ストリーミング SIMD 拡張命令 2 の整数ロード演算

次のロード操作組み込み関数とそれに対応する命令は、ストリーミング SIMD 拡張命令 2 (SSE2) をサポートするプロセッサー上で有効です。

次の表の組み込み関数名をクリックすると、その組み込み関数の詳細が表示されます。

各組み込み関数演算の結果はレジスターに配置されます。各レジスターに配置される値については、次の表の関数名の詳細で示します。R、R0、および R1 は、結果が配置されるレジスターを表します。

SSE2 の組み込み関数のプロトタイプは、ヘッダーファイル emmintrin.h 内にあります。

組み込み関数名 操作 命令
mm_load_si128 ロード MOVDQA
_mm_loadu_si128 ロード MOVDQU
_mm_loadl_epi64 下位 64 ビットにロードし、結果の上位 64 ビットを 0 に設定する MOVQ

 

__m128i _mm_load_si128(__m128i const*p)

128 ビット値をロードする。アドレス p は、16 バイトにアライメントが合っていなければなりません。

R
*p

 

__m128i _mm_loadu_si128(__m128i const*p)

128 ビット値をロードする。アドレス p は、16 バイトにアライメントが合っていなくてもかまいません。

R
*p

 

__m128i _mm_loadl_epi64(__m128i const*p)

p で指定された値の下位 64 ビットを結果の下位 64 ビットにロードし、結果の上位 64 ビットは 0 に設定します。

R0 R1
*p[63:0] 0x0