インテル(R) Itanium(R) プロセッサー向けにアプリケーション・パフォーマンスを最適化します。
Windows: なし
Linux: [Optimization (最適化)] > [Optimize for Intel(R) Processor (インテル(R) プロセッサー用の最適化)]
Mac OS: なし
インテル(R) Itanium(R) アーキテクチャー
Linux*: | -tpp1 -tpp2 |
Mac OS*: | なし |
Windows*: | /G1 /G2 /G2-p9000 |
なし
-tpp2 または /G2 | パフォーマンスはインテル Itanium 2 プロセッサー向けに最適化されます。 |
これらのオプションは、アプリケーションのパフォーマンスを特定のインテル・プロセッサーまたはプロセッサー・ファミリー向けに最適化します。コンパイラーは、Itanium アーキテクチャーの機能を活用するコードを生成します。
オプション | 説明 |
---|---|
tpp1 または G1 | インテル Itanium プロセッサー向けに最適化します。 |
tpp2 または G2 | インテル Itanium 2 プロセッサー向けに最適化します。 |
G2-p9000 | デュアルコア インテル Itanium 2 プロセッサー 9000 番台のプロセッサー向けに最適化します。このオプションは、生成された命令の順序に影響を与えますが、プログラムがデュアルコア インテル Itanium 2 プロセッサー 9000 番台のプロセッサー固有の組み込み関数を使用 (実行) しない限り、生成された命令はインテル Itanium 2 プロセッサー命令に限定されます。 |
これらのオプションは、常に同じアーキテクチャーのインテル・プロセッサーと下位互換のあるコードを生成します。例えば、tpp2 (Linux) または G2 (Windows) オプションを使用して生成されたコードは、Itanium プロセッサーおよび Itanium 2 プロセッサーでも正しく動作します。ただし、tpp1 または G1 オプションを使用して生成されたコードよりも多少遅くなります。
G2-p9000 | Linux: mtune=itanium2-p9000、mcpu=itanium2-p9000
Mac OS: なし Windows: なし |
mtune コンパイラー・オプション
次の例は、デフォルトで、ソースプログラム prog.c から Itanium 2 プロセッサー向けに最適化されたバイナリーを生成します。このバイナリーは Itanium プロセッサー上でも実行できます。コード例のすべての行は同等です。
icc prog.c !command on Linux
icc -tpp2 prog.c !command on Linux
icl prog.c !command on Windows
icl /G2 prog.c !command on Windows
次の例は、Itanium プロセッサー向けに最適化されたバイナリーを生成します。
icc -tpp1 prog.c !command on Linux
icl /G1 prog.c !command on Windows