プロファイル情報生成サポート (Profile Information Generation Support、Profile IGS) で、プロファイルに基づいた最適化のインストルメント済みの実行フェーズ中にプロファイル情報の生成を制御できます。
通常、プロファイル情報は、インストルメント済みアプリケーションが、標準的な exit() 関数を呼び出してアプリケーションを終了したときにインストルメント済みアプリケーションによって生成されます。
プロファイル情報の生成を確実にするには、このセクションで説明される関数が必要となる場合があり、また次の状況で役立ちます。
非標準の終了ルーチンでインストルメント済みアプリケーションが終了する場合。
インストルメント済みアプリケーションが 非終了 アプリケーションの場合 (exit() は呼び出されません)。
プロファイル情報の生成時にインストルメント済みアプリケーションが制御する必要がある場合。
関数のセットおよび環境変数が Profile IGS を構成します。
Profile IGS 関数は、関数が使用されるソースファイルの上にヘッダファイルを挿入することによりアプリケーションで使用することができます。
#include "pgouser.h"
注
Profile IGS 関数は、C 言語で記述されています。Fortran アプリケーションは、C 関数を呼び出す必要があります。
このセクションの残りのトピックでは Profile IGS 関数について説明します。
注
インストルメンテーションがされていないと、Profile IGS 関数は PGO API サポートすることができません。
Profile IGS の環境変数は、PROF_DUMP_INTERVAL です。この環境変数は、インストルメント済みのユーザ・アプリケーションでインターバル・プロファイル・ダンプに使用されることがあります。詳細は、 _PGOPTI_Set_Interval_Prof_Dump() の推奨する使用方法を参照してください。