インテル(R) コンパイラーにおけるベクトル化は、メモリー参照を一義化するコンパイラーの機能に依存します。ある種のオプションを使用すると、コンパイラーによるベクトル化を改善できます。
これらのオプションによって、ベクトル化だけでなく、それ以外の最適化も有効になります。これらのオプションを使用する場合は、次の点に注意してください。
-x または -ax (Linux*)、/Qx または /Qax (Windows*) と -O2 (Linux)、/O2 (Windows) が使用されると、ベクトライザーは有効になります。
-x (Linux) または /Qx (Windows)、-ax (Linux) または /Qax (Windows) と -O1 および -O3 (Linux)、/O1 および /O3 (Windows) が使用される場合も、ベクトライザーは有効になります。
Mac OS* システムでは、-x および -ax オプションで有効な値は P のみです。
ベクトル化で使用されるオプションに関する詳細は、「並列処理の概要」を参照してください。ベクトル化レポートの生成に関する詳細は、「ベクトル化レポート」を参照してください。