特定のオプションとともに ifort コマンドを使用して、デバッグ用の実行プログラムを作成します。デバッガを起動するには、デバッガのシェルコマンドとプログラムの名前を入力します。
次のコマンド行は、実行プログラムを作成 (コンパイルおよびリンク) し、デバッガのインターフェイスを呼び出します:
ifort -g -o squares squares.f90
idb squares
Linux Application Debugger for xx-bit applications, Version x.x, Build xxxx
object file name: squares
reading symbolic information ... done
(idb)
この例では、ifort コマンドは以下の処理を行います:
プログラム squares.f90 のコンパイルとリンクを実行します。
シンボリック・デバッグと最適化なし (-g) に必要なシンボルテーブル情報を要求します。
実行ファイルの名前を、a.out (-o squares) から squares にします。
idb シェルコマンドは、実行プログラム squares を指定して、デバッガを実行します。
デバッガのプロンプト (idb) に、デバッガのコマンドを入力できます。
オンライン・マニュアルの『Intel Debugger (IDB) Manual』(英語) も参照してください。
デバッグを向上する設定についての詳細は、-debug keyword オプションを参照してください。