ループ出口条件

ループ出口条件とは、1 つのループの反復回数を決める条件のことです。for ループの場合は、固定インデックスによって反復回数が決まっています。ループの反復回数は数えられるものでなければなりません。つまり、反復回数を指定するときは次のいずれかを使用しなければなりません。

ループの出口が計算結果によって左右されるようなループは、その反復回数を数えられません。次の例は、可算/不可算ループの構成要素を表しています。

正しい使用方法 (可算ループ)

// Exit condition specified by "N-1b+1"

count=N;

 

...

 

while(count!=1b)

{

   // 1b is not affected within loop

   a[i]=b[i]*x;

   b[i]=[i]+sqrt(d[i]);

   --count;

}

正しい使用方法 (可算ループ)

// Exit condition is "(n-m+2)/2"

i=0;

for(l=m; l<n; l+=2)

{

   a[i]=b[i]*x;

   b[i]=c[i]+sqrt(d[i]);

   ++i;

}

誤った使用方法 (不可算ループ)

i=0;

 

// Iterations dependent on a[i]

while(a[i]>0.0)

{

   a[i]=b[i]*c[i];

   ++i;

}