g、Zi、Z7

オブジェクト・ファイルにすべてのデバッグ情報を生成するようにコンパイラーに指示します。

IDE オプション

Windows: [C/C++] > [General (全般)] > [Debug Information Format (デバッグ情報の形式)]

Linux: [General (全般)] > [Include Debug Information (デバッグ情報のインクルード)]

Mac OS: [General (全般)] > [Generate Debug Information (デバッグ情報の生成)]

アーキテクチャー

IA-32、インテル(R) EM64T、インテル(R) Itanium(R) アーキテクチャー

構文

Linux* および Mac OS*: -g
Windows*:  /Zi
/Z7

引数

なし

デフォルト

オフ オブジェクト・ファイルにデバッグ情報を生成しません。

説明

このオプションは、デバッガーで使用するオブジェクト・ファイルにシンボリック・デバッグ情報を生成するようにコンパイラーに指示します。

コンパイラーは、アセンブリー・ファイルへのデバッグ情報の生成はサポートしていません。このオプションを指定すると、生成されるオブジェクト・ファイルにはデバッグ情報が含まれますが、アセンブリー・ファイルには含まれません。

このオプションは、同じコマンドラインで O2 (または別の O オプション) が明示的に指定されていない限り、O2 をオフにして O0 (Linux および Mac OS) または Od (Windows) をデフォルトにします。

インテル EM64T 対応の Linux システム、および Linux と Mac OS の IA-32 システムでは、g オプションまたは O0 オプションを指定すると fp オプションが設定されます。

代替オプション

Linux: なし
Windows: /ZI/debug