デフォルトでは、コンパイラは .cpp および .cxx ファイルを C++ ファイルとして、.c ファイルを C 言語のソースファイルとして認識します。本書で示す例では .c 拡張子を使用します。インテル® C++ コンパイラでは、icpc および ecpc を使用し、C++ ファイルとして .c ファイルをコンパイルします。また、インテル C++ コンパイラは下の表のデフォルトのファイル名拡張子も認識できます。
ファイル名 | ファイルの種類 | 処理 |
---|---|---|
filename.a | オブジェクト・ライブラリ | リンカに渡されます。 |
filename.i | C++ プリプロセッサで前処理し展開された C/C++ ソース | コンパイラに渡されます。 |
filename.o | コンパイル済みのオブジェクト・モジュール | リンカに渡されます。 |
filename.s |
アセンブリ・ファイル |
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filename.so |
共有オブジェクト・ファイル |
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filename.S |
前処理が必要なアセンブリ・ファイル |
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