『Linux* 版インテル® Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド 』には、Vol I と Vol II があり、本書は Vol I にあたります。Vol I では、アプリケーションをビルドするためのインテル Fortran コンパイラの使い方を説明します。Vol II では、アプリケーションの最適化について説明します。
本ユーザーズ・ガイド には、インテル Fortran の使用を開始するにあたっての必要な情報、コンパイルの動作、およびアプリケーションの開発方法が記載されています。
本書は、Fortran 標準プログラミング言語とインテル® プロセッサ・ アーキテクチャについてよく理解している読者を対象としています。また、ホスト・コンピュータのオペレーティング・システムにも精通している必要があります。
注
本書では、対象となる各アーキテクチャごとに情報や命令がどのように適用されるかを説明しています。特定のアーキテクチャが指定されていない場合、その説明はすべてのアーキテクチャに適用されます。
本ユーザーズ・ガイドの他には、以下のマニュアルがあります。
Linux* 版インテル® Fortran コンパイラ・オプション・クイック・リファレンス・ガイド
Intel® Fortran Language Reference (英語)
Intel® Fortran Libraries Reference (英語)
インテル® Fortran リリースノート
インテル・コンパイラに関するホワイトペーパーを含む、その他のテクニカル製品情報は、次の Web サイトを参照してください。
http://www.intel.co.jp/jp/developer/software/products/
本書では、次の表記規則を使用しています。
インテル® Fortran |
Windows* 版インテル® Visual Fortran コンパイラ製品および Linux* 版インテル Fortran コンパイラ製品でサポートされている共通コンパイラ言語の名前を示します。 |
インテル® EM64T |
インテル® エクステンデッド・メモリ 64 テクノロジ (インテル® EM64T) 対応の IA-32 システムを示します。 |
This type style |
構文要素、予約語、キーワード、ファイル名、 またはコード例を、モノスペース・フォントで表記します。特に大文字が必要でない限り、小文字で表記されます。 |
THIS TYPE STYLE |
文、キーワード、およびディレクティブを、標準フォントを使用してすべて大文字で表記します。例: 「USE 文を追加します」 |
This type style |
メニュー名、メニュー項目、ボタン名、ダイアログ・ウィンドウ名、およびその他のユーザ・インターフェイス項目を、太字の標準テキストで表記します。 |
[ファイル] > [開く] |
(>) 記号で結合したメニュー名およびメニュー項目は、一連の動作を示します。例えば、「[ファイル] > [開く] をクリックします」の場合、[ファイル] メニュー内の [開く] をクリックし、この動作を実行します。 |
This type style |
太字のモノスペース・フォントで表記されているテキストは、ユーザ入力を示します。例: ユーザが入力するコマンドや値 |
This type style |
斜体のモノスペース・フォントで表記されているテキストは、ユーザの入力個所を示します。また、新しい用語が使われた場合にも、その用語を斜体で表記します。 |
[options] |
大括弧で囲まれている項目は、省略可能です。一部の例では、大括弧は配列を示すためにも使われています。 |
{value | value} |
中括弧と縦線は、複数の項目の選択を示します。すべての項目が大括弧で囲まれていない限りは、項目から 1 つを選択しなければなりません。 |
... |
項目の次にくる横方向の反復記号 (3 個のドット) は、反復記号の前の項目が繰り返されていることを示します。コード例では、横方向の反復記号は、一部の文が省略されていることを意味します。 |
Linux* システム |
用語や名前の終わりにあるアスタリスク (*) は、他社の製品登録商標を示します。 |