ストリーミング SIMD 拡張命令 3 のその他の組み込み関数

次のその他の組み込み関数は、インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサー (ストリーミング SIMD 拡張命令 3 (SSE3) 対応) 用に設計されたものです。

これらの組み込み関数のプロトタイプは、ヘッダーファイル pmmintrin.h 内にあります。

extern void _mm_monitor(void const *p, unsigned extensions, unsigned hints);

MONITOR 命令を生成します。論理アドレスを得るために p を使用してモニター・ハードウェア用のアドレス範囲をセットアップし、レジスター eax でモニター命令に渡します。拡張パラメーターは、ecx で渡されるモニター・ハードウェアへの拡張オプションを含みます。ヒント・パラメーターは、edx で渡されるモニター・ハードウェアへのヒントを含みます。拡張でゼロではない値が指定されると、一般的な保護違反が発生します。

extern void _mm_mwait(unsigned extensions, unsigned hints);

MWAIT 命令を生成します。この命令は、プロセッサーが、実行を停止して、イベントのクラスが発生するまでインプリメンテーション依存の最適化された状態に入ることができるようにするヒントです。将来のプロセッサー設計では、拡張およびヒント・パラメーターはプロセッサーに追加情報を伝えるために使用されます。拡張およびヒントのゼロではない値はすべて予約されています。拡張でゼロではない値が指定されると、一般的な保護違反が発生します。