次の設定操作組込み関数とそれに対応する命令は、ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (SSE2) をサポートするプロセッサ上で有効です。
SSE2 の組込み関数のプロトタイプは、ヘッダファイル emmintrin.h 内にあります。
__m128d _mm_set_sd(double w)
(複合) 下位の倍精度浮動小数点値を w に設定し、上位の倍精度浮動小数点値を 0 に設定します。
r0 := w
r1 := 0.0
__m128d _mm_set1_pd(double w)
(複合) 2 つの倍精度浮動小数点値を w に設定します。
r0 := w
r1 := w
__m128d _mm_set_pd(double w, double x)
(複合) 下位の倍精度浮動小数点値を x に設定し、上位の倍精度浮動小数点値を w に設定します。
r0 := x
r1 := w
__m128d _mm_setr_pd(double w, double x)
(複合) 下位の倍精度浮動小数点値を w に設定し、上位の倍精度浮動小数点値を x に設定します。
r0 := w
r1 := x
__m128d _mm_setzero_pd(void)
(XORPD を使用) 2 つの倍精度浮動小数点値を 0 に設定します。
r0 := 0.0
r1 := 0.0
__m128d _mm_move_sd( __m128d a, __m128d b)
(MOVSD を使用) 下位の倍精度浮動小数点値を、b の下位の倍精度浮動小数点値に設定します。上位の倍精度浮動小数点値は、a からそのまま渡されます。
r0 := b0
r1 := a1