Windows* 版インテル(R) Visual Fortran コンパイラ 8.1
リリースノート

インテル(R) IA-32 および Itanium(R) プロセッサ用

目次

概要
変更点
動作環境
インストール
既知の制限事項
テクニカル・サポート
ドキュメント
追加情報
著作権と商標について

概要

Windows* 版インテル(R) Visual Fortran コンパイラは、すべてのインテル IA-32 プロセッサおよびインテル(R) Itanium(R) プロセッサに対応し、これらのプロセッサ上できわめて高速に動作するソフトウェアを生成します。インテル(R) コンパイラは、インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサと Pentium M プロセッサのストリーミング SIMD 拡張命令 2 (SSE2)、ハイパー・スレッディング (HT) テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサのストリーミング SIMD 拡張命令 3 (SSE3)、インテル Itanium 2 プロセッサのソフトウェアのパイプライン化など数々の最適化機能に対応しているほか、 プロシージャ間の最適化 (IPO) やプロファイルに基づく最適化 (PGO) によってアプリケーションのパフォーマンスを大きく向上させます。また、OpenMP* に対応し、自動並列化機能も備えるなど、マルチスレッド・コードの開発もサポートしています。

この製品には、Windows 版インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1、インテル(R) デバッガ 8.1、インテル(R) Array Visualizer 3.1、Microsoft* Visual C++* .NET 2002/2003 開発環境への統合、Information Reporter、およびコード・カバレッジ・ツールとテスト・プライオリタイゼーション・ ツールが含まれています。

Windows 版インテル Visual Fortran コンパイラには、3 つのコンパイラがあります。1 つ目のコンパイラは、IA-32 システムで動作し、IA-32 システムで動作するアプリケーションを生成します。2 つ目のコンパイラは、IA-32 システムで動作し、Itanium ベース・アプリケーションを生成します。3 つ目のコンパイラは、Itanium ベース・システムで動作し、Itanium ベース・アプリケーションを生成します。

インテル・デバッガは、IA-32 システムと Itanium ベース・システムの両方で動作し、コマンドライン・インターフェイスを使用して、各プラットフォームでアプリケーションのネイティブなデバッグを行います。

互換性

.mod ファイルを生成するバージョンを含む、以前のバージョンのコンパイラでコンパイルされたすべての Fortran ソースを再コンパイルする必要があります。サードパーティのライブラリや .mod ファイルを使用している場合、互換性のあるバージョンをライブラリ・ベンダから入手してください。サードパーティのライブラリの更新で問題が発生した場合は、インテル(R) プレミア・サポートまでお知らせください。Compaq* Visual Fortran (CVF) を使用していた場合、デフォルト・プロシージャの呼び出しおよび命名規則が CVF とは異なる点に注意してください。他のバージョンの Fortran コンパイラとの互換性に関しては、インテル・プレミア・サポート、または http://developer.intel.com/jp/developer/software/products/index.htm の説明を参照してください。

製品の内容

この製品には次のコンポーネントが含まれています。

テクニカル・サポートを受けたり、製品の更新モジュールを入手するには、製品を登録する必要があります。

バージョン 8.1 における変更点

バージョン 8.1 は、インテル Visual Fortran のマイナー・アップデートです。このリリースの主目的は、コンパイラの安定性とランタイム・パフォーマンスの向上です。

新しい定義済みプリプロセッサ・シンボル

次の新しい定義済みプリプロセッサ・シンボルが利用可能になりました。

/Qzero の実装

/Qzero オプションが実装されました。このオプションを指定すると、プログラムが実行された際に、コンパイラはローカル (COMMON 以外)、スタティック (割り当て可能または自動でない)、スカラ (配列または派生型でない) 変数の値をゼロに初期化します。これは、変数が DADA ステートメント中で命名され、初期値がゼロの場合と同じです。

/fast の意味の変更

バージョン 8.1 では、/fast を指定すると、オプション /O3 /Qipo /QxP が指定されます。

複数のオブジェクトを作成する新しい /QipoN オプション

以前のバージョンでは、/Qipo を指定してマルチファイル IPO 実行すると、リンカへの入力として 1 つのオブジェクト・ファイルのみが生成されていました。これは、バージョン 8.1 でもデフォルトの動作です。バージョン 8.1 で新しくなったのは、リンカへの入力用に複数のオブジェクト・ファイルをコンパイラが作成できるようになった点です。この機能により、大規模なアプリケーションではリンク時間が短くなることがあります。生成されるオブジェクト・ファイルの最大数を指定するには、/QipoN オプション (N は作成されるオブジェクト・ファイルの最大数) を使用します。例えば、/Qipo4 は最大 4 つのオブジェクト・ファイルを指定します。コンパイラは、アプリケーションのサイズに応じて、最大数以下のファイルを作成します。/Qipo0 が指定されると、コンパイラは、アプリケーションの合計サイズに基づいて、オブジェクト・ファイルの適切な数を選択します。

名前を指定されていない重複 BLOCK DATA サブプログラムの禁止

コンパイル中に 2 つ以上の名前を指定されていない BLOCK DATA サブプログラムがあると、Fortran 標準に従って、エラーになります。

OpenMP スケジューリング制御用の KMP_SCHEDULE 環境変数

新しい環境変数 KMP_SCHEDULE は、OpenMP でチャンクサイズを指定することなく静的にスケジュールされる並列ループの負荷のバランス調整に使用することができます。デフォルト値は KMP_SCHEDULE="static,greedy" です。反復結果 (#iterations/#threads) は切り上げられてほとんどのスレッドに割り当てられますが、最後のスレッドに割り当てられる反復回数は少なくなります。これは、以前のコンパイラの動作に相当します。別の値 KMP_SCHEDULE="static,balanced" を使用すると、反復結果は切り捨てられてほとんどのスレッドに割り当てられ、いくつかのスレッドに割り当てられる反復回数は他のスレッドよりも 1 回多くなります。スレッドに割り当てられる最大の反復回数は同じですが、各スレッドの反復回数が平均化することで、パフォーマンスの向上につながることがあります。

例えば、4 つのスレッドで反復回数が 9 回のループを実行すると、次のようになります。

KMP_SCHEDULE

反復回数

 

スレッド 0

スレッド 1

スレッド 2

スレッド 3

"static,greedy"

3

3

3

0

"static,balanced"

3

2

2

2

その他の新しいオプション

これらのオプションの情報は、『コンパイラ・オプション・クイック・リファレンス・ガイド』の「新規オプション」を参照してください。

バージョン 8.0 における変更点

インテル Visual Fortran コンパイラ 8.0 は、インテル Fortran と Compaq* Visual Fortran の最高のテクノロジを組み合わせた新世代のインテル Fortran コンパイラです。Fortran 言語機能を提供し、Fortran 特有の最適化を行う、コンパイラの "フロントエンド" には、Compaq Visual Fortran のテクノロジが採用されています。Fortran ランタイム・ライブラリ (I/O および数値演算以外の組込み関数) も、Compaq Visual Fortran のテクノロジが採用されています。コンパイラの "バックエンド" には、インテル・プロセッサ上で最高のパフォーマンスを実現するべく、インテルの最新のハイパフォーマンスなコード生成と最適化テクノロジが採用されています。

インテル Pentium 4 プロセッサ (SSE3 命令セット対応) 向けの最適化のサポート

新しいインテル Pentium 4 プロセッサは、複素数データ型、浮動小数点から整数への変換、および水平加算を含むベクトル化ループのパフォーマンスを向上させる新しいストリーミング SIMD 拡張 3 (SSE3) 命令セットをサポートしています。

Windows 版インテル Visual Fortran コンパイラ 8.0 では、SSE3 をサポートするインテル・プロセッサ用の最適化機能が追加されました。この機能を使用するには、/QxP または /QaxP オプションを指定します。詳細は、『インテル(R) Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド』の「最適化」のセクションを参照してください。

IA-32 プロセッサ用の新しい最適化オプション

このリリースでは、2 つの新しいコード生成オプションが追加されました。/QxB および /QaxB は、インテル Pentium M プロセッサで最高のパフォーマンスを引き出すコードを生成するようにコンパイラに指示します。新しい /QxN および /QaxN オプションは、すべてのインテル Pentium 4 プロセッサ向けに最適化します。Pentium 4 プロセッサで最高のパフォーマンスを引き出すため、新しい /QxN および /QaxN オプションを使用することを推奨します。Pentium M プロセッサの場合は、/QxB または /QaxB オプションを使用してください。詳細は、『インテル(R) Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド』の「最適化」のセクションを参照してください。

サポートされなくなった最適化オプション

最適化オプション /Q[a]xi (Pentium Pro および Pentium II 用に最適化) および /Q[a]xM (MMX(R) 命令セット用に最適化) は、最新のインテル Fortran コンパイラではサポートされていません。これらのオプションがコンパイラのコマンドラインで指定されると、メッセージが表示され、オプションは無視されます。/Q[a]xi または /Q[a]xM オプションを使用している場合、これらのオプションの使用を中止してください。デフォルトで生成される汎用コードは、Pentium プロセッサ上でも新しい IA-32 プロセッサ上でも動作します。

/Q[a]xW (Pentium 4 用の低い最適化レベル) は、将来のバージョンで削除される予定です。インテル Pentium 4 プロセッサ用のコードを生成する場合は、/Q[a]xW のかわりに /Q[a]xN オプションを使用してください。

詳細は、『インテル(R) Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド』の「最適化」のセクションを参照してください。

動作の変更

次のセクションでは、ソースコードやビルド方法の変更が必要となる、8.0 以前のバージョンからの動作の変更について説明します。

インテル Fortran 7.1 から追加された機能

Compaq Visual Fortran 6.6 から追加された機能

インテル・コンパイラのコード・カバレッジ・ツール

インテル・コンパイラのコード・カバレッジ・ツールは、インテル・コンパイラのプロファイルに基づく最適化テクノロジを利用して、開発者に特定のワークロードにおけるアプリケーション・コードのカバレッジの全体像を呈示します。ツールはアプリケーションのコード・カバレッジを把握するために、コンパイラにより生成された静的プロファイル情報と、ユーザのインストルメント済みバイナリをワークロードで実行した結果、生成される動的プロファイル情報を組み合わせます。カバレッジ・ツールは、この情報とアプリケーションのソースを併用して、コード・カバレッジが色付きの注釈で強調表示された HTML ページを作成します。また、アプリケーションのファイルと関数を並べ替えて、カバレッジの低いモジュールと関数を簡単に識別できるフレームを作成します。コード・カバレッジは、任意のブラウザを使用して表示できます。

インテル・コンパイラのコード・カバレッジ・ツールをさまざまな方法で活用して、開発効率を改善し、問題を減少し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。ツールをテストスペースのアプリケーション・プロファイルに適用すると、カバレッジ情報に基づいてテストの全体の質を測定することができます。同様に、パフォーマンス・ワークロードのプロファイルに適用すると、コード・カバレッジ情報により実行されたワークロードが、アプリケーションの重要なコードをどの程度カバーするかを把握できます。インテル・コンパイラが提供するプロファイルに基づく最適化の利点を享受するには、パフォーマンス・クリティカルなモジュールの高いカバレッジが必要です。また、このツールは、アプリケーションの各基本ブロックの動的実行カウントを表示して、カバレッジとパフォーマンス・チューニングの両方に有用な情報を示すオプションを提供します。カバレッジ・ツールは、アプリケーションの 2 つの異なる実行におけるプロファイルを比較できます。この機能は、アプリケーションがカスタマなどによってテストスペース外で実行される場合、アプリケーションのテストでカバーされないアプリケーションのコードの部分を検索するのに使用することができます。

インテル・コンパイラのコード・カバレッジ・ツールは、Windows/Linux 上の IA-32 プロセッサ・ファミリおよび Itanium プロセッサ・ファミリでサポートされます。また、C、C++、および Fortran をシームレスにサポートします。

インテル・コンパイラのテスト・プライオリタイゼーション・ツール

テスト・プライオリタイゼーション・ツールは、インテル・コンパイラのプロファイルに基づく最適化テクノロジを利用して、以前のアプリケーションの実行プロファイルを基に、アプリケーションのテストの選択と重要度付けを行います。ユーザは、このツールを使用して、アプリケーションのコードのサブセットに対してより適切なテストを選択し、重要度付けを行うことができます。アプリケーションの特定のモジュールが変更されると、テスト・プライオリタイゼーション・ツールはそのセットの変更によって最も影響を受けるテストを示唆します。また、以前に実行されたアプリケーションのプロファイル・データを分析して、アプリケーションのコンポーネントとテストの依存性を確認し、この情報を基にテストのプロセスをガイドします。このツールは、アプリケーションのコード・カバレッジを基に、効率的なテスト階層を作成するのに使用できます。例えば、テストの全体をカバーするアプリケーション・テストの最小サブセットを定義します。また、テストのターンアラウンド時間を大幅に短縮します。長い時間を費やして多くの失敗を見つける代わりに、ユーザは、セットの変更によって問題が発生する少数のテストをすばやく見つけられます。このツールはまた、テストがボトルネックとなる大規模なアプリケーションのテストと開発に要する時間を大幅に短縮するのに役立ちます。アプリケーションの任意のサブセットで全体をカバーするために必要なテストの数を最小限にし、 さらに、テストの実行時間が決まっている場合は、特定のレベルのコード・カバレッジを最小限の時間で達成するテストを選択して重要度付けを行うことができます。

インテル・コンパイラのテスト・プライオリタイゼーション・ツールは、Windows/Linux 上の IA-32 プロセッサ・ファミリおよび Itanium プロセッサ・ファミリでサポートされます。また、C、C++、および Fortran をシームレスにサポートします。

詳細に関しては、次のリンクを参照してください: http://www.intel.com/software/products/compilers/techtopics/pgt.htm (英語)

インテル・デバッガ

Linux 版インテル Fortran コンパイラ 7.0 で追加されたインテル・デバッガ (idb) が Windows でも利用可能になりました。インテル・デバッガは、Itanium プロセッサを搭載しているシステムを含む、Windows 環境用の完全なシンボリック・コマンドライン・デバッガです。次の特徴があります。

デバッガは、C、C++ および Fortran で記述されたプログラムのデバッグをサポートしています。デバッガは、ソース・プログラミング言語の構文を使用して式を評価します。

インテル・デバッガには、グラフィカル・ユーザ・インターフェイスも搭載されています (IA-32 システムのみ)。インテル・デバッガの使用方法、既知の問題と制限に関する情報は、インテル・デバッガのリリースノートおよびマニュアルを参照してください。

インテル Array Visualizer

インテル Array Visualizer は、Windows 版インテル Fortran コンパイラ 7.0 で最初に採用されました。Array Visualizer は、データを 2D または 3D プロットとしてインタラクティブに視覚化することができます。Array Visualizer を使用して、次のことを行うことができます。

インテル Array Visualizer の使用方法、既知の問題と制限に関する情報は、インテル Array Visualizer のリリースノート (製品のインストール後に参照できます) およびインテル Array Visualizer オンライン・ヘルプを参照してください。

プロシージャ間の最適化 (IPO) におけるバージョン番号付きの中間ファイル (.il)

IPO で生成された各 .il ファイルには、バージョン番号が割り当てられます。コンパイラは、同じバージョンの .il ファイルのみを処理します。バージョン番号はビルド処理の一部として、自動的に生成され、更新されます。

動作環境

IA-32 アプリケーション開発に必要な最小ハードウェア構成

IA-32 システム上で Itanium ベース・アプリケーションを開発するのに必要な最小ハードウェア構成

Itanium ベース・システム上で Itanium ベース・アプリケーションを開発するのに必要な最小ハードウェア構成

IA-32 アプリケーションを開発するのに必要なソフトウェア環境

Itanium ベース・アプリケーションを開発するのに必要なソフトウェア環境

注:
一部の製品ドキュメントをご覧いただくには、Adobe* Acrobat Reader* バージョン 4.0 以降が必要です。

アプリケーションで使用している機械語命令が特定のオペレーティング・システムやプロセッサでサポートされているかどうかはアプリケーション開発者の自己責任で確認してください。例えば、ストリーミング SIMD 拡張命令を使用したプログラムを実行するには、Windows NT 4.0 (SP6 以上)、Windows 2000、Windows XP または Windows Server 2003 のいずれかとインテル Pentium III プロセッサ以降の組み合わせが必要です。インテル Pentium 4 プロセッサのストリーミング SIMD 拡張命令 2 およびストリーミング SIMD 拡張命令 3 を使用する際も、上記のオペレーティング・システムが必要となります。

インストール

インストールの前に

インテル Visual Fortran コンパイラをインストールするには、Administrators グループに所属しているアカウントを使用する必要があります。しかし、少なくとも "Users" または "Debugger Users" グループに所属していれば、Visual C++ .NET IDE またはコマンドラインからインテル Visual Fortran コンパイラを使用することができます。

注: インテル Visual Fortran コンパイラのデフォルトのインストール・ディレクトリは、C:\Program Files\Intel\Fortran\ です。バージョン 8.1 はバージョン 8.0 を置換して 8.0 と同じディレクトリ名を使用するため、スクリプトやショートカットを変更する必要はありません。

IA-32 コンパイラを使用して Itanium ベース・アプリケーションを生成する場合、コンパイラをインストールする前に IA-32 開発システムに Microsoft Platform SDK をインストールする必要があります。

Itanium ベース・コンパイラを使用して Itanium ベース・アプリケーションを生成する場合、コンパイラをインストールする前に Itanium ベース・システムに Microsoft Platform SDK をインストールする必要があります。

注: インテル Fortran コンパイラ 7.x を Microsoft Visual C++.NET と統合してインストールしている場合、インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 をインストールする前にインテル Fortran 7.x と Visual C++.NET との統合を削除する必要があります。次の操作を行います。

  1. Windows コントロール・パネルから、[アプリケーションの追加と削除] (Windows XP の場合は [プログラムの追加と削除]) を選択します。
  2. [Intel Fortran Compiler 7.x] を選択して、[変更] ボタンをクリックします。InstallShield* ウィザードが表示されたら、[次へ] をクリックします。
  3. [変更] を選択して、[次へ] をクリックします。
  4. 必要に応じて "+" 記号をクリックして、"Intel(R) Fortran Compiler for 32-bit applications" および "Microsoft Visual Studio Integration" 以下のエントリを表示します。
  5. 赤の "X" を選択して、"For Microsoft Visual C++.NET 2002" および "For Microsoft Visual C++.NET 2003" のエントリを "This feature will not be installed" に変更します。システムにインストールされている Microsoft Visual C++.NET のエディションに対応するエントリのみが表示されます。[次へ] をクリックします。
  6. [次へ]、[インストール] をクリックして、[完了] をクリックします。

注: インテル Fortran コンパイラ 7.x からインテル Array Visualizer コンポーネントをインストールした場合、インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 をインストールする前にこれらのコンポーネントをアンインストールする必要があります。

推奨するインストールの順序は次のとおりです:

  1. Microsoft Visual C++ .NET 2002 または 2003 (スタンダード版以上) をインストールします。

  2. Microsoft Platform SDK (Itanium ベース・アプリケーションの開発時のみ) をインストールします。

  3. インテル Fortran コンパイラ 7.x の VC++ .NET 2002 または 2003 との統合を削除します (インストールされている場合)。

  4. インテル Visual Fortran コンパイラ 8.0 または 8.1 の以前のバージョンをアンインストールします。アンインストール方法については、「コンパイラのアンインストール」セクションを参照してください。

  5. インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 のインストール

インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 は、インテル Fortran コンパイラ 6.0.1 および 7.1 がインストールされているシステムにインストールすることができます。インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 は、インテル Visual Fortran コンパイラ 8.0 を置換します。

インストール

  1. ライセンスのインストール
    インテル Visual Fortran コンパイラは、Macrovision 社の FLEXlm* 電子ライセンス・テクノロジを使用しています。ライセンスの管理は透過的に行われます。インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 のインストール・プログラムは、製品コンポーネントをインストールする前に有効なライセンスをチェックします。また、プログラムのコンパイル時とビルド時にもライセンス・ファイルのチェックを行います。

    インテル・ソフトウェア用の FLEXlm ライセンス・デーモンは、フローティング・ライセンスおよびノードロック・ライセンスで使用され、多くの一般的なプラットフォームで利用できます。ライセンス・デーモンは、ローカル・ネットワーク上のアクセス可能な任意のサポートされているプラットフォーム上にインストールされます。コンパイラ CD には、ほとんどのプラットフォーム用のライセンス・デーモンが含まれています。CD をお持ちでない場合、または別のプラットフォーム用のライセンス・デーモンが必要な場合は、インテル・プレミア・サポート (英語) の [Downloards] セクションからライセンス・デーモンをダウンロードしてください。

    注: サポート・サービスの有効期間内であれば、Windows 版インテル Fortran コンパイラの既存のライセンスをバージョン 8.1 でもそのまま使用できます。

    インストール前に、以下の手順に従ってライセンス・ファイルをセットアップしてください。

    サポート・サービス・ライセンスの詳細は、http://www.intel.com/software/products/compilers/flin/pricelist.htm (英語) を参照してください。

  2. インテル Visual Fortran コンパイラのインストール
    パッケージのダウンロードが完了したら、ダウンロードした実行ファイル (例えば、w_fc_p[c]_8.1.xxx.exe) を実行するだけです。

インテル Array Visualizer のインストールに関する注意

インテル Array Visualizer は、IA-32 Windows* システムでインテル Visual Fortran と別々にインストールされなくなりました。インテル Visual Fortran のインストール時に [Typical] インストールを選択すると、インテル Array Visualizer を含む、すべてのコンポーネントがインストールされます。[Custom] インストールを選択してインテル Array Visualizer をインストールしないようにすることもできますが、デバッガから配列データを表示する機能は利用できなくなります (『インテル(R) Visual Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド Vol I』の「デバッグ」セクションを参照してください)。

インテル・デバッガのインストールに関する注意

インテル Visual Fortran とインテル C++ コンパイラの両方をインストールした場合、インテル・デバッガが 2 つインストールされます。デバッガのバージョンに関係なく、最後にインストールされたバージョンがデフォルトで使用されます。

インストール時のライセンス・チェック

インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 のインストール・プログラムは、製品コンポーネントをインストールする前に有効なライセンスをチェックします。まず最初に、INTEL_LICENSE_FILE 環境変数で指定されているフォルダで有効なライセンスを検索します。有効なライセンスが見つからない場合、前のステップで作成した有効なライセンス・ファイルの情報を入力するようにダイアログ・ボックスが表示されます。

ライセンスのチェックが終わったら、セットアップ・プログラムの指示に従ってインストールを完了させます。

コンパイラの実行に関して問題が発生した場合は、有効なライセンス・ファイル (*.lic) がライセンス・ディレクトリに含まれていることを確認してください。有効なライセンスがあるのに問題が解決しない場合は、プレミア・サポートまでご連絡ください。詳細は、「テクニカル・サポート」を参照してください。

インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 のライセンスは、以前のバージョンのインテル・コンパイラのライセンスがインストールされている場合でもインストールすることができます。インテルでは、現在、FCompW という名前でライセンスを発行しています。コンパイラは FCompW と以前の FComp という名前も受け付けますが、コンパイラがライセンスを取得できない場合、エラー・メッセージでは FCompW と表示されます。

コンパイラのアンインストール

Windows 版インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 を完全にアンインストールするには、[コントロール パネル] から [アプリケーションの追加と削除] (Windows XP の場合は [プログラムの追加と削除]) を選択して、次のプログラムをアンインストールする必要があります。

注: インテル Visual Fortran コンパイラをアンインストールしても、対応するライセンス・ファイルは削除されません。

インテル Visual Fortran コンパイラを使用するための環境の設定

インテル Visual Fortran コンパイラは、コマンドラインから、または Microsoft Visual C++ .NET 2002/2003 IDE から使用することができます。

インテル Visual Fortran コンパイラをコマンド・ウィンドウから使用する最も簡単な方法は、[スタート] > [プログラム] > [Intel(R) Software Development Tools] > [Intel(R) Fortran Compiler 8.0] > [Build Environment for Fortran IA-32 applications] を選択してコマンド・ウィンドウを開く方法です。環境が自動的に設定されます。または、<インストール・ディレクトリ>\Compiler80\ia32\bin\ifortvars.bat を実行して標準のコマンド・ウィンドウを開くことができます。インテル Fortran コンパイラを使用するための環境も正しく設定されます。同じコマンド・ウィンドウからインテル C++ コンパイラを使用する必要がある場合は、<インストール・ディレクトリ>\Compiler80\ia32\bin\iclvars.bat を実行します。注: リンカが正しい Fortran ランタイム・ライブラリを取得するように、ifortvars.bat は iclvars.bat の後に実行してください。

コンパイラの実行に関して問題が発生した場合は、有効なライセンス・ファイル (*.lic) がライセンス・ディレクトリに含まれていることを確認してください。有効なライセンスがあるのに問題が解決しない場合は、プレミア・サポートまでご連絡ください。詳細は、「テクニカル・サポート」を参照してください。インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 のライセンスは、以前のバージョンのインテル・コンパイラのライセンスがインストールされている場合でもインストールすることができます。

既知の制限事項

インストールに関する制限

  1. インテル Fortran コンパイラ 7.x を VC++ .NET と統合してインストールしている場合、インテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 をインストールする前にインテル Fortran 7.x と VC++ .NET との統合を削除する必要があります。[アプリケーションの追加と削除] (Windows XP の場合は [プログラムの追加と削除]) で [Intel(R) Fortran Compiler 7.1] を選択して [変更と削除] ボタンを使用します。Visual Studio との統合を解除して、変更処理を完了します。

  2. Visual C++.NET をインストールするときにユーザがシステムの環境変数を更新するオプションを選択した場合、インストールしているユーザ名のユーザ変数も更新されます。インテル Visual Fortran は、Microsoft の推奨に従って、システム変数のみを更新しています。このため、インテル Visual Fortran をインストールしたユーザが環境変数のショートカットを使用しないで (または ifortvas.bat を起動しないで)、コマンド・プロンプトから Fortran アプリケーションをビルドすると、デフォルト・ライブラリ、インクルード・ファイル、およびモジュールは見つかりません。この問題を解決するには、ユーザ環境変数 INCLUDE および LIB を削除してください。この問題は、IDE からビルドする場合には発生しません。

Visual C++ .NET との統合に関する制限

  1. デフォルトの CVF 呼び出し規則を使用する CVF V6 プロジェクトを変換すると、変換後のプロジェクトの呼び出し規則は CVF に設定されます。言語の混在したアプリケーションを開発していなければ、この設定はデフォルトに戻すことができます。

  2. [Fortran AppWizard] ダイアログに [Help] ボタンはまだ実装されていません。

  3. [Fortran AppWizard] ダイアログに "Application will use ActiveX controls" オプションはまだ実装されていません。

削除された機能

Compaq* Visual Fortran 6.6 の次の機能はインテル Visual Fortran 8.1 では利用できません:
  1. 数値演算ライブラリ組込み関数でエラーをトラップするためにライブラリ・ルーチンで使用される、ユーザルーチン MATHERRQQ のサポート

  2. ランタイム時の整数オーバーフローをトラップする /check:overflow オプション

  3. 0.0 のべき乗時にエラーを知らせる /check:power オプション

  4. ソース・リスト・ファイルを提供する /list オプション

  5. Fortran COM Server プロジェクト・テンプレート

  6. Fortran COM Server Wizard

  7. 既存のプロジェクトから新規プロジェクトにコンパイラ・オプションのセットを適用する機能 (Save Fortran Environment)

  8. アプリケーションを簡単に配布できる VFRUN 自己インストール実行ファイル

  9. インテル Visual Fortran サンプルはまだ含まれていません。

  10. Source Browser クロス・リファレンス・ツール

インテル Fortran コンパイラ 7.1 の次の機能はインテル Visual Fortran 8.1 では利用できません:
  1. ランタイムの正確さをチェックする /CA、/CS、/CU および /CV オプション (配列と文字列境界を確認する /CB は利用可能です)。

  2. コンパイル時の配列境界警告を有効にする /WB オプション (オプションを指定することはできますが無視されます)。

!DEC$ ATTRIBUTES ALIGNALLOCATABLE/POINTER 変数でサポートされない

!DEC$ ATTRIBUTES ALIGN ディレクティブは、現在、ALLOCATABLE または POINTER 属性の変数では無視されます。

IMSL* と Itanium クロス・コンパイラ

IMSL* ライブラリ (プロフェッショナル・エディションに同梱) は、IA-32 システム上で動作する、Itanium ベース・アプリケーション用のインテル Fortran コンパイラ (クロス・コンパイラ) には対応していません。IMSL は、Itanium ベース・システム用ネイティブ・コンパイラに対応しています。

Itanium ベース・システムにおけるインテル・デバッガの使用

このバージョンでは、Itanium ベース・システム用インテル・デバッガにはグラフィカル・ユーザ・インターフェイス (GUI) は含まれていません。将来のバージョンでは GUI を提供する予定です。

自動 CPU ディスパッチ (/Qax*) 使用時のデバッグ情報の制限

/Qax{W|N|B|P} を使用してコンパイルを行うと、各関数について IA-32 ジェネリック・コードと CPU 特有のコードの 2 種類のコードが生成されます。各関数のシンボルは自動 CPU ディスパッチ・ルーチンを参照して、ランタイムに実行するコード・セクションを決定します。これらの関数にデバッガのブレークポイントが名前でセットされると、ディスパッチ・ルーチンでアプリケーションが停止します。その結果、デバッグ時に予測できない動作が発生します。この問題は、インテル・デバッガおよびインテル・コンパイラの将来のバージョンで修正される予定です。

/Oy オプションを使用してビルドされた IA-32 プログラムをデバッグまたはトレースバック表示できない

/Oy を使用してコンパイルを行うと、IA-32 EBP レジスタはフレーム・ポインタではなく汎用レジスタとして使用されます。デバッガおよびトレースバック・ハンドラは、この方法でコンパイルされた関数への呼び出しを含むスタックから適切にスタックを戻すことができません。

DLL の不一致

次の状況でインテル Visual Fortran で作成したアプリケーションを実行すると、"entry point not found in LIBMMD.DLL" エラー (DLL 名が LIBMMDD.DLL の場合もあります) が発生します:

このエラーは、インテル Fortran コンパイラ 7.0/7.1 で提供されている数値演算ライブラリ DLL とインテル Visual Fortran コンパイラ 8.1 で提供されている数値演算ライブラリ DLL が一致していないために発生します。インストールの順序によって、DLL を検索するパスが他のバージョンの DLL を使用するように設定されてしまうことが原因です。

この問題を解決するには、エラー・メッセージで表示された DLL を適切なバージョンの BIN フォルダ (Program Files\Intel\Compiler70\bin または Program Files\Intel\Fortran\Compiler80\bin のいずれか) から実行している EXE と同じフォルダにコピーしてください。この問題は、将来のバージョンで解決される予定です。

スタック使用量の増加

インテル Fortran コンパイラ 8.x で生成されたコードは、以前のバージョンよりも多くのスタック空間を使用します。実行ファイルがリンクされた場合、スタックの予約割り付け量を増やす必要があります。コマンドラインから、/link /stack:n を使用します。ここで、n はスタックのサイズ (バイト単位)。デフォルトは 1MB (1048576 バイト) です。IDE を使用している場合は、プロジェクトのプロパティから、[Linker] > [System] > [Stack Reserve Size] を選択して設定できます。

複数のオブジェクト・ファイル IPO に関連する問題

次の問題は、将来のバージョンで解決される予定です。

/Qipo1 を指定しても複数のオブジェクト・ファイルが生成される

/QipoN を指定して生成されるオブジェクト・ファイルの数を明示的に指定しても、分割に関するコンパイラのヒューリスティックはオンのままで、オブジェクト・ファイルが大きくなると、2 つのオブジェクト・ファイルに分割されます。

このため、現時点では、/Qipo1 を使用してオブジェクト・ファイルの数が 1 になるように明示的に指定しても、ファイルの分割を防ぐことはできません。

/Qqipo_separatexilink および xild で認識されない

/Qqipo_separate オプションは xilink で認識されません。これは、このオプションを使用した IPO コンパイルが失敗するためです。

/Qipo オプションで指定した .obj および .asm ファイルの明示的な名前が無視される

/Qipo_c または /Qipo_S (.obj または .asm ファイルの名前を明示的に指定する) オプションを使用してファイル名を明示的に指定した場合、コンパイラは複数のオブジェクトを生成するときにこれらの指定を無視します。

/Qipo_S で生成された asm ファイルが複数オブジェクト IPO でアセンブルできない

アセンブラは、呼び出されているルーチンが定義されていないと解釈します。

その他の情報

各ツールの最新バージョンにおける既知の制限事項および注意事項については、以下のリンク先を参照してください。

テクニカル・サポート

インテルでは、お客様からのフィードバックを非常に重視しております。本製品で提供されるツールについてのテクニカル・サポートおよび FAQ や製品のアップデート情報を含むテクニカル情報を受けるには、https://premier.intel.com (英語) でインテル・プレミア・サポート・アカウントに登録してください。http://support.intel.com/support/performancetools/support.htm (英語) で [Registration Center] をクリックして登録します。

インテル Visual Fortran コンパイラのユーザ・フォーラム、FAQ、ヒント、およびその他のサポート情報は、http://support.intel.com/support/performancetools/fortran/windows/ (英語) を参照してください。サポート情報全般については、http://www.intel.com/software/products/support/ (英語) を参照してください。

問題の送信方法

問題を送信する手順は次のとおりです。

  1. https://premier.intel.com/ (英語) にアクセスします。
  2. ログイン名とパスワードを入力します。どちらも大文字と小文字が区別されます。
  3. [Submit] ボタンをクリックします。
  4. 「Confidentiality Statement (機密保護について)」を読み、[I Accept] ボタンを押します。
  5. [Product] ドロップダウン・リストの隣の [Go] ボタンをクリックします。
  6. 左側のナビゲーション・バーの [Submit Issue] リンクをクリックします。
  7. [Product Type] ドロップダウン・リストから [Development Environment (tools,SDV,EAP)] を選択します。
  8. ソフトウェアまたはライセンスに関する問題の場合は、[Product Name] ドロップダウン・リストから [Intel(R) Fortran Compiler for Windows*] を選択します。
  9. 質問を入力します。ウィンドウの残りのフィールドも記入して、問題箇所の送信を完了します。

問題の報告および製品に関するご意見を送信される際のガイドライン

  1. 問題、その他ご意見を入力してください。
    問題の報告の場合は、その問題を再現できるように、できるだけ具体的に説明してください。コンパイラの問題報告の場合は、できるだけコンパイラ・オプションと簡単なテストコードを追加してください。
  2. システム構成情報を入力します。
    [スタート] > [プログラム] > [Intel(R) Software Development Tools] > [Intel(R) Fortran Compiler 8.0] > [Intel(R) information reporter] を選択して Information Reporter ツールを実行し、出力を切り取ってレポートに貼り付けます。この出力には、コンパイラのバージョンと環境に関する情報が含まれています。"Package ID" をプレミア・サポートの適切なフィールドにコピーします。また、問題の解決に役立つと思われる事項はすべてお伝えください。
    ifort を使用してパッケージ ID を取得することもできます。次のように、コマンド・ウィンドウからコンパイラ (ifort) を実行します:
    (注: 正しいパッケージ ID を表示するために、コマンドはコンパイラがインストールされているドライブから起動してください)
        >> ifort     
    出力された [Package ID] (例:.w_fc_p[c]_8.1.xxx) をプレミア・サポートの適切なフィールドにコピーします。また、問題の解決に役立つと思われる事項はすべてお伝えください。
  3. コンパイラをインストールできない場合、またはパッケージ ID を取得できない場合は、ダウンロードしたファイル名をパッケージ ID として入力してください。

解決済みの問題

コンパイラの最新バージョンで修正された問題点については、インテル・プレミア・サポート (https://premier.intel.com)(英語) からダウンロードできる <パッケージ ID>_README (例: w_fc_p[c]_8.1.xxx_README) を参照してください。

ドキュメント

インテル・コンパイラのドキュメントおよび HTML ベースの関連ドキュメントは、ナビゲーション、インデックス検索、およびハイパーテキスト機能を備えており、ご使用の Web ブラウザでご覧になれます。

各ドキュメントに簡単にアクセスできるように、ドキュメント・インデックスが提供されています。ドキュメント・インデックスは、インテル Visual Fortran コンパイラのプログラム・フォルダ、<インストール先ディレクトリ>\Compiler80\docs\fcompindex.htm から利用できます。インタラクティブ形式 (HTML ベース) のトレーニング用チュートリアル、『Enhancing Performance with Intel(R) Compilers』(英語) もドキュメント・インデックスのリンクからアクセスできます。『Intel(R) Debugger Manual』(英語) は、インテル・デバッガのプログラム・フォルダにあります。

注:

ドキュメント・インデックス・ファイル (fcompindex.htm) でリンク先が正しく表示されない場合、次の Web ページにアクセスして、使用しているオペレーティング・システム用の修正ファイルをダウンロードして適用してください:

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;811630

windows.showhelp 属性を使用して HTML ヘルプ・ファイルを開く際の問題についての詳細は、http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;822989 を参照してください。

『インテル(R) Visual Fortran コンパイラ・ユーザーズ・ガイド』は、次のように複数のドキュメントで構成されています。

『インテル(R) Visual Fortran オンライン・ヘルプ』は、次のドキュメントで構成されています。

以下のドキュメントは、Adobe Acrobat* 形式 (PDF ファイル) で提供されています:

『Enhancing Performance with Intel Compilers』は、IA-32 および Itanium ベース・システムにおけるアプリケーションの最適化に役立つコンパイラ・オプションと Itanium アセンブラについて説明するインタラクティブな HTML 形式のチュートリアルです。このチュートリアルを表示するには、[スタート] > [プログラム] > [Intel(R) Software Development Tools] > [Intel(R) Fortran Compiler 8.0] > [Compiler Performance Tutorial] を選択します。Itanium アセンブラについて説明するドキュメントも提供されます。

追加情報

関連製品とサービス

インテル・ソフトウェア開発製品の詳しい情報については、http://www.intel.co.jp/jp/developer/software/products/ を参照してください。

関連製品の一部を次にリストします。

著作権と商標について

本資料に掲載されている製品のうち、外国為替および外国為替管理法に定める戦略物資等または役務に該当するものについては、輸出または再輸出する場合、同法に基づく日本政府の輸出許可が必要です。また、米国産品である当社製品は日本からの輸出または 再輸出に際し、原則として米国政府の事前許可が必要です。

【資料内容に関する注意事項】

本ドキュメントの内容を予告なしに変更することがあります。

インテルでは、この資料に掲載された内容について、市販製品に使用した場合の保証あるいは特別な目的に合うことの保証等は、いかなる場合についてもいたしかねます。また、このドキュメント内の誤りについても責任を負いかねる場合があります。

インテルでは、インテル製品の内部回路以外の使用にて責任を負いません。また、外部回路の特許についても関知いたしません。

本書の情報はインテル製品を使用できるようにする目的でのみ記載されています。

インテルは、製品について「取引条件」で提示されている場合を除き、インテル製品の販売や使用に関して、いかなる特許または著作権の侵害をも含み、あらゆる責任を負わないものとします。

本書に含まれている内容は、出荷時の内容を正確に著すよう記述されていますが、製品の不具合の発見とその改良に伴い、製品および本書の内容は予告なく変更される場合があります。現在報告されているソフトウェアの不具合につきましては、お問い合わせください。

いかなる形および方法によっても、インテルの文書による許可なく、この資料の一部またはすべてを複写することは禁じられています。

著作権法で許可されている場合を除き、文書による事前の許可なく、複製、改変、または翻訳することを禁じます。無断転載を禁じます。

版権制限:米国政府による使用、複製、または開示は、DFARS 252-227-7013 の条項「Rights in Technical Data and Computer Software」の副項 (c)(I)(ii) に規定されている制限を受けます。

非 DOD U.S. Government Departments and Agencies の権利は、FAR 52.227-19(c0(1,2) に規定されています。

Intel、インテル、Itanium、MMX、Pentium、および VTune は、アメリカ合衆国およびその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標または登録商標です。

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