インターバル・プロファイル・ダンプ

_PGOPTI_Set_Interval_Prof_Dump() 関数は、インターバル・プロファイル・ダンプをアクティブにし、ダンプ発生時のおおよその頻度を設定します。この関数呼び出しのプロトタイプは次のとおりです。

void _PGOPTI_Set_Interval_Prof_Dump(int interval);

この関数は、非終了アプリケーションで使用します。

インターバル・パラメータは、プロファイルのダンプが発生する時間の間隔 (ミリ秒単位) で指定します。例えば、インターバルが 5000 として設定された場合、プロファイル・ダンプとリセットは約 5 秒ごとに行われます。ダンプとリセットの時間測定は、アプリケーションのインストルメントされた関数の実行時に行われるため、インターバルはおおよそとなります。

  1. インターバルを 0 または負の数に設定すると、インターバル・プロファイルのダンプを無効にします。

  2. インターバルが非常に少ない値で設定されると、インストルメント済みのアプリケーションがプロファイル情報のダンプにほとんどの時間を費やしてしまう場合があります。インターバルには、できるだけ大きな値を設定し、アプリケーションが本来の作業を行え、十分なプロファイル情報が収集されるようにします。

推奨する使用方法

この関数は、インターバル・プロファイル・ダンプを開始するために、非終了ユーザ・アプリケーションの開始時に呼び出すことができます。環境変数の PROF_DUMP_INTERVAL をアプリケーションが開始する前に必要な interval の値に設定して、インターバル・プロファイル・ダンプを開始することもできます。

インターバル・プロファイル・ダンプの目的は、ソースコードへの変更を最小限に抑えて、非終了アプリケーションをプロファイルできるようにすることです。