本書の使い方

インテル® Fortran コンパイラ・オプション・クイック・リファレンス・ガイドには、以下の情報が含まれています。

各コンパイラ・オプションについての詳細は、『インテル® Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド』の Vol. I と Vol. II および ifort の man ページを参照してください。

このガイドで説明されているコンパイラ・オプションは、特に明記されている場合を除いて、IA-32 およびインテル® Itanium® プロセッサの両方で利用可能です。

表記規則

"デフォルト" 欄のオン

コンパイラが起動される際に、オプションがデフォルトで有効になっていることを示します。値を指定してオンの状態にする場合は、その値を括弧で示します。

"デフォルト" 欄のオフ

コンパイラが起動される際に、オプションがデフォルトで無効になっていることを示します。値を指定してオフの状態にする場合は、その値を括弧で示します。

this type style

斜体のモノスペース・フォントで表記されているテキストは、ユーザの入力個所を示します。また、新しい用語が使われた場合にも、その用語を斜体で表記します。
例えば、-Qoption,str,opts オプションは、コマンドラインで次のように指定されます。
ifort -Qoption,link,-w myprog.f

{value | value}

中括弧と縦線は、複数の項目の選択を示します。すべての項目が大括弧で囲まれていない限りは、項目から 1 つを選択しなければなりません。

-option parameter

オプションにパラメータが必要なことを示します。例えば、-Ldir-L オプションは、dir 内でライブラリを検索するようにリンカに指示します。

-option keyword

オプションに、keyword 値を 1 つ指定する必要があることを示します。

-option [keyword]

オプションに、keyword 値を指定できることを示します。

-option[n]

[ ] 内の値にさまざまな値を指定するか、または省略することができます。例えば、-unroll[n] オプションの場合、n に 0 以上の値を指定するか、または省略することができます。

-option[-]

オプションの最後に "-" が付いている場合、オプションは無効になります。例えば、-ansi_alias--ansi_alias オプションを無効にします。

-[no]option

オプションの前に "no" が付いている場合、オプションは無効になります。例えば、-[no]altparam の場合、-altparam はオプションを有効にし、-noaltparam はオプションを無効にします。

[no]option は、option のアルファベット順に記載されています。