コンパイルの制御

エラーなしで生成された出力ファイルは、その後コンパイラへの入力ファイルとして使用できます。以下の表は、出力を制御する各種オプションについて説明したものです:

オプション 入力 出力
-P
  • ソースファイル
前処理済みのファイル (.i ファイル)。
-E
  • ソースファイル
前処理済みのソースファイル。stdout に直接出力します。
-EP
  • ソースファイル
前処理済みのソースファイル。stdout に直接出力し、行番号を省略します。
-c
  • ソースファイル
  • 前処理済みのファイル
オブジェクト・ファイル (.o) までコンパイルします。
-S
  • ソースファイル
  • 前処理済みのファイル
.s 拡張子のアセンブリ・ファイルを生成し、コンパイル処理を停止します。
-syntax
  • ソースファイル
  • 前処理済みのファイル
構文エラーの診断リストを sdtout に出力します。構文エラーがないソースファイルについては出力されません。
(デフォルト)
  • ソースファイル
  • 前処理済みのファイル
  • アセンブリ・ファイル
  • オブジェクト・ファイル
  • ライブラリ
実行ファイル (.out ファイル)。