアプリケーション・ソースの移動を有効にするには、-src_old オプションおよび -src_new オプションとともに profmerge を使用します。次に例を示します。
IA-32 システム: prompt>profmerge -prof_dir <p1> -src_old <p2> -src_new <p3>
Itanium® ベース・システム: prompt>profmerge -em -p64 -prof_dir <p1> -src_old <p2> -src_new <p3>
各アイテムの意味は次のとおりです。
上記のコマンドで pgopti.dpi ファイルが読み込まれます。 pgopti.dpi ファイルのソースパスは <p2> プリフィックスで始まり、ファイルに記述されている各関数用に、profmerge は そのプリフィックスを <p3> に置換します。pgopti.dpi ファイルは新しいソースパス情報に更新されます。
注意事項
profmerge -prof_dir -src_old /src/prog_1 -src_new /src/prog_2
profmerge -prof_dir -src_old /proj_1 -src_new /proj_2