事前定義済みマクロ

インテル® C++ コンパイラで使用可能な事前定義マクロを下の表に示します。アーキテクチャの欄には、マクロをサポートするインテル® アーキテクチャが表示されます。

ISO/ANSI 標準で指定される事前定義マクロは表には含まれていません。すべての有効なマクロ定義の一覧を表示するには、-E -dM オプションを使用してください。
例:

prompt>icpc -E -dM prog1.cpp

マクロ名 アーキテクチャ
__DATE__ 現在の日付 両方
__ECC 1 Itanium® アーキテクチャのみ
__EDG__ 1 両方
__EDG_VERSION__ 302 両方
__ELF__ 1 両方
__extension__ (値なし) 両方
__GNUC__ 3 両方
__gnu_linux__ 1 両方
__GNUC_MINOR__ 2 両方
__GNUC_PATCHLEVEL__ 0 両方
__gnu_linux__ 1 両方
__GXX_ABI_VERSION 102 両方
__HONOR_STD 1 IA-32 のみ
__i386 1 IA-32 のみ
__i386__ 1 IA-32 のみ
i386 1 IA-32 のみ
__ia64 1 Itanium アーキテクチャのみ
__ia64__ 1 Itanium アーキテクチャのみ
ia64 1 Itanium アーキテクチャのみ
__ICC 800 IA-32 のみ
__INTEL_COMPILER 800 両方
_INTEGRAL_MAX_BITS 64 Itanium アーキテクチャのみ
__itanium__ 1 Itanium アーキテクチャのみ
__linux 1 両方
__linux__ 1 両方
linux 1 両方
__LONG_DOUBLE_SIZE__ 80 IA-32 のみ
__LONG_MAX__ 9223372036854775807L Itanium アーキテクチャのみ
__lp64 1 Itanium アーキテクチャのみ
__LP64__ 1 Itanium アーキテクチャのみ
_LP64 1 Itanium アーキテクチャのみ
__NO_INLINE__ 1 両方
__NO_MATH_INLINES 1 両方
__NO_STRING_INLINES 1 両方
__OPTIMIZE__ 1 両方
__PTRDIFF_TYPE__ int
(IA-32)
long

(Itanium アーキテクチャ)
両方
__QMSPP_ 1 IA-32 のみ
__REGISTER_PREFIX__ (値なし) 両方
__SIGNED_CHARS__ 1 両方
__SIZE_TYPE__ unsigned
(IA-32)
unsigned long

(Itanium アーキテクチャ)
両方
__STDC__ 1 両方
__STDC_HOSTED__ 1 両方
__TIME__ 現在の時間 両方
__unix 1 両方
__unix__ 1 両方
unix 1 両方
__USER_LABEL_PREFIX__ (値なし) 両方
__VERSION__   両方
__WCHAR_TYPE__ long int
(IA-32)
int

(Itanium アーキテクチャ)
両方
__WINT_TYPE__ unsigned int 両方

マクロ定義の抑止

指定された name で現在有効になっているマクロ定義を抑止するには、-Uname オプションを使用します。 -U オプションは、#undef プリプロセッサ・ディレクティブと同じ機能を果たします。