ユーザのプログラムは、OPEN 文のACTION (またはREADONLY) 指示子によって指定された値に従って、レコードの読み取り、書き込み、または読み取りと書き込みの両方を行うために、ファイルを開きます。これにより、そのプログラム自体が指定されたタイプのステートメントを実行することがチェックされます。
パフォーマンス上の理由により、レコードロックおよび共有ファイルのチェックは、インテル® Fortran ではサポートされていません。ファイルを開いている時には、次の場合であってもアクセスは常に認可されます。
OPEN 文に SHARED 指示子が指定された
他のプロセスがすでにそのファイルを開いている
レコードの書き込み (またはレコードの読み取りと書き込み) のためにファイルを開くと、別のプロセスが同時にそのファイルを開いて、レコードに書き込んでいることがわかる場合があります。この場合、各プロセス間でアクセス時間を調整して、同じレコード位置で WRITE 文と REWRITE 文が同時に発生する可能性に対処する必要があります。