次のいずれかを入力します:
インテル® Fortran コンパイラでは、前処理、コンパイル、アセンブリ、およびリンクのデフォルト・ツールに代わる代替ツールの場所およびオプションを指定できます。これを行うには、コマンドライン・オプションを使用します。
-Qlocation を使用すると、ツールのパス名を指定できます。このオプションの構文は次のとおりです:
-Qlocation,tool,path
tool には次のいずれかを入力します:
fpp インテル Fortran プリプロセッサ (fpp)
f インテル Fortran コンパイラ (fortcom)
as アセンブラ
link または ld リンカ
crt スタートアップ・ルーチン (crt%.o)。実行ファイルにリンクされる。
path はツールの場所です。
例:
ifort -Qlocation,fpp,/usr/preproc myprog.f
-Qoption を使用して、オプションをプリプロセッサ、コンパイラ、アセンブラ、またはリンカに渡します。このオプションの構文は次のとおりです:
-Qoption,tool,options
tool には次のいずれかを入力します:
fpp インテル Fortran プリプロセッサ (fpp)
f インテル Fortran コンパイラ (fortcom)
as アセンブラ
link リンカ
options は、指定したツールに有効な引数文字列です。1 つでも複数個でも指定できます。
スペースかタブ文字を含む引数を指定するときは、その引数全体を二重引用符 (" ") で囲んでください。引数を複数指定するときは、それぞれをカンマで区切ってください。
次の例では、代替ライブラリとリンクします:
ifort -Qoption,link,-lmylib prog1.f