ループの並列化とベクトル化

-parallel オプションと -x{K|W|N|B|P} オプションを組み合わせると、同一のコンパイルで、自動ループ並列化と自動ループベクトル化の両方を試みるようにコンパイラに指示します。多くの場合、コンパイラは、並列化には最も外側のループ、ベクトル化には最も内側のループを認識します。しかし、有効であると判断された場合、コンパイラは、同じループに並列化とベクトル化を適用します。

ループ並列化 (自動または OpenMP* ディレクティブのいずれか) の成功は、コンパイラにレポートされるループベクトル化におけるメッセージに影響する場合があるので注意してください。例えば、-vec_report2 オプションでは、ループのベクトル化が成功しなかったことが示されます。