このセクションでは、Windows* および Linux* オペレーティング・システム上で使用するインテル® Fortran コンパイラ・オプションの対応表を提供します。
次のラベルが示されたコンパイラ・オプションは、特定のシステムでのみ利用可能です。
ラベル |
意味 |
---|---|
i32 |
IA-32 ベース・システムで利用可能なオプションです。 |
i32em |
インテル® エクステンデッド・メモリ 64 テクノロジ (インテル® EM64T) 対応の IA-32 ベース・システムで利用可能なオプションです。 |
i64 |
Itanium® ベース・システムで利用可能なオプションです。 |
ラベルがない場合、そのオプションはすべてのサポートされているシステムで利用可能です。
ラベルに "のみ" とある場合、そのオプションはラベルで示されたシステムでのみ利用可能です。
各オプションについての詳細は、クイック・リファレンス・ガイド (アルファベット順)、『インテル® Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド』の Vol. I と Vol. II および ifort の man ページを参照してください。Windows 版のコンパイラ・オプションについては、Windows 版インテル Fortran コンパイラに含まれているドキュメントを参照してください。
この表は、Linux 版のコンパイラ・オプション ("Linux オプション" 欄) のアルファベット順で記載されています。
この表で使用されている表記については、「表記規則」を参照してください。
Linux オプション |
Windows オプション |
説明 |
デフォルト |
---|---|---|---|
-1 |
/1 |
DO ループの反復を少なくとも 1 回実行します。 |
オフ |
-66 |
なし |
FORTRAN-66 セマンティクスを使用するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-72, -80, -132 |
/4L{72|80|132} |
各固定形式ソース行のステートメント・フィールドの終点を、列番号 72、80、または 132 として処理します。 |
-72 |
-align keyword |
/align:keyword |
データ項目をアライメントする方法をコンパイラに指示します。 |
keyword: |
-ansi_alias[-] |
/Qansi_alias[-] |
プログラムが Fortran 95 標準の別名規則に準拠していないと仮定するようにコンパイラに指示します。 |
オン |
-arch keyword |
/arch:keyword |
コンパイラが命令を生成するアーキテクチャのバージョンを決定します。 |
keyword: pn4 |
-assume keyword |
/assume:keyword |
コンパイラによって行われる仮定を指定します。 |
オフ |
-auto |
/Qauto |
SAVE として宣言されていない変数をランタイム・スタックに配置します。 |
オフ |
-auto_ilp32 |
/Qauto_ilp32 |
32 ビット・アドレス空間を超えることができないアプリケーションを指定します。 |
オフ |
-auto_scalar |
/Qauto_scalar |
INTEGER、REAL、COMPLEX、または LOGICAL 組込み型のローカル・スカラ変数を、AUTOMATIC にします。 |
オン |
-autodouble |
/Qautodouble |
REAL 変数を REAL (KIND=8) として定義します。 |
オフ |
-automatic |
/automatic |
SAVE として宣言されていない変数をランタイム・スタックに配置します。 |
オフ |
-axp |
/Qaxp |
パフォーマンス上の利点がある場合、プロセッサ固有のコードを生成します。 p はプロセッサの種類を示します。 |
オフ |
-Bdynamic |
なし |
ランタイム時にライブラリの動的リンクを有効にします。 |
オフ |
-Bstatic |
なし |
ユーザのライブラリとの静的リンクを有効にします。 |
オフ |
-c |
/c |
オブジェクト・ファイルへのコンパイルのみ行い、リンクを行わないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-CB |
/CB |
配列の添字および部分文字列の参照が宣言された範囲内であることを確認するランタイム・チェックを行います。 |
オフ |
-ccdefault keyword |
/ccdefault:keyword |
ユニット 6 および * で使用されるキャリッジ制御の種類を指定します。 |
keyword: default |
-check keyword |
/check:keyword |
ランタイム時の状態を確認します。 |
オフ |
-common_args |
/Qcommon_args |
プロシージャへの仮引数が他の仮引数と、または指定された COMMON 変数とメモリ位置を共有することをコンパイラに通知します。 |
オフ |
-complex_limited_ |
/Qcomplex_ |
複素数のデータ・タイプを使用するいくつかの算術演算で、基本代数展開の使用を有効にします。 |
オフ |
-convert keyword |
/convert:keyword |
数値データが含まれている書式なしファイルの形式を指定します。 |
オフ |
-cpp |
/Qcpp |
コンパイル前にソース・ファイルで Fortran プリプロセッサを実行します。 |
オフ |
-Dname[=value] |
/Dname[=value] |
条件付きコンパイル・ディレクティブまたは Fortran プリプロセッサで使用する定義として、name およびオプションの value を定義します。 |
オフ |
-d_lines |
/d_lines |
ソース・コードの列 1 の文字 D で示されたデバッグ文をコンパイルします。 |
オフ |
-DD |
/Qd_lines |
ソース・コードの列 1 の文字 D で示されたデバッグ文をコンパイルします。 |
オフ |
-debug keyword |
なし |
デバッグを拡張する設定を指定します。 |
オフ |
-double_size size |
/double_size:size |
DOUBLE PRECISION 型および DOUBLE COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数のサイズを定義します。 |
size: 64 |
-dryrun |
なし |
ドライバ・ツール・コマンドを表示します。ツールを実行しません。 |
オフ |
-dynamic |
なし |
デフォルト以外の file のダイナミック・リンカを指定します。 |
オフ |
-dyncom "a,b,c" |
/Qdyncom:A,B,C |
ランタイムで指定された COMMON ブロックの動的割り当てを有効にします。 |
オフ |
-E |
/E |
出力を stdout に送るように Fortran プリプロセッサに指示します。 |
オフ |
-e95, -e90 |
/4Ys |
非標準 Fortran 95 (-e95) または Fortran 90 (-e90) に対して、警告の代わりにエラーを表示します。 |
オフ |
-EP |
/EP |
#line ディレクティブを省略して、出力を stdout に送るように Fortran プリプロセッサに指示します。 |
オフ |
-error_limit n |
/error_limit:n |
コマンドラインで指定した 1 つのファイルで許容されるエラーまたは致命的なエラーの数の最大値を指定します。 |
n: 30 |
-extend_source size |
/Qextend_source: |
固定形式ソース・ファイルのステートメント・フィールドの終点を制御するために、列番号を指定します。 |
size: 72 |
-F |
なし |
出力をファイルに送るように Fortran プリプロセッサに指示します (-fpp が必要です)。 |
オフ |
-f66 |
/f66 |
FORTRAN-66 セマンティクスを使用するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-f77rtl |
/f77rtl |
FORTRAN 77 ランタイム動作を使用するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-fast |
/fast |
プログラム全体の速度を最大限にします。 |
オフ |
-fcode-asm |
/FAc |
オプションのマシン・コード注釈を含むアセンブリ・ファイルを生成します。 |
オフ |
-FI |
/FI |
ソース・ファイルが固定形式であること指定します。 |
ファイル・サフィックスによって決定されます |
-fixed |
/fixed |
ソース・ファイルが固定形式であること指定します。 |
ファイル・サフィックスによって決定されます |
-fltconsistency |
/fltconsistency |
浮動小数点の一貫性を向上させます。 |
オフ |
-fminshared |
なし |
コンパイル単位をメイン・プログラムのコンポーネントとして処理し、共有可能なオブジェクトの一部としてリンクしないように指定します。 |
オフ |
-fno-alias |
なし |
プログラム内のエイリアシングを仮定しないように指定します。 |
-falias |
-fno-fnalias |
なし |
関数内のエイリアシングを仮定しないで、複数の呼び出しにわたるエイリアシングを仮定するように指定します。 |
-ffnalias |
-fnsplit |
/Qfnsplit |
関数分割を有効にします。 |
オフ |
-fp |
/Oy- |
EBP レジスタを汎用レジスタではなくスタック・フレーム・プリンタとして使用できるようにします。 |
オフ |
-fp_port |
/Qfp_port |
浮動小数点演算の後に、浮動小数点の結果を丸めます。そのため、代入時と型変換時にユーザが宣言した精度に丸められます。速度に多少影響があります。 |
オフ |
-fpconstant |
/fpconstant |
倍精度変数に代入された単精度定数のために、精度を倍精度に拡張するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-fpen |
/fpe:n |
メイン・プログラムのランタイムの浮動小数点例外処理を指定します。 |
-fpe3 |
-fpic, -fPIC |
なし |
位置に依存しないコードを生成します。 |
オフ |
-fpp[n] |
/Qfpp[:n] |
コンパイル前にソース・ファイルで Fortran プリプロセッサを実行します。 |
オフ |
-fpscomp keyword |
/fpscomp[:keyword] |
Microsoft* Fortran PowerStation またはインテル Fortran との互換性のレベルを指定します。 |
keyword: libs |
-fpstkchk |
/Qfpstkchk |
FP (浮動小数点) スタックが予測された状態であることを保証するためにすべての関数呼び出しの後に補足コードを生成します。 |
オフ |
-FR |
/FR |
ソース・ファイルが自由形式であることを指定します。 |
ファイル・サフィックスによって決定されます |
-fr32 |
なし |
上位の浮動小数点レジスタの使用を無効にします。 |
オフ |
-free |
/free |
ソース・ファイルが自由形式であることを指定します。 |
ファイル・サフィックスによって決定されます |
-fsource-asm |
/FAs |
オプションのソース・コード注釈を含むアセンブリ・ファイルを生成します。 |
オフ |
-ftz |
/Qftz |
浮動小数点アンダーフローの結果をゼロに設定します。 |
オフ |
-fverbose-asm |
なし |
コンパイラ注釈を含むアセンブリ・ファイルを生成します。コンパイラ注釈には、オプションやバージョン情報などが含まれています。 |
オフ |
-fvisibility= |
なし |
グローバル・シンボルのデフォルトの可視属性を指定します。2 番目の形式は、ファイル内にあるシンボルの可視属性を指定します。 |
オフ |
-g |
/Zi, /Z7 |
シンボリック・デバッグ情報をオブジェクト・ファイル内に生成します。 |
オフ |
-help |
/help |
コンパイラ・オプションのリストを出力します。 |
オフ |
-Idir |
/Idir |
コンパイラがライブラリやインクルード・ファイルを検索するディレクトリを指定します。 |
オフ |
-i_dynamic |
なし |
インテルのライブラリを動的にリンクします。 |
オフ |
-i{2|4|8} |
/4I{2|4|8} |
整数変数および定数のデフォルトの KIND を (バイト単位で) 定義します。 |
-i4 |
-implicitnone |
なし |
変数のデフォルト型を未定義 (IMPLICIT NONE) に設定します。 |
オフ |
-inline |
/Qinline_ |
インライン・コードの拡張ソース位置情報を出力します。 |
オフ |
-intconstant |
/intconstant |
FORTRAN 77 セマンティクスを使用して整数定数の KIND を決定するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-integer_size size |
/integer_size:size |
INTEGER および LOGICAL 型の変数のサイズを定義します。 |
size: 32 |
-ip |
/Qip |
単一ファイルのプロシージャ間の最適化を有効にします。 |
オフ |
-ip_no_inlining |
/Qip_no |
-ip によって有効にされた全体または部分的なインライン展開を無効にします。 |
オフ |
-ip_no_pinlining |
/Qip_no |
部分的なインライン展開を無効にします。 |
オフ |
-IPF_flt_eval_ |
/QIPF_flt_eval_ |
プログラムで宣言された変数型によって指定された精度で、浮動小数点式の演算子に関する表現を評価するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-IPF_fltacc |
/QIPF_fltacc |
浮動小数点の精度に影響を与える最適化を無効にします。 |
オフ |
-IPF_fma |
/QIPF_fma |
浮動小数点乗算と加算/減算の組み合わせを有効にします。 |
オフ |
-IPF_fp_relaxed |
/QIPF_fp_relaxed |
divide や sqrt のような数学関数について、より高速で少し精度が低いコード・シーケンスを使用します。 |
オフ |
-IPF_fp_ |
/QIPF_fp_ |
浮動小数点のスペキュレーションを有効または無効にします。 |
mode: fast |
-ipo[n] |
/Qipo[n] |
ファイル間のマルチファイル IPO を有効にします。 |
オフ |
-ipo_c |
/Qipo_c |
後のリンク段階で使用できるマルチファイル・オブジェクト・ファイルを生成します。 |
オフ |
-ipo_obj |
/Qipo_obj |
実際のオブジェクト・ファイルを生成します。-ipo が必要です。 |
オフ |
-ipo_S |
/Qipo_S |
後のリンク段階で使用できるマルチファイル・アセンブリ・ファイルを生成します。 |
オフ |
-ipo_separate |
/Qipo_separate |
ソース・ファイルごとに 1 つのオブジェクト・ファイルを生成します。 |
オフ |
-ivdep_parallel |
/Qivdep_parallel |
IVDEP ディレクティブの後のループにループ・キャリー・メモリ依存がないことをコンパイラに通知します。 |
オフ |
-Kpic, -KPIC |
なし |
これは古いオプションです。代わりに -fpic を使用してください。 |
オフ |
-Ldir |
なし |
標準ディレクトリを検索する前に、ライブラリを検索する場所をリンカに指示します。 |
オフ |
-lowercase |
/Qlowercase |
識別子内の大文字・小文字の違いを無視し、外部名を小文字に変換するようにコンパイラに指示します。 |
Linux: オン |
-logo |
/logo |
コンパイラのバージョン情報を表示します。 |
Linux: オフ |
-mixed_str_len_arg |
/iface:mixed_ |
文字引数の隠された文字長を、引数リストの対応する文字引数の直後に配置するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-module dir |
/module:path |
モジュール・ファイルを作成したときに、格納したり、検索したりするディレクトリを指定します。 |
オフ |
-mp |
/Op |
一部の最適化を無効にして浮動小数点の精度を維持します。パフォーマンスに影響を与える場合があります。 |
オフ |
-mp1 |
/Qprec |
浮動小数点の精度を向上します。-mp よりも禁止される最適化処理が少なく、パフォーマンスに与える影響も小さくなります。 |
オフ |
-names keyword |
/names:keyword |
ソースコード識別子と外部名をどのように解釈するかを指定します。 |
オフ |
-nbs |
/nbs |
バックスラッシュ文字をエスケープ文字ではなく、通常の文字として処理するようにコンパイラに指示します。 |
オン |
-no_cpprt |
なし |
C++ ランタイム・ライブラリをリンクしないようにします。 |
オフ |
-noalign |
/align:none |
データ項目のアライメントを抑止します。 |
オフ |
-noaltparam |
/noaltparam |
パラメータ定数宣言 (括弧なし) の代替形式を識別しないように指定します。 |
オフ |
-nobss_init |
/Qnobss_init |
明示的にゼロに初期化される変数を DATA セクションに配置します。 |
オフ |
-nodefaultlibs |
なし |
リンク時に標準ライブラリを使用しないようにします。 |
オフ |
-nodefine |
/nodefine |
すべてのプリプロセッサ定義を -fpp のみに適用し、条件付きコンパイル・ディレクティブに適用しないように指定します。 |
オフ |
-nodps |
/Qdps- |
パラメータ定数宣言 (括弧なし) の代替形式を識別しないように指定します。 |
オフ |
-nofor_main |
なし |
メイン・プログラムが Fortran で記述されていない場合に指定し、for_main.o をアプリケーションにリンクしないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-noinclude |
/noinclude |
INCLUDE 文で指定されたファイルをインクルード・パスに追加されたディレクトリで検索しないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-nolib_inline |
/Oi- |
組込み関数のインライン展開を無効にします。 |
オフ |
-nostartfiles |
なし |
リンク時に標準起動ファイルを使用しないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-nostdinc |
なし |
インクルード・ファイルの検索パスから標準ディレクトリを除外します |
オフ |
-nostdlib |
なし |
リンク時に標準ライブラリおよび標準起動ファイルを使用しないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-nus |
なし |
外部サブルーチン名に下線を追加しないようにします。 |
オン |
-oname |
なし |
出力ファイルの名前を指定します。 |
オフ |
-O0 |
/Od |
-On で指定した最適化を無効にします。 |
オフ |
-O1 |
/O1 |
IA-32 システムでは、速度の最適化を有効にします。 |
オフ |
-O2 |
/O2 |
速度の最適化を有効にします。 |
オン |
-O3 |
/O3 |
-O2 の最適化に加えて、より強力な最適化を有効にします。 |
オフ |
-onetrip |
/Qonetrip |
DO ループの反復を少なくとも 1 回実行します。 |
オフ |
-openmp |
/Qopenmp |
パラレライザが OpenMP* ディレクティブに基づいてマルチスレッド・コードを生成できるようにします。 |
オフ |
-openmp_profile |
/Qopenmp_profile |
OpenMP* アプリケーションの解析を有効にします。 |
オフ |
-openmp |
/Qopenmp |
OpenMP パラレライザの診断メッセージのレベルを制御します。 |
n: 1 |
-openmp_stubs |
/Qopenmp_stubs |
シーケンシャル・コードを生成するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-opt_report |
/Qopt_report |
最適化レポートを生成して stderr に送るようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-opt_report_ |
/Qopt_report_ |
最適化レポートを生成して名前を file にするようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-opt_report_help |
/Qopt_report_ |
レポートの作成に利用可能な最適化機構の論理名をリストします (-opt_report_phase 用)。 |
オフ |
-opt_report_ |
/Qopt_report_ |
最適化レポートの詳細レベルを指定します。 |
level: min |
-opt_report_ |
/Qopt_report_ |
レポートを生成する最適化フェーズを指定します。 |
オフ |
-opt_report_ |
/Qopt_report_ |
指定したルーチン (routine) を含むルーチンのレポートを作成します。 |
オフ |
-p |
なし |
gprof(1) を使用して、関数のプロファイリングができるようにコンパイルとリンクを行います。 |
オフ |
-P |
/P |
出力をファイルに送るように Fortran プリプロセッサに指示します (-fpp が必要です)。 |
オフ |
-pad |
/Qpad |
変数と配列のメモリ・レイアウトの変更を有効にします。 |
オフ |
-pad_source |
/Qpad_source |
ステートメント・フィールドの幅より短い固定形式のソース・レコードに対して、スペースをステートメント・フィールドの終わりに追加するように指定します。 |
オフ |
-par_report[n] |
Qpar_ |
OpenMP パラレライザの診断メッセージのレベルを制御します。 |
n: 1 |
-par_threshold[n] |
/Qpar_ |
並列でのループの実行が効果的である可能性に基づいてループの自動並列化のしきい値を設定します。 |
n: 100 |
-parallel |
/Qparallel |
並列で安全に実行できるループのマルチスレッド・コードを生成するように自動パラレライザに指示します。 |
オフ |
-pcn |
/Qpcn |
浮動小数点の仮数部の精度を制御できるようにします。 |
n: 64 |
-pg |
なし |
gprof(1) を使用して、関数のプロファイリングができるようにコンパイルとリンクを行います。 |
オフ |
-prec_div |
/Qprec_div |
浮動小数点除算から乗算へ変換する最適化処理を無効にして、より正確な除算結果を取得します。速度に多少影響します。 |
オフ |
-prefetch- |
/Qprefetch- |
プリフェッチ挿入による最適化を無効にします。 (-O3 が必要です)。 |
オフ |
-preprocess_only |
なし |
出力をファイルに送るように Fortran プリプロセッサに指示します (-fpp が必要です)。 |
オフ |
-prof_dir dir |
/Qprof_dir dir |
出力ファイル (*.dyn および *.dpi) のプロファイリングに使用するディレクトリを指定します。 |
オフ |
-prof_file file |
/Qprof_file file |
プロファイリング・サマリ・ファイルのファイル名 (file) を指定します。 |
オフ |
-prof_format_32 |
/Qprof_format_32 |
32 ビット・カウンタ付きのプロファイル・データを生成します。また、以前のバージョンのコンパイラとの互換性を維持します。 |
オフ |
-prof_gen |
/Qprof_gen |
プロファイリング用にプログラムをインストルメントします。 |
オフ |
-prof_use |
/Qprof_use |
最適化中にプロファイリング情報が使用できるようにします。 |
オフ |
-Qinstalldir |
なし |
コンパイラのインストール先のルート・ディレクトリとして dir を設定します。 |
オフ |
-Qlocation,str,dir |
/Qlocation,tool,dir |
指定したツール (str/tool) の場所としてディレクトリを設定します。 |
オフ |
-Qoption,str,opts |
/Qoption,tool,options |
指定したツール (str/tool) にオプションを渡します。 |
オフ |
-qp |
なし |
gprof(1) を使用して、関数のプロファイリングができるようにコンパイルとリンクを行います。 |
オフ |
-r8 |
/4R8 |
REAL 型の宣言、定数、関数、および組込み関数を DOUBLE PRECISION (REAL*8) として定義し、COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数を DOUBLE COMPLEX (COMPLEX*16) として定義します。 |
オフ |
-r16 |
/4R16 |
REAL 型および DOUBLE PRECISION 型の宣言、定数、関数、および組込み関数を REAL*16 として定義し、COMPLEX 型および DOUBLE COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数を COMPLEX*32 として定義します。 |
オフ |
-rcd |
/Qrcd |
浮動小数点から整数への変換を高速にします。 |
オフ |
-real size size |
/real size:size |
REAL および COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数のサイズを定義します。 |
size: 32 |
-recursive |
/recursive |
再帰的な実行が行われる可能性を念頭に置いて、すべてのルーチンをコンパイルするように指定します。 |
オフ |
-reentrancy keyword |
/reentrancy:keyword |
マルチスレッド・アプリケーションをサポートする再入力可能コードを生成するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-S |
/S |
アセンブリ (.s) ファイルへのコンパイルのみ行い、リンクを行わないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-safe_cray_ptr |
/Qsafe_cray_ptr |
Cray ポインタが他の変数とエイリアスしないように指定します。 |
オフ |
-save |
/Qsave |
AUTOMATIC として宣言されていない変数を静的メモリに格納します。 |
オフ |
-scalar_rep |
/Qscalar_rep |
ループ変換中に実行されるスカラ置換を有効にします (-O3 が必要です)。 |
オフ |
-shared |
なし |
実行ファイルの代わりに、動的共有オブジェクトを生成するようコンパイラに指示します。 |
オフ |
-shared-libcxa |
なし |
インテルの libcxa C++ ライブラリを動的にリンクします。 |
オフ |
-sox |
/Qsox |
コンパイラ・オプションとバージョンを実行ファイルに保存するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-stand keyword |
/stand:keyword |
非標準の言語要素を発見したときにメッセージを発行するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-static |
/static |
共有ライブラリとリンクしないようにします。ライブラリをすべて静的にリンクします。 |
オフ |
-static-libcxa |
なし |
インテルの libcxa C++ ライブラリを静的にリンクします。 |
オフ |
-std90 または |
/stand:f90 |
Fortran 90 に準拠していない言語要素を発見したときにメッセージを発行するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-std95 または -std または |
/stand:f95 |
Fortran 95 に準拠していない言語要素を発見したときにメッセージを発行するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-syntax_only |
/syntax_only |
ソース・ファイルの正しい構文のみをチェックするように指定します。 |
オフ |
-T file |
なし |
指定した file からリンク・コマンドを読むようにリンカに指示します。 |
オフ |
-tcheck |
/Qtcheck |
マルチスレッド・アプリケーションの解析を有効にします。 |
オフ |
-Tf file |
/Tf file |
file を Fortran ソース・ファイルとしてコンパイルするように指示します。 |
オフ |
-threads |
/threads |
マルチスレッド・ライブラリをリンクするように指定します。 |
オフ |
-tpp{1|2} |
/G{1|2} |
特定のインテル® プロセッサ用に最適化します。 |
-tpp2 |
-tpp{5|6|7} |
/G{5|6|7} |
特定のインテル プロセッサ用に最適化します。 |
-tpp7 |
-traceback |
/traceback |
ランタイム時に重大なエラーが発生したとき、ソース・ファイルのトレースバック情報を表示できるように、オブジェクト・ファイル内に補足情報を生成するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-tune keyword |
なし |
コンパイラが命令を生成するアーキテクチャのバージョンを決定します。 |
keyword: pn4 |
-u |
なし |
変数のデフォルト型を未定義 (IMPLICIT NONE) に設定します。 |
オフ |
-Uname |
/Uname |
事前定義済みマクロ name を削除します。 |
オフ |
-unroll[n] |
/unroll[:n] |
ループのアンロール回数の上限を設定します。 |
オフ |
-uppercase |
/uppercase |
識別子内の大文字・小文字の違いを無視し、外部名を大文字に変換するようにコンパイラに指示します。 |
Linux: オフ |
-us |
/us |
ユーザ定義の外部名に下線文字を追加するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-use_asm |
なし |
アセンブラからオブジェクト・ファイルを生成するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-V |
/logo |
コンパイラのバージョン情報を表示します。 |
オフ |
-v |
なし |
ツール・コマンドを表示し、実行するようにドライバに指示します。 |
オフ |
-vec_report[n] |
/Qvec_report[n] |
ベクトライザの診断情報の量を指定します。 |
n: 1 |
-vms |
/vms |
ランタイム・システムで、OpenVMS* Alpha システムおよび VAX* システム (VAX FORTRAN*) 上の HP* Fortran のような動作を行います。 |
オフ |
-w |
/w |
すべての警告メッセージを無効にします。 |
オフ |
-Wn |
/Wn |
警告メッセージの表示を無効 (n=0) または有効 (n=1) にします。 |
n: 1 |
-w90 または -w95 |
/w90 または /w95 |
Fortran 95 で推奨されない、または使用されていない Fortran 機能に関する警告メッセージを抑止します。 |
オフ |
-warn keyword |
/warn:keyword |
コンパイラによって発行される警告メッセージのレベルを指定します。 |
オフ |
-what |
/what |
Fortran コマンドとコンパイラのバージョン文字列を表示します。 |
オフ |
-Wl,o1[,o2,...] |
/link o1[,o2,...] |
リンカに -o1、-o2、その他のオプションを渡します。 |
オフ |
-Wp,o1[,o2,...] |
/Qoption,fpp,o1[,o2,...] |
プリプロセッサに -o1、-o2、その他のオプションを渡します。 |
オフ |
-X |
/X |
インクルード・ファイルの検索パスから標準ディレクトリを除外します |
オフ |
-xp |
/Qxp |
プログラムを実行するプロセッサで必要な最小セットのプロセッサ固有の命令を生成します。p はプロセッサの種類を示します。 |
オフ |
-Xlinker value |
/link value |
リンカに直接値 (value) を渡します。 |
オフ |
-y |
/Zs |
ソース・ファイルの正しい構文のみをチェックするように指定します。 |
オフ |
-zero |
/Qzero |
INTEGER、REAL、COMPLEX、または LOGICAL 組込み型のローカル・スカラ変数で、保存はされているがまだ初期化されていない変数を、すべてゼロに初期化します。 |
オフ |
-Zp[n] |
/Zp[n] |
レコードのフィールドおよび派生型のコンポーネントを、指定された境界またはそれらが自然にアライメントされる境界のうち、サイズがより小さくなる境界でアライメントします。 |
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