インテル® Fortran コンパイラでは、ファイル名拡張子から各入力ファイルの種類を解釈します。ファイル名拡張子には、.a、.f、.for、.o などがあります。
ファイル名 |
ファイルの種類 |
処理 |
filename.a |
オブジェクト・ライブラリ |
ld に渡されます。 |
filename.f |
Fortran の固定形式ソース |
インテル Fortran コンパイラによってコンパイルされます。 |
filename.fpp |
Fortran の固定形式ソース |
インテル Fortran プリプロセッサ fpp によって前処理されてから、インテル Fortran コンパイラによってコンパイルされなければなりません。 |
filename.F90 |
Fortran の自由形式ソース |
インテル Fortran プリプロセッサ fpp によって前処理されてから、インテル Fortran コンパイラによってコンパイルされなければなりません。 |
filename.f90 |
Fortran の自由形式ソース |
インテル Fortran コンパイラによってコンパイルされます。 |
filename.s |
アセンブリ・ファイル |
アセンブラ (IA-32 コンパイラ) またはインテル Itanium® アセンブラ (Itanium コンパイラ) に渡されます。 |
filename.o |
コンパイル済みのオブジェクト・ファイル |
ld に渡されます。 |
コンパイラの設定ファイルを使用して、入力ライブラリのデフォルトのディレクトリを指定できます。入力ファイル、一時ファイル、ライブラリ、アセンブラ、およびリンカ用の追加ディレクトリを指定するには、出力ファイル名とディレクトリ名を指定するコンパイラ・オプションを使用します。