いくつかのコンパイラ・ディレクティブはコンパイラ・オプションと同じ効果を持ちます (次表を参照)。しかしながら、コンパイラ・ディレクティブはプログラム中でオン、オフすることができますが、コンパイラ・オプションはコンパイラ・ディレクティブで無効にしない限り、コンパイル全体に対して効果が残ります。
コンパイラ・ディレクティブと等価なコマンドライン・コンパイラ・オプション:
コンパイラ・ディレクティブ |
等価なコマンドライン・コンパイラ・オプション |
DECLARE |
-warn declarations |
NODECLARE |
-warn nodeclarations |
DEFINE symbol |
-Dname |
FIXEDFORMLINESIZE:option |
-extend_source [option] |
FREEFORM |
-free or -nofixed |
NOFREEFORM |
-nofree or -fixed |
INTEGER:option |
-integer_size option |
PACK:option |
-align [option] |
REAL:option |
-real_size option |
STRICT |
-warn stderrors with -stand |
NOSTRICT |
-warn nostderrors |
上述のコンパイラ・ディレクティブはプリフィックス !DEC$
の後にスペースを付けて指定されます。
例: !DEC$
NOSTRICT
注
プリフィックス !DEC$ は一般的に使用されます。!DEC$ は、固定形式と自由形式のソースの両方で有効に働きます。固定形式のソースでは、代替プリフィックスとして cDEC$、 CDEC$、*DEC$、cDIR$、CDIR$、*DIR$、および !MS$ を使用することもできます。