ここでは、インテル® コンパイラから生成したコードをモニタするオプションについて説明します。
構造体および共用体のアライメント境界を指定する方法は 2 つあります:
どちらでも構造体タグのアライメント境界を変更できます。
-ftz オプションは、アプリケーションが漸次アンダーフロー・モードの場合に、デノーマル結果をゼロにフラッシュします。このオプションは、デノーマル値がアプリケーション動作に影響を与えない場合に使用します。-ftz オプションでデノーマル値をゼロにフラッシュすると、アプリケーションのパーフォーマンスが向上する可能性があります。-ftz オプションのデフォルト状態はオフです。デフォルトでは、コンパイラは結果を漸次アンダーフローにします。
-ftz オプションは、main() 関数が含まれているソースに対してのみ使用する必要があります。-ftz オプションは、main() で開始されるプロセスで FTZ モードをオンにします。初期スレッドおよびそのプロセスによってその後に作成されるあらゆるスレッドは、FTZモードで動作します。
注
-O3 オプションは -ftz をオンにします。デノーマル結果をゼロにフラッシュしないようにするには、-ftz- を使用してください。
デフォルトでは、明示的にゼロで初期化される変数は BSS セクションに配置されます。しかし、-nobss_init オプションを使用すると、明示的にゼロで初期化される任意の変数を、必要に応じて DATA セクションに配置できます。