通常、開かれた外部ファイルはプログラムの終了前に同じプログラムによって閉じなければなりません。CLOSE 文は、ユニットと外部ファイルの結合を解除します。ユーザは閉じるユニット番号 (UNIT 指定子) を指定する必要があります。
また、次の事項も指定できます。
そのファイルを削除するかしないか (STATUS 指定子)
エラー処理情報 (ERR および IOSTAT 指定子)
閉じる時にファイルを削除する方法
OPEN 文で、ACTION キーワードを指定します (ACTION='READ' など)。READONLY キーワードを使用して開かれたファイルは、閉じる時に削除できないので、READONLY キーワードは使用しません。
CLOSE 文で、キーワード STATUS='DELETE' を指定します。
外部ファイルを開いて、ユニットによる照会を行った際に、ACCESS 指定子のデフォルト値を使用したくない場合は、そのファイルを閉じた後に、必要な ACCESS 指定子を明示的に指定して、そのファイルを再開くことができます。
通常は、事前結合されたユニットを閉じる必要はありません。内部ファイルは、開くことも閉じることも行なわれません。