mtune

指定された CPU 向けに最適化を実行します。

IDE オプション

なし

アーキテクチャー

IA-32、インテル(R) Itanium(R) アーキテクチャー

構文

Linux* および Mac OS*: -mtune=processor
Windows*:  なし

引数

processor   CPU。IA-32 システム上で設定可能な値は以下のとおりです。
  pentium インテル(R) Pentium(R) プロセッサー向けに最適化します。
  pentiumpro インテル Pentium Pro プロセッサー、インテル Pentium II プロセッサー、およびインテル Pentium III プロセッサー向けに最適化します。
  pentium4 インテル Pentium 4 プロセッサー向けに最適化します。
  pentium-mmx MMX(R) テクノロジー インテル Pentium プロセッサー向けに最適化します。
 

Itanium ベース・システムで設定可能な値は以下のとおりです。

  itanium インテル Itanium プロセッサー向けに最適化します。
  itanium2 インテル Itanium 2 プロセッサー向けに最適化します。
  itanium2-p9000 デュアルコア インテル Itanium 2 プロセッサー 9000 番台のプロセッサー向けに最適化します。このオプションは、生成された命令の順序に影響を与えますが、プログラムがデュアルコア インテル Itanium 2 プロセッサー 9000 番台のプロセッサー固有の組み込み関数を使用 (実行) しない限り、生成された命令はインテル Itanium 2 プロセッサー命令に限定されます。

デフォルト

pentium4 IA-32 システムでは、コンパイラーはインテル Pentium 4 プロセッサー向けに最適化します。
itanium2 Itanium ベース・システムでは、コンパイラーはインテル Itanium 2 プロセッサー向けに最適化します。

説明

このオプションは、指定された CPU 向けに最適化を実行します。

代替オプション

mtune=itanium2-p9000 Linux: mcpu=itanium2-p9000
Mac OS: なし

Windows: G2-p9000