ループの並列化とベクトル化

-parallel-x (Linux*) または /Qparallel/Qx (Windows*) オプションを組み合わせると、同一のコンパイルで、自動ループ並列化と自動ループベクトル化の両方を試みるようにコンパイラーに指示します。

多くの場合、コンパイラーは、並列化には最外ループ、ベクトル化には最内ループを認識します。しかし、有効であると判断された場合、コンパイラーは、同じループに並列化とベクトル化を適用します。

「効率的な自動並列化の使用方法のガイドライン」および「ベクトル化のプログラミングにおける主要ガイドライン」を参照してください。

ループ並列化 (自動または OpenMP* 宣言子のいずれか) の成功は、コンパイラーにレポートされる非ベクトル化ループにおけるメッセージに影響する場合があります。例えば、-vec-report2 (Linux) または /Qvec-report2 (Windows) オプションでは、ループのベクトル化が成功しなかったことが示されます。

「ベクトル化レポート」を参照してください。