言語オプションを設定することで、セマンティクス、構文、およびソースファイルの形式を指定できます。
次のトピックも参照してください。
デフォルト: -altparam (代替構文を使用可能にします)
代替構文: -[no]dps
PARAMETER 文で、代替構文を使用できます (括弧は必要ありません)。
PARAMETER 文の代替構文は以下のとおりです:
PARAMETER par1=exp1 [, par2=exp2] ...
この形式では、パラメータ名へ定数を代入する際、その前後に括弧をつけません。パラメータの型は、暗黙的な型変換ではなく、割り当てられた式の型により決定されます。
デフォルト: -nod_lines
代替構文: -DD
第 1 列に D という文字を含む固定形式ファイルの行を、コメント行ではなくソースコードとして処理するように指定します。
デフォルト: -noextend_source (72 文字)。size を指定せず、-extend_source のみを指定した場合、デフォルトが -extend_source:132 に変更されます。
代替構文: -{72|80|132}
固定形式ソースファイルのステートメント・フィールドの終点を制御するために、列番号を 72、80、または 132 から指定します。size が指定されると、それがステートメント・フィールドの一部として解析される最後の列になります。それ以降の列はすべてコメントとして扱われます。
このオプションは、固定形式のファイルのみに使用できます。
デフォルト: -nof66 (現在の Fortran 標準セマンティクスを使用します)
代替構文: -66
互換性の問題が生じたときに、コンパイラが FORTRAN-66 の解釈を選択するように指定します。 このオプションにより、次のような違いが生じます:
DO ループが、常に少なくとも 1 回実行されます。
FORTRAN-66 EXTERNAL 文の構文とセマンティクスが使用可能になります。
OPEN 文の STATUS 指定子が省略された場合、デフォルトが STATUS='UNKNOWN' の代わりに STATUS='NEW' に変更されます。
OPEN 文の BLANK 指定子が省略された場合、デフォルトが BLANK='ZERO' の代わりに BLANK='NULL' に変更されます。
デフォルト: ファイル拡張子を使用して、ファイル形式を決定します。
代替構文: -FR と -free は同じです。また、-FI も -fixed と同じです。
Fortran ソースコードの形式を指定します。このオプションが指定されていない場合、ファイル拡張子によって形式が決定されます。
.f90、.F90、または .i90 の拡張子をもつファイルは、自由形式のソースファイルになります。
.f、.for、.FOR、.ftn または .i の拡張子をもつファイルは、固定形式のファイルになります。
デフォルト: オフ (無効)
OpenMP* ディレクティブを処理するように指定します。有効なオプションは以下のとおりです:
-openmp
並列コードを生成します。このオプションが指定されると、マルチスレッド・ライブラリは使用されますが、fpp は自動的には実行されません。
-openmp が指定された場合は、-auto オプションも設定されます。
-openmp_stubs シーケンシャル・コードを生成します。OpenMP ディレクティブが無視され、OpenMP スタブ・ライブラリがリンクされます。
デフォルト: -nopad_source
ステートメント・フィールドの幅より短い固定形式のソース行に対して、スペースをステートメント・フィールドの終わりに追加するように指定します。このオプションは、複数のソースレコードにわたって続く文字リテラルと Hollerith リテラルの解釈に影響を与えます。
デフォルト設定である -nopad_source が使用されると、ステートメント・フィールドの終点よりも前で終わっている文字リテラルまたは Hollerith リテラルが、次のソースレコードにわたって続いている場合、警告メッセージが表示されます。この警告メッセージを抑止するには、-warn nousage オプションを指定します。
-pad_source を指定すると、-warn usage に関連する警告メッセージは表示されません。