コマンド・ラインからインテル® C++ コンパイラを起動するには、次の 2 つの手順が必要です:
コンパイラを実行する前に、環境変数を設定して、各種コンポーネントの場所を指定する必要があります。インテル C++ コンパイラには、環境変数の設定に使用することができるシェル・スクリプトが含まれています。デフォルトでコンパイラをインストールすると、これらのスクリプトは次の場所にあります:
環境スクリプトを実行するには、コマンドラインで次のいずれかを入力してください:
prompt>source /opt/intel_cc_80/bin/iccvars.sh
または
prompt>source /opt/intel_cc_80/bin/iccvars.csh
Linux* を起動したときにスクリプトを自動的に実行する場合は、スタートアップ・ファイルの最後にこのコマンドを追加します。
iccvars.sh 用のサンプル .bash_profile エントリ:
# set environment vars for Intel C++ compiler source /opt/intel_cc_80/bin/iccvars.sh |
icc または icpc のいずれかを使用してコマンドラインからインテル C++ コンパイラを起動することができます。呼び出しはそれぞれ、C++ ランタイム・ライブラリとヘッダファイルを含みます。C++ ランタイム・ライブラリとヘッダファイルが必要ない場合は、-no_cpprt オプションを使用してください。
icc または icpc のいずれかを使用してインテル C++ コンパイラを起動する場合、次のコマンドを使用してください:
prompt>{icc|icpc} [options] file1 [file2 . . .] [linker options]
引数 | 説明 |
---|---|
options | 1 つ以上のコマンドライン・オプションを示します。コンパイラは、ハイフン (-) が先頭にある 1 文字以上の文字をオプションとして認識します。「オプションのクイック・リファレンス・ガイド」を参照してください。 |
file1, file2 . . . | コンパイル・システムによって処理される 1 つ以上のファイルを示します。複数のファイルを指定することもできます。複数のファイルの区切りにはスペースを使用してください。 |
linker options | リンカに渡されるオプションです。 |
例:
prompt>icpc -prec_div -axW my_source1.cpp my_source2.cpp -Bstatic