環境変数は、動的情報ファイルを保存するディレクトリを指定したり、pgopti.dpi ファイルを上書きするかどうか指定するために使用します。下の表に、PGO の環境変数の説明を示します。
変数 |
説明 |
PROF_DIR |
動的情報ファイルの作成先ディレクトリを指定する変数です。この変数は、プロファイル処理の 3 つのフェーズすべてに適用されます。 |
PROF_DUMP_INTERVAL |
インストルメント済みのユーザ・アプリケーション内で、インターバル・プロファイルのダンプを開始します。 |
PROF_NO_CLOBBER |
フィードバック・コンパイル・フェーズでの処理を少し変更する変数です。デフォルトでは、フィードバック・コンパイル・フェーズで、コンパイラがすべての動的情報ファイルのデータをマージし、pgopti.dpi ファイルが既に存在する場合にも新しい pgopti.dpi ファイルを作成します。この変数を設定すると、コンパイラは既存の pgopti.dpi ファイルを上書きせずに、警告を発行します。新しい動的情報ファイルを使用するには、既存の pgopti.dpi ファイルを削除する必要があります。 |
環境変数の設定方法については、ご使用のオペレーティング・システムのマニュアルも参照してください。