IVDEP ディレクティブのメモリの依存性

Itanium® ベース・アプリケーションの場合、-ivdep_parallel オプションは IVDEP ディレクティブが指定されたループにループ・キャリー・メモリ依存が確実にないことを示します。 この手法は、スパース・マトリックス・アプリケーションに役立ちます。

例えば、次のループは、a() への格納でループ・キャリー依存がないことを示す IVDEP ディレクティブの他に -ivdep_parallel を必要とします。

!DIR$ IVDEP
do j=1,n
a(b(j)) = a(b(j))+1
enddo

「ベクトル化のサポート」も参照してください。