適合性オプション

オプション 説明
-ansi ANSI 準拠のプログラムであることを明確に示します[示しません]。
-ansi_alias[-]

-ansi_aliasによってコンパイラは、次の点を前提にします。

  • 配列が外部からアクセスされません。
  • ポインタを非ポインタ型にキャストしません。また、その逆もしません。
  • 2つの異なるスカラ型のオブジェクトへの参照はエイリアス不可です。例えば、int型のオブジェクトはfloat型のオブジェクトと、またはfloat型のオブジェクトはdouble型のオブジェクトとエイリアスの設定はできません。

プログラムが上記の条件を満たす場合、-ansi_aliasフラグを設定することでプログラムの最適化が向上します。ただし、プログラムが上記の条件を1つでも満たさない場合、コンパイラは-ansi_aliasフラグを設定することで誤ったコードを生成する可能性があります。

-mp

浮動小数点演算について、できる限り ANSI C 標準と IEEE 754 標準に適合するようにします。NaN比較の動作は準拠しません。