論理ユニット 5、6、または 0 を開くのに OPEN 文を使用せず、適切な環境変数 (FORTn) を設定していない場合、インテル® Fortran は実行時に (事前結合) ユニット 5、6、または 0 を暗黙的に開き、次に示されているオペレーティング・システム標準 I/O ファイルに関連付けます。
ユニット |
環境変数 |
等価な Linux* 標準 I/O ファイル |
5 |
FORT5 |
標準入力、stdin |
6 |
FORT6 |
標準出力、stdout |
0 |
FORT0 |
標準エラー、stderr |
次のいずれかを行って、これらの事前結合ファイルを変更します。
OPEN 文を使用して、ユニット 5、6、または 0 を開きます。ユニット 5、6、または 0 のファイルを明示的に開く場合、OPEN 文キーワードは、標準の事前結合 I/O ファイルの代わりに使用するファイルに関連した情報を指定します。
適切な環境変数 (FORTn) を設定して、I/O を外部ファイルにリダイレクトします。
標準の事前結合ファイルからの入力または出力を実行時にリダイレクトするには、適切な環境変数を設定するかまたはパイプで適切なシェル・リダイレクト文字を使用します (> または < など)。