次の表は、コンパイルに使用できるオプションについて説明しています。各オプションについての詳細は、『インテル® Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド』の Vol. I と Vol. II および ifort の man ページを参照してください。
次のラベルが示されたコンパイラ・オプションは、特定のシステムでのみ利用可能です。
ラベル |
意味 |
---|---|
i32 |
IA-32 ベース・システムで利用可能なオプションです。 |
i32em |
インテル® エクステンデッド・メモリ 64 テクノロジ (インテル® EM64T) 対応の IA-32 ベース・システムで利用可能なオプションです。 |
i64 |
Itanium® ベース・システムで利用可能なオプションです。 |
ラベルがない場合、そのオプションはすべてのサポートされているシステムで利用可能です。
ラベルに "のみ" とある場合、そのオプションはラベルで示されたシステムでのみ利用可能です。
このバージョンで追加されたオプションは、(*新規) としてマークされています。機能の変更はない新規のキーワードが追加された場合、そのキーワード値の周辺にこのマークが表示されます。新規のキーワードによって機能が追加される場合は、このキーワードを持つオプションは別のエントリに配置され、(*新規) としてマークされます。
この表で使用されている表記については、「表記規則」を参照してください。
オプション |
説明 |
デフォルト |
-1 |
DO ループの反復を少なくとも 1 回実行します (-onetrip オプションと同じです)。このオプションは、-f66 と同じ効果があります。 |
オフ |
-66 |
FORTRAN-66 セマンティクスを使用するようにコンパイラに指示します (-f66 オプションと同じです)。 |
-nof66 |
-72, -80, -132 |
各固定形式ソース行のステートメント・フィールドの終点を、列番号 72、80、または 132 として処理します。オプション -132 は、-extend_source オプションと同じです。 |
-72 |
-align keyword |
データ項目をアライメントする方法をコンパイラに指示します。 |
-align nocommons |
-ansi_alias- |
プログラムが Fortran 95 標準の別名規則に準拠していないと仮定するようにコンパイラに指示します。 |
-ansi_alias |
-arch keyword |
コンパイラが命令を生成するアーキテクチャのバージョンを決定します。 |
-arch pn4 |
-assume keyword |
コンパイラによって行われる仮定を指定します。 |
オフ |
-auto |
SAVE として宣言されていない変数をランタイム・スタックに配置します (-automatic または -nosave と同じです)。 |
-auto_scalar |
-auto_ilp32 |
32 ビット・アドレス空間を超えることができない (32 ビット・ポインタを使用する) アプリケーションを指定します。このオプションを使用するには、-ipo も指定する必要があります。 インテル EM64T システムでは、-xP または -axP も指定しない限り、このオプションは効果がありません。 32 ビット・アドレス空間 (2**32) を超えることができるプログラムで -auto_ilp32 オプションを使用すると、プログラム実行時に予期しない問題が発生することがあります。 |
オフ |
-auto_scalar |
INTEGER、REAL、COMPLEX、または LOGICAL 組込み型のローカル・スカラ変数を、AUTOMATIC にします。このオプションと一緒に -save、-auto または -automatic を指定することはできません。 |
-recursive または |
-autodouble |
REAL 変数を REAL (KIND=8) として定義します。このオプションは、-r8 を指定するのと同じです。 |
オフ |
-automatic |
SAVE として宣言されていない変数をランタイム・スタックに配置します (-auto または -nosave と同じです)。 |
-auto_scalar |
-ax{K|W|N|B|P} |
パフォーマンス上の利点がある場合、プロセッサ固有のコードを生成します。 プロセッサの種類は以下の値のいずれか 1 つで示されます。 K - インテル Pentium III および互換性のあるインテル® プロセッサ。 W - インテル Pentium 4 プロセッサおよび互換性のあるインテル・プロセッサ。 N - インテル Pentium 4 プロセッサおよび互換性のあるインテル・プロセッサ。 B - インテル Pentium M プロセッサおよび互換性のあるインテル・プロセッサ。 P - ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (SSE3) をサポートするインテル Pentium 4 プロセッサ。 インテル EM64T システムでは、-axP および -axW オプションのみ利用できます。 詳細は、ユーザーズ・ガイドまたは ifort の man ページを参照してください。 |
オフ |
-Bdynamic |
ランタイム時にライブラリの動的リンクを有効にします。静的なリンクに比べ、実行ファイルは小さくなります。 |
オフ |
-Bstatic |
ユーザのライブラリとの静的リンクを有効にします。 |
オフ |
-c |
オブジェクト (.o) ファイルへのコンパイルのみ行い、リンクを行わないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-CB |
配列の添字および部分文字列の参照が宣言された範囲内であることを確認するランタイム・チェックを行います。-check bounds オプションと同じです。 |
オフ |
-ccdefault keyword |
ユニット 6 および * で使用されるキャリッジ制御の種類を指定します。 |
-ccdefault default |
-check keyword |
ランタイム時の状態を確認します。 |
オフ |
-cm |
問題のありそうなプログラミングに対するすべてのメッセージを非表示にします (-warn nousage オプションと同じです)。 |
オフ (-nocm) |
-common_args |
プロシージャへの仮引数が他の仮引数と、または参照結合、ホスト結合、または共通ブロックを使用して共有した変数とメモリ位置を共有していると仮定するようにコンパイラに指示します。-assume dummy_aliases を指定した場合と同じです。 |
オフ (-no |
-complex_limited_ |
複素数のデータ・タイプを使用するいくつかの算術演算で、基本代数展開の使用を有効にします。このオプションを使用すると、複素数算術を多く使用するプログラムにおいてパフォーマンスが向上する場合があります。ただし、指数範囲の極値が正しく計算されない可能性があります。 |
オフ |
-convert keyword |
数値データが含まれている書式なしファイルの形式を指定します。 |
-convert native |
-cpp |
コンパイル前に Fortran プリプロセッサをソース・ファイルで実行します (-fpp オプションと同じです)。 |
オフ (-nocpp) |
-Dname |
name を条件付きコンパイル・ディレクティブまたは Fortran プリプロセッサ (-fpp) で使用する定義として指定します。value は整数、または二重引用符で区切られた文字列のいずれかです (例えば、 |
オフ |
-d_lines |
ソース・コードの列 1 の文字 D で示されたデバッグ文をコンパイルします。-DD を指定した場合と同じです。 |
オフ (-nod_lines) |
-DD |
ソース・コードの列 1 の文字 D で示されたデバッグ文をコンパイルします。-d_lines を指定した場合と同じです。 |
オフ |
-debug keyword (*新規) |
デバッグを拡張する設定を指定します。これらのオプションを使用するには、-g も指定する必要があります。 |
オフ |
-double_size size |
DOUBLE PRECISION 型および DOUBLE COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数のサイズを定義します。 |
-double_size 64 |
-dryrun |
ドライバ・ツール・コマンドを表示します。ツールを実行しません。 |
オフ (-nodryrun) |
-dynamic-linkerfile |
デフォルト以外の file のダイナミック・リンカを指定します。 |
オフ |
-dyncom "a,b,c" |
ランタイムで指定された COMMON ブロックの動的割り当てを有効にします。引用符が必要です。 |
オフ |
-E |
出力を stdout に送るように Fortran プリプロセッサに指示します。 |
オフ |
-e90 |
非標準 Fortran 90 に対して、警告の代わりにエラーを表示します。 |
オフ |
-e95 |
非標準 Fortran 95 に対して、警告の代わりにエラーを表示します。 |
オフ |
-EP |
#line ディレクティブを省略して、出力を stdout に送るように Fortran プリプロセッサに指示します。 |
オフ |
-[no]error_limit n |
コマンドラインで指定した 1 つのファイルで許容されるエラーまたは致命的なエラーの数の最大値を指定します。-noerror_limit を指定すると、許容されるエラーの数に制限はありません。 |
-error_limit 30 |
-extend_source [size] |
固定形式ソース・ファイルのステートメント・フィールドの終点を制御するために、列番号を指定します。 |
オフ (-no |
-F |
出力をファイルに送るように Fortran プリプロセッサに指示します (-preprocess_only および -P オプションと同じです)。このオプションを使用するには、-fpp も指定する必要があります。 |
オフ |
-f66 |
FORTRAN-66 セマンティクスを使用するようにコンパイラに指示します。デフォルトの場合、Fortran 95 セマンティクスが使用されます。 |
オフ (-nof66) |
-f77rtl |
インテル Fortran の代わりに FORTRAN 77 のランタイム動作を使用するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-fast |
プログラム全体の速度を最大限にします。 Itanium ベース・システムでは、-O3、-ipo、および -static オプションが設定されます。IA-32 システムおよびインテル EM64T システムでは、-O3、-ipo、-static、および -xP オプションが設定されます。 IA-32 システムでは、-xP オプション付きでコンパイルされたプログラムは非互換のプロセッサを検出し、実行時にエラー・メッセージを出力する点に注意してください。 |
オフ (-nofast) |
-fcode_asm |
オプションのマシン・コード注釈を含むアセンブリ・ファイルを生成します。このオプションを使用するには、-S も指定する必要があります。 |
オフ |
-FI |
ソース・ファイルが固定形式であることを指定します (-fixed オプションと同じです)。 |
オフ |
-fixed |
ソース・ファイルが固定形式であることを指定します (-FI オプションと同じです)。デフォルトでは、ソース・ファイルの形式はファイル・サフィックスによって決定されます。 |
オフ |
-fltconsistency |
浮動小数点の一貫性を向上させます。デフォルト設定では、浮動小数点数の結果の一貫性が多少損なわれますが、精度とランタイム・パフォーマンスが向上します。 |
オフ (-no |
-fminshared |
コンパイル単位をメイン・プログラムのコンポーネントとして処理し、共有可能なオブジェクトの一部としてリンクしないように指定します。 |
オフ |
-fno-alias |
プログラム内のエイリアシングを仮定しないように指定します。 |
-falias |
-fno-fnalias |
関数内のエイリアシングを仮定しないで、複数の呼び出しにわたるエイリアシングを仮定するように指定します。 |
-ffnalias |
-fnsplit |
-prof_use も指定されている場合に関数分割を有効にします。指定されていない場合、デフォルト値ではルーチン内の分割は無効になりますが、関数のグループ化は有効なままです。 |
オフ (-fnsplit-) |
-fp |
EBP レジスタを汎用レジスタではなくスタック・フレーム・プリンタとして使用できるようにします。 |
オフ (-fp-) |
-fp_port |
浮動小数点演算の後に、浮動小数点の結果を丸めます。そのため、代入時と型変換時にユーザが宣言した精度に丸められます。速度に多少影響があります。 |
オフ |
-fpconstant |
倍精度変数に代入された単精度定数のために、精度を倍精度に拡張するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-fpen |
メイン・プログラムのランタイム時の浮動小数点例外処理を制御します。n は、0、1、または 3 のいずれかです。 |
-fpe3 |
-fpic |
位置に依存しないコードを生成します。-fPIC として指定することもできます。 |
オフ |
-fpp |
コンパイル前にソース・ファイルで Fortran プリプロセッサを実行します。 |
オフ |
-fpscomp [keyword] |
Microsoft* Fortran PowerStation またはインテル Fortran との互換性のレベルを指定します。 |
all および nolibs: その他: |
-fpstkchk |
FP (浮動小数点) スタックが予測された状態であることを保証するためにすべての関数呼び出しの後に補足コードを生成します。デフォルトでは、チェックは行われません。 |
オフ |
-FR |
ソース・ファイルが自由形式であることを指定します (-free オプションと同じです)。 |
ソース・ファイルの拡張子に基づきます。 |
-fr32 |
上位の浮動小数点レジスタの使用を無効にします。浮動小数点レジスタのうち下位 32 個だけを使用します。 |
オフ |
-free |
ソース・ファイルが自由形式であることを指定します (-FR オプションと同じです)。デフォルトでは、ソース・ファイルの形式はファイル・サフィックスによって決定されます。 |
オフ |
-fsource_asm |
オプションのマシン・コード注釈を含むアセンブリ・ファイルを生成します。このオプションを使用するには、-S も指定する必要があります。 |
オフ |
-ftz |
浮動小数点アンダーフローの結果をゼロに設定します。 |
オフ |
-fverbose-asm |
コンパイラ注釈を含むアセンブリ・ファイルを生成します。コンパイラ注釈には、オプションやバージョン情報などが含まれています。このオプションを使用するには、-fverbose-asm を設定する -S オプションも指定する必要があります。-S を指定するときに、このデフォルト設定を適用したくない場合は -fnoverbose-asm を指定します。 |
オフ |
-fvisibility=keyword |
最初の形式は、グローバル・シンボルのデフォルトの可視属性を指定します。 2 番目の形式は、ファイル内にあるシンボルの可視属性を指定します (この形式は最初の形式よりも優先されます)。 keyword: external, default, protected, hidden, and internal |
オフ |
-g |
シンボリック・デバッグ情報をオブジェクト・ファイル内に生成します。このコンパイラでは、アセンブリ・ファイル中にデバッグ情報を生成できません。-g オプションを指定すれば、アセンブリ・ファイルには含まれないデバッグ情報が、生成されるオブジェクト・ファイルには含まれることになります。 IA-32 システムでは、-g または -O0 オプションを指定すると、自動的に -fp オプションが有効になります。詳細は、『インテル® Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド Vol II』の「最適化とデバッグ」を参照してください。 |
オフ |
-help |
コンパイラ・オプションのリストを出力します。 |
オフ |
-Idir |
モジュール・ファイル (USE 文) およびインクルード・ファイル (INCLUDE 文) を検索するディレクトリを、インクルード・パスに追加します。 |
オフ |
-i_dynamic |
インテルのライブラリを動的にリンクします。 |
オフ |
-i{2|4|8} |
整数および論理変数のデフォルトのサイズを 2、4、または 8 バイトに指定します (-integer_size {16|32|64} と同じです)。 |
-integer_size 32 |
-implicitnone |
変数のデフォルト型を未定義 (IMPLICIT NONE) に設定します。-u オプションと同じです。 |
オフ |
-inline_debug_info |
インライン・コードの拡張ソース位置情報を出力します。関数呼び出しのトレースバックに役立つ拡張デバッグ情報も提供します。デバッグ用にこのオプションを使用するには、-g も指定する必要があります。 |
オフ |
-intconstant |
Fortran 95/90 セマンティクスではなく、FORTRAN 77 セマンティクスを使用して整数定数の KIND を決定するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-integer_size size |
整数および論理変数のデフォルトのサイズを指定します。size は、16、32、または 64 のいずれかです。 |
-integer_size 32 |
-ip |
単一ファイルのプロシージャ間の最適化を有効にします。このオプションを指定すると、コンパイラは現在のソース・ファイル内で定義されている関数への呼び出しについて関数のインライン展開を実行します。 |
オフ |
-ip_no_inlining |
-ip によって有効にされた全体または部分的なインライン展開を無効にします。このオプションを使用するには、-ip または -ipo を指定する必要があります。 |
オフ |
-ip_no_pinlining |
部分的なインライン展開を無効にします。このオプションを使用するには、-ip または -ipo を指定する必要があります。 |
オフ |
-IPF_fltacc |
浮動小数点の精度に影響を与える最適化を無効にします。デフォルト設定では、コンパイラは浮動小数点の精度を低下する最適化を適用する場合があります。-IPF_fltacc または -mp を使用して浮動小数点の精度を高める場合、いくつかの最適化を無効にしなければなりません。 |
オフ |
-IPF_flt_eval_ |
プログラムで宣言された変数型によって指定された精度で、浮動小数点式の演算子に関する表現を評価するようにコンパイラに指示します。デフォルトでは、中間浮動小数点式は高い精度で保たれます。 |
オフ |
-IPF_fma |
浮動小数点乗算と加算/減算の組み合わせを有効にします。また、浮動小数点積和/積差演算を 1 つの演算命令で行うことを有効にします。コンパイラは可能な限り、これらの演算を縮約します。しかし、-mp が指定されると、これらの縮約は無効になります。 |
オフ |
-IPF_fp_relaxed (*新規) |
divide や sqrt のような数学関数について、より高速で少し精度が低いコード・シーケンスを使用します。厳密な IEEE* 精度と比較した場合、このオプションを使用すると、関数で実行される浮動小数点計算の精度が少し低くなります (通常は、最下位の桁に制限されます)。 |
オフ |
-IPF_fp_speculation |
次のいずれかのモード (mode) で、浮動小数点演算のスペキュレーションを設定します。 |
-IPF_fp_ |
-ipo[n] |
(ファイル間の) マルチファイル IPO を有効にします。このオプションを指定すると、コンパイラは別々のファイル内で定義されている関数への呼び出しについて関数のインライン展開を実行します。 n はコンパイラが作成するオブジェクト・ファイルの数を指定するオプションの整数です。0 以上のすべての整数が有効です。 n が 0 の場合、コンパイラはオブジェクト・ファイルの推定サイズに基づいて 1 つ以上のオブジェクト・ファイルを作成するかどうかを決定します。小さなアプリケーションでは 1 つのオブジェクト・ファイルを、大きなアプリケーションでは 2 つ以上のオブジェクト・ファイルを生成します。 n が 1 以上の場合、コンパイラは n 個のオブジェクト・ファイルを生成します。ただし、n がソース・ファイルの数 (m) よりも大きな場合、コンパイラは m 個のオブジェクト・ファイルしか生成しません。 n を指定しない場合、デフォルトは 1 です。 |
オフ |
-ipo_c |
後のリンク段階で使用できるマルチファイル・オブジェクト・ファイル (ipo_out.o) を生成します。 |
オフ |
-ipo_obj |
実際のオブジェクト・ファイルを生成します。このオプションを使用するには、-ipo を指定する必要があります。 |
オフ (-ipo_obj-) |
-ipo_S |
後のリンク段階で使用できるマルチファイル・アセンブリ・ファイル (ipo_out.s) を生成します。 |
オフ |
-ipo_separate (*新規) |
ソース・ファイルごとに 1 つのオブジェクト・ファイルを生成するようにコンパイラに指示します。このオプションは、-ipon オプションよりも優先されます。 |
オフ |
-ivdep_parallel |
IVDEP ディレクティブの後のループにループ・キャリー・メモリ依存がないことをコンパイラに通知します。 |
オフ |
-Kpic |
これは古いオプションです。-KPIC として指定することもできます。このオプションの代わりに -fpic を使用してください。 |
オフ |
-Ldir |
標準ディレクトリを検索する前に、dir 内のライブラリを検索するようにリンカに指示します。 |
オフ |
-lowercase |
識別子内の大文字・小文字の違いを無視し、外部名を小文字に変換するようにコンパイラに指示します (-names lowercase オプションと同じです)。 |
オン |
-logo |
コンパイラのバージョン情報を表示します。 |
オフ (-nologo) |
-mixed_str_len_arg |
文字引数の隠された文字長を、引数リストの対応する文字引数の直後に配置するようにコンパイラに指示します。デフォルトでは、隠された文字長は、引数リストの終わりにシーケンシャル順で配置されます。 |
オフ |
-module dir |
モジュール・ファイル (ファイル拡張子は .mod) を作成したときに、格納したり、(USE 文で) 検索したりするディレクトリ (dir) を指定します。 |
オフ |
-mp |
浮動小数点の精度を維持します (一部の最適化を無効にする必要があります)。精度は宣言された水準が保たれます。また、浮動小数点演算の処理は、ANSI* および IEEE 標準にほぼ準拠する結果となります。 このオプションは、ほとんどのプログラムのパフォーマンスに不利に働きます。目的のアプリケーションにこのオプションが必要かどうかよくわからない場合は、このオプションを指定した場合と指定しない場合で実際にプログラムをコンパイルし、実行して、パフォーマンスと精度に対する効果を評価してみてください。 |
オフ |
-mp1 |
浮動小数点の精度を向上します。このオプションは、-mp よりも禁止される最適化処理が少なく、パフォーマンスに与える影響も小さくなります。 |
オフ |
-names keyword |
ソースコード識別子と外部名をどのように解釈するかを指定します。 |
-names lowercase |
-nbs |
バックスラッシュ文字をエスケープ文字ではなく、通常の文字として処理するようにコンパイラに指示します (-assume nobscc オプションと同じです)。 |
オン |
-no_cpprt |
C++ ランタイム・ライブラリをリンクしないようにします。 |
オフ |
-noalign |
データ項目のアライメントを抑止します。-align none を指定した場合と同じです。 |
オフ (-align) |
-noaltparam |
パラメータ定数宣言の代替形式を識別しないように指定します。 |
オフ (-altparam) |
-nobss_init |
明示的にゼロに初期化される変数を DATA セクションに配置します。デフォルトでは、明示的にゼロに初期化される変数は BSS セクションに配置されます。 |
オフ |
-nodefaultlibs |
リンク時に標準ライブラリを使用しないようにします。 |
オフ |
-nodefine |
すべてのプリプロセッサ定義を -fpp のみに適用し、インテル Fortran の条件付きコンパイル・ディレクティブに適用しないように指定します。 |
オフ |
-nodps |
パラメータ定数宣言 (括弧なし) の代替形式を識別しないように指定します (-noaltparam オプションと同じです)。 |
オフ (-dps) |
-nofor_main |
メイン・プログラムが Fortran で記述されていない場合に指定し、for_main.o をアプリケーションにリンクしないようにコンパイラに指示します。 |
オフ (-for_main) |
-noinclude |
INCLUDE 文で指定されたファイルを /usr/include で検索しないようにします。このオプションは -Idir オプションと一緒に指定できます。このオプションは、cpp(1) 動作に影響を与えません。また、Fortran 95 および Fortran 90 の USE 文とも関係ありません。 |
オフ |
-nolib_inline |
組込み関数のインライン展開を無効にします。 |
オフ |
-nostartfiles |
リンク時に標準起動ファイルを使用しないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-nostdinc |
インクルード・ファイルの検索パスから標準ディレクトリを除外します (-X オプションと同じです)。 |
オフ |
-nostdlib |
リンク時に標準ライブラリおよび標準起動ファイルを使用しないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-nus |
ユーザ定義の外部名に下線文字を追加しないようにコンパイラに指示します。 |
オン |
-oname |
出力ファイルの名前 (name) を次のように指定します。 |
オフ |
-O0 |
-On で指定した最適化を無効にします。IA-32 システムおよびインテル EM64T システムでは、このオプションを指定すると -fp オプションが設定されます。 |
オフ |
-O1 |
IA-32 システムおよびインテル EM64T システムでは、速度の最適化を有効にします。組込み関数の認識と -fp オプションを無効にします。このオプションは、-O2 オプションと同じです。 Itanium ベース・システムでは、サーバ・アプリケーションの最適化を有効にします (フラット・プロファイルの直列型コードおよび分岐型コード)。速度の最適化を有効にし、コードサイズも抑えるようにします。例えば、このオプションを使用すると、ソフトウェアのパイプライン化とループのアンロールが無効になります。 |
オフ |
-O2 または -O |
デフォルトの最適化オプションです。ただし、-g が指定されている場合、-O0 がデフォルトになります。 IA-32 システムおよびインテル EM64T システムでは、このオプションは -O1 オプションと同じです。 Itanium ベース・システムでは、-O2 オプションはグローバル・コード・スケジューリング、ソフトウェアのパイプライン化、プレディケーション、およびスペキュレーションを含む速度の最適化を有効にします。 これらのシステム上では、組込み関数のインライン展開が有効になります。また、パフォーマンスの向上のために次の機能も有効にします: 定数伝播、コピー伝播、不要コードの排除、グローバル・レジスタ割り当て、グローバル命令スケジューリング、スペキュレーション・コントロール、ループのアンロール、コード選択の最適化、部分冗長の排除、ストレングス・レダクション/誘導変数の簡略化、変数名の変更、例外処理の最適化、末端再帰、ピープホールの最適化、構造体代入の低下および最適化、不要ストアの排除の各機能が使用されます。 |
オン |
-O3 |
-O2 の最適化に加えて、プリフェッチ、スカラ置換、およびループ変換などのより強力な最適化を有効にします。最大実行速度に最適化を行いますが、ループ変換およびメモリアクセス変換が行われない限り、パフォーマンスが向上しない場合があります。 IA-32 システムおよびインテル EM64T システムで -O3 オプションを -ax および -x オプションと組み合わせて使用すると、-O2 よりも詳細にデータの依存性を分析します。そのため、コンパイル時間が長くなる場合があります。 Itanium ベース・システムでは、-O3 オプションは技術計算を行うアプリケーション (ループを多用するコード) の最適化、つまりループとデータ・プリフェッチの最適化を有効にします。 |
オフ |
-onetrip |
DO ループの反復を少なくとも 1 回実行します (-1 オプションと同じです)。このオプションは、-f66 と同じ効果があります。 |
オフ |
-openmp |
パラレライザが OpenMP* ディレクティブに基づいてマルチスレッド・コードを生成できるようにします。このコードは、単一プロセッサ・システムとマルチプロセッサ・システムの両方で並列実行が可能です。 |
オフ |
-openmp_profile (*新規) |
OpenMP アプリケーションの解析を有効にします。 |
オフ |
-openmp_ |
OpenMP パラレライザの診断メッセージのレベルを制御します。n は、0、1、または 2 のいずれかです。 |
-openmp |
-openmp_stubs |
シーケンシャル・コードを生成するようにコンパイラに指示します。OpenMP ディレクティブは無視され、スタブ OpenMP ライブラリがリンクされます。 |
オフ |
-opt_report |
最適化レポートを生成して stderr に送るようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-opt_report_file |
最適化レポートを生成して名前を file にするようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-opt_report_help |
レポートの作成に利用可能な最適化機構の論理名をリストします (-opt_report_phase 用)。 |
オフ |
-opt_report_level |
最適化レポートの詳細レベルを指定します。 |
-opt_report_ |
-opt_report |
レポートを生成する最適化フェーズを指定します。コンパイラは phase で指定した最適化機構のレポートを生成します。複数の最適化機構のレポートを作成するために同じコマンドライン上に複数回、オプションを使用できます。現在、次の最適化機構レポートがサポートされています。 ipo − プロシージャ間の最適化機構 上記の最適化機構の論理名の 1 つが phase で指定されると、その最適化機構からのすべてのレポートが作成されます。 |
オフ |
-opt_report_routine |
指定した substring を含むルーチンのレポートを作成します。substring が指定されていない場合、すべてのルーチンからのレポートが作成されます。 |
オフ |
-p |
gprof(1) を使用して、関数のプロファイリングができるようにコンパイルとリンクを行います。-pg または -qp を指定した場合と同じです。 |
オフ |
-P |
出力をファイルに送るように Fortran プリプロセッサに指示します (-preprocess_only および -F オプションと同じです)。このオプションを使用するには、-fpp も指定する必要があります。 |
オフ |
-pad |
変数と配列のメモリ・レイアウトの変更を有効にします。 |
オフ (-nopad) |
-pad_source |
ステートメント・フィールドの幅より短い固定形式のソース・レコードに対して、スペースをステートメント・フィールドの終わりに追加するように指定します。このオプションは、複数のソース・レコードにわたって続く文字リテラルと Hollerith リテラルの解釈に影響を与えます。 |
オフ (-no |
-par_report[n] |
OpenMP パラレライザの診断メッセージのレベルを制御します。n は、0、1、2、または 3 のいずれかです。 0 - 診断情報を表示しません。 |
-par_report1 |
-par_thresholdn |
並列でのループの実行が効果的である可能性に基づいてループの自動並列化のしきい値を設定します。このオプションは、コンパイル時に計算量が確定できないループに使用します。しきい値は、通常、ループ反復回数がコンパイル時に不明なときに関係します。 |
-par_threshold100 |
-parallel |
並列で安全に実行できるループのマルチスレッド・コードを生成するように自動パラレライザに指示します。このオプションを使用するには、-O2 または -O3 も指定する必要があります。 |
オフ |
-pcn |
浮動小数点の仮数部の精度を制御できるようにします。浮動小数点アルゴリズムの中には、浮動小数点値の仮数部または小数部の精度に影響を受けやすいものがあります。例えば、除算や平方根の計算のように反復処理が多いものは、-pcn を使用して精度を下げると計算が速くなる場合があります。 32 - 仮数部を 24 ビットに丸めます |
-pc64 |
-pg |
gprof(1) を使用して、関数のプロファイリングができるようにコンパイルとリンクを行います。これは -p または -qp を指定するのと同じです。 |
オフ |
-prec_div |
浮動小数点除算の精度を上げます。速度に多少影響します。-xK や -xW などを指定して最適化する場合、コンパイラは浮動小数点の除算を分母の逆数による乗算に変更します。例えば、A/B を A * (1/B) として計算して計算速度を上げます。ただし、B が 2126 より大きい場合は 1/B の値が 0 になります。 1/B の値を維持しなければならない場合は、-prec_div を使用して、浮動小数点の除算を乗算に変換する最適化処理を禁止してください。-prec_div を指定すると、精度は上がりますが、若干パフォーマンスが落ちます。 |
オフ |
-prefetch- |
プリフェッチ挿入による最適化を有効にします。このオプションを使用するには、-O3 も指定する必要があります。 |
オフ (-prefetch) |
-preprocess_only |
出力をファイルに送るように Fortran プリプロセッサに指示します (-F および -P オプションと同じです)。このオプションを使用するには、-fpp も指定する必要があります。 |
オフ |
-prof_dirdir |
出力ファイル (*.dyn および *.dpi) のプロファイリングに使用するディレクトリ (dir) を指定します。 |
オフ |
-prof_filefile |
プロファイリング・サマリ・ファイルのファイル名 (file) を指定します。 |
オフ |
-prof_format_32 |
32 ビット・カウンタ付きのプロファイル・データを生成します。また、以前のバージョンのコンパイラとの互換性を維持します。デフォルトでは、64 ビット・カウンタ付きのプロファイル・データを生成して、多くのイベントを処理します。 |
オフ |
-prof_gen |
プロファイリング用にプログラムをインストルメントします。 |
オフ |
-prof_use |
最適化中にプロファイリング情報が使用できるようにします。 |
オフ |
-Qinstalldir |
コンパイラのインストール先のルート・ディレクトリとして dir を設定します。 |
オフ |
-Qlocation,str,dir |
str で指定したツールの場所として dir を設定します。 |
オフ |
-Qoption,str,opts |
str で指定したツールにオプション (opts) を渡します。ツールには fpp、f、c、link、asm (IA-32 システム)、ias (Itanium ベース・システム) を指定できます。 |
オフ |
-qp |
gprof(1) を使用して、関数のプロファイリングができるようにコンパイルとリンクを行います。-p または -pg を指定した場合と同じです。 |
オフ |
-r8 |
REAL 型の宣言、定数、関数、および組込み関数を DOUBLE PRECISION REAL*8 として定義し、COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数を DOUBLE COMPLEX (COMPLEX*16) として定義します。このオプションは、-real_size 64 または -autodouble を指定するのと同じです。 |
オフ |
-r16 |
REAL 型および DOUBLE PRECISION 型の宣言、定数、関数、および組込み関数を REAL*16 として定義し、COMPLEX 型および DOUBLE COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数を COMPLEX*32 として定義します。このオプションは、-real_size 128 を指定するのと同じです。 |
オフ |
-rcd |
浮動小数点から整数への変換を高速にします。 |
オフ |
-real_size size |
REAL および COMPLEX 型の宣言、定数、関数、および組込み関数のサイズを定義します。size は、32、64、または 128 のいずれかです。 |
-real_size 32 |
-recursive |
再帰的な実行が行われる可能性を念頭に置いて、すべてのルーチンをコンパイルするように指定します。このオプションは -auto オプションを設定します。 |
オフ |
-reentrancy keyword |
マルチスレッド・アプリケーションをサポートする再入力可能コードを生成するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-S |
アセンブリ (.s) ファイルへのコンパイルのみ行い、リンクを行わないようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-safe_cray_ptr |
CRAY* ポインタが他の変数とエイリアスしないように指定します。 |
オフ |
-save |
AUTOMATIC として宣言されていない変数を静的メモリに格納します (-noauto または -noautomatic と同じです)。 |
オフ |
-scalar_rep |
ループ変換中に実行されるスカラ置換を有効にします。このオプションを使用するには、-O3 も指定する必要があります。 |
オフ |
-shared |
実行ファイルの代わりに、動的共有オブジェクト (DSO) をビルドするようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-shared-libcxa |
インテルの libcxa C++ ライブラリを動的にリンクし、-static を使用している場合にデフォルト動作を上書きします。 |
オン |
-sox[-] |
コンパイラ・オプションとバージョンを実行ファイルに保存するようにコンパイラに指示します。 |
オフ (-sox-) |
-stand [keyword] |
非標準の言語要素を発見したときにメッセージを発行するようにコンパイラに指示します。keyword: f90, f95, none |
オフ (-stand |
-static |
共有ライブラリとリンクしないようにします。ライブラリをすべて静的にリンクします。 |
オフ |
-static-libcxa |
インテルの libcxa C++ ライブラリを静的にリンクします。 |
オフ |
-std90 |
Fortran 90 に準拠していない言語要素を発見したときにメッセージを発行するようにコンパイラに指示します (-stand f90 オプションと同じです)。 |
オフ |
-std95 または -std |
Fortran 95 に準拠していない言語要素を発見したときにメッセージを発行するようにコンパイラに指示します (-stand f95 オプションと同じです)。このオプションは、-warn stderrors を指定した場合に設定されます。 |
オフ |
-syntax_only |
ソース・ファイルの正しい構文のみをチェックするように指定します (-syntax および -y オプションと同じです)。コードおよびオブジェクト・ファイルは生成されません。また、最適化機構によって行われたエラー・チェックは無視します。このオプションを使用すると、迅速にソース・ファイルの構文チェックを行うことができます。 |
オフ (-no |
-T file |
指定した file からリンク・コマンドを読むようにリンカに指示します。 |
オフ |
-tcheck (*新規) |
マルチスレッド・アプリケーションの解析を有効にします。 |
オフ |
-Tffile |
file を Fortran ソース・ファイルとしてコンパイルするように指示します。非標準のサフィックスを含むファイルがある場合、このオプションは役立ちます。 |
オフ |
-threads |
マルチスレッド・ライブラリをリンクするように指定します。このオプションは -reentrancy オプションを設定します。 |
オフ (-nothreads) |
-tpp{1|2} |
-tpp1 - インテル Itanium プロセッサ向けに最適化します。 |
-tpp2 |
-tpp{5|6|7} |
-tpp5 - インテル Pentium プロセッサ向けに最適化します。 インテル EM64T システムでは、-tpp7 オプションのみ利用できます。 |
-tpp7 |
-traceback |
ランタイム時に重大なエラーが発生したとき、ソース・ファイルのトレースバック情報を表示できるように、オブジェクト・ファイル内に補足情報を生成するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-tune keyword |
コンパイラが命令を生成するアーキテクチャのバージョンを決定します。keyword: |
-tune pn4 |
-u |
変数のデフォルト型を未定義 (IMPLICIT NONE) に設定します。これは -implicitnone オプションを指定するのと同じです。 |
オン |
-Uname |
事前定義済みマクロ name を削除します。 |
オフ |
-unroll[n] |
ループのアンロール回数の上限を設定します。 |
-unroll |
-uppercase |
識別子内の大文字・小文字の違いを無視し、外部名を大文字に変換するようにコンパイラに指示します (-names uppercase オプションと同じです)。 |
オフ |
-us |
ユーザ定義の外部名に下線文字を追加するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-use_asm |
アセンブラからオブジェクト・ファイルを生成するようにコンパイラに指示します。 |
オフ |
-V |
コンパイラのバージョン情報を表示します。 |
オフ |
-v |
ツール・コマンドを表示し、実行するようにドライバに指示します。 |
オフ |
-vec_report[n] |
ベクトライザの診断情報の量を指定します。n は 1、2、3、4、または 5 のいずれかです。 |
-vec_report1 |
-vms |
ランタイム・システムで、OpenVMS* Alpha システムおよび VAX* システム (VAX FORTRAN*) 上の HP* Fortran のような動作を行います。 |
オフ |
-w |
すべての警告メッセージを無効にします (-nowarn および -warn nogeneral オプションと同じです)。 |
オフ |
-Wn |
警告メッセージの表示を無効 (n =0) または有効 (n =1) にします。 |
-W1 |
-w90 または |
Fortran 95 で推奨されない、または使用されていない Fortran 機能に関する警告メッセージを抑止します。 |
オフ |
-warn keyword |
コンパイラによって発行される警告メッセージのレベルを指定します。 |
オフ |
-what |
Fortran コマンドとコンパイラのバージョン文字列を表示します。 |
オフ |
-Wl o1 [, o2,...] |
リンカに -o1、-o2、その他のオプションを渡します。 |
オフ |
-Wp o1 [, o2,...] |
プリプロセッサに -o1、-o2、その他のオプションを渡します。 |
オフ |
-X |
インクルード・ファイルの検索パスから標準ディレクトリを除外します (-nostdinc オプションと同じです)。 |
オフ |
-x{K|W|N|B|P} |
プログラムを実行するプロセッサ専用の最適化されたコードを生成します。プロセッサの種類は以下の値のいずれか 1 つで示されます。 K - インテル Pentium III および互換性のあるインテル・プロセッサ。 W - インテル Pentium 4 プロセッサおよび互換性のあるインテル・プロセッサ。 N - インテル Pentium 4 プロセッサおよび互換性のあるインテル・プロセッサ。 B - インテル Pentium M プロセッサおよび互換性のあるインテル・プロセッサ。 P - ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (SSE3) をサポートするインテル Pentium 4 プロセッサ。 -xN、-xB、または -xP オプションを使用してメイン・プログラムをコンパイルすると、プログラムは互換性のないプロセッサを検出して、実行時に致命的なエラーのメッセージを出力します。 インテル EM64T システムでは、-xP および -xW オプションのみ利用できます。 詳細は、ユーザーズ・ガイドまたは ifort の man ページを参照してください。 |
オフ |
-Xlinker value |
リンカに直接値 (value) を渡します。 |
オフ |
-y |
ソース・ファイルの正しい構文のみをチェックするように指定します (-syntax_only および -syntax オプションと同じです)。 |
オフ |
-zero |
INTEGER、REAL、COMPLEX、または LOGICAL 組込み型のローカル・スカラ変数で、保存はされているがまだ初期化されていない変数を、すべてゼロに初期化します。 |
オフ (-zero-) |
-Zp[n] |
レコードのフィールドおよび派生型のコンポーネントを、指定された境界またはそれらが自然にアライメントされる境界のうち、サイズがより小さくなる境界でアライメントします (-align recnbyte オプションと同じです)。 |
-Zp16 |